オールシーズンタイヤで雪道を走った
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
雪道は走らない、つもりではあったが、東北道郡山付近に用事が発生。高速は冬タイヤ規制もときどきしか、かからないエリアだが、10年の一度の大寒波に遭遇。
予報を見て、布チェーン、スノーブラシ、冬用ウォッシャー液、解氷スプレー、脱出用段ボールなど積み込んで出発。
2
■銘柄:Goodyear Vector 4seasons Hybrid 215/55R18-95H
■結論:雪道はぼちぼち、凍結は慎重に、、、
最新スタッドレスでガンガン走っている人には迷惑かもしれませんが、荷物満載のトラックのように、ゆっくり走れば冬道を走れます。
雪が降らないところに住んでいて、降るけど根雪にはならない程度の地域にたまに行くくらいなら、このタイヤは経済的でいいと思います。
速度記号H(210km/h)は純正夏タイヤと同じなので、Q(160km/h)なスタッドレスと違って、雪のない東北道120km/h区間も安心感あります。
3
■検証:どのくらいグリップするか、ブレーキでABSを動作させて Gを計測してみました
ー凍結路で、0.25G (アスファルトの1/4のグリップ)
ーシャーベットで、0.35G (アスファルトの1/3のグリップ)
4
■凍結路 黒い部分は氷、ややガタガタな、交通量が少ない道。-3℃くらい。
後ろに誰もいないことを確認して、47km/hからフルブレーキ。
ABSを効かせて、おお、止まんねぇ(冷汗)な状況。
5
赤いところが減速G。0.25~0.28くらい。赤の上辺がガタガタなのは氷が少しガタガタだから。
アスファルトでは、約1Gでグリップするので、グリップ力は1/4, 制動距離は4倍。
0.25G 減速は、50km/h から停止まで40mかかってしまうGなので、ゆっくり走るつもりでも、油断するとオーバーします。
通常の何倍か車間距離をとって、ブレーキとカーブが0.2G以下になるような、慎重な先読み運転が必要
赤の横の青は、加速Gですが、トラクションコントロールが効いて0.15Gしか出ていません。FFなので、加速のほうがグリップが悪くなるのでしょう。
6
■シャーベットな積雪 普通の靴では、グズグズの雪でズルズル滑ります。
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-0.35G 出ました。アスファルトの1/3しかグリップしなくて、50km/hから停止するのに30m必要です。が、0.3G使えるなら、穏やかに走れば、まぁまぁ怖くないです。
路面は刻々変わるので、使えるグリップを探りながら走る必要があります。
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■高速道路: 東北道白河付近、ひと山越えれば関東に入る、氷点下の少量積雪塩カルまみれな道。
慎重に走行車線を走るクルマと、追い越し車線を疾走するクルマに分かれるので、走行車線を安定して走るクルマに、距離を空けてついていきつつ、追い越し車線のクルマがスピンしないか見ておけば、特に問題なし。
この一時間後に吹雪通行止めになりました。
MX-30は4WD仕様だと、フロントワイパーヒーター/ヘッドライトウォッシャー/リアフォグランプ、の三点セットが搭載されていますが、雪国ではこれらが欲しくなる。こんなことなら4WDにしておけばよかった、と、この時は思いました。
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