インジェクター交換(Ver.Ⅳ E型)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
燃料系ラストのメンテナンスです。(燃料ポンプ、タンク、フィルター、レギュレータは交換済み)あくまで参考程度で正しいやり方では無いと思いますw
今回使った工具は写真のとおりです。
・8mmソケット(ロング、ショート)
・12mmソケット(ロング、ショート)
・10mmソケット(ロング)
・ラチェットレンチ
・スタッビドライバー(+)
・マイナスドライバー
・エンジンコンディショナー
・シールリムーバー
・作業用ライト
2
まず初めに、燃料系の作業をする時は燃圧を抜かないといけません。今回は燃料ポンプのカプラを外してクランキングをし、エンジンがかからなくなるまでクランキングをします。
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次に、エアクリーナーボックス及びそれに繋がる蛇腹パイプを取り外します。丸のところの留め具、エアフロのカプラを外し、8mmのネジを緩めると外せます。
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次に冷却水のタンクを外したいところですが、冷却水を変える予定がないので、丸の12mmのボルト、ナットを取り外し、ずらして作業する形を作ります。
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ずらせたらこんな感じになると思います。そうしたら、丸のついているブローバイホースを抜いてさらに作業をやりやすくします。そうしたらインジェクターの頭に付いているキャップを取り外します。インジェクター1本につき8mmのボルト2本で止まってます。このインジェクターはサイドフィード方式ですのでキャップを外しても燃料は出てきません。
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取り外したらいよいよインジェクターを取り外していくのですが、ほぼ確定でOリングが固着しているのでマイナスドライバーを駆使して取り外していきます。取り外しにミスりますと、黄色いプラスチック部分が割れます。(1個割ってもうた)
自分流のコツですが、マイナスドライバーを思いっきり突っ込んでOリングごとマイナスドライバーで持ち上げる感覚でやると取りやすいと思います。これをエアクリ側2本やっていきます。
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取り外すときったねーのがこべり付いています。(サビとかカーボンとか色々なものだと思われます。)
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これを荒業ですが、エンジンコンディショナーを吹きかけて削ぎ落としていきます。
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そうするとこんな感じになります。どうせ取り外したのですから、清掃までやってあげましょう。
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次はウォッシャータンク側です。ウォッシャータンクを取り外したいところですがウォッシャーポンプのパッキンが確定で固着して取り外しに困難ですので、ずらすだけにします。ウォッシャータンクは10mmのボルト2本で止まってるだけです。
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そうしたら、ポンプにつながっているホース(緑側だけ)を外します。手でグリグリやって外すと取りやすいです。(工具などで外すと配管が折れる危険性があるので無理な力はかけないこと)
外すとウォッシャー液が漏れます。少しもったいないですが効率重視のため全部抜いていきます。
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こんな感じでOKです。
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続いてウォッシャー側のインジェクターも取り外していくのですが、エアクリ側と同じ要領でやるだけです。
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新旧比較(右が外したやつで左がIRSさんから取り寄せたものです。)
GC8のインジェクターはどうやら3種類くらいあるとの事ですので自分のGC8のVer.を確認して取り寄せましょう。
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取り付けは取り外しの逆手順ですので特筆すべき点はありません。強いていうなれば、Oリングの再使用は厳禁です。ちゃんと全数交換しましょう。交換しないと9割位の確率で漏れます。(経験者は語る)
取り付けが終わったらクランキングをしてエンジンがかかったら、インジェクター付近の漏れがないかを確認して終了です。お疲れ様でした。
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