限定での公開でもいいのか?とも思いましたがあえて。
生業としているメーカーは言うに及ばす、プロを名乗る方々ですら本質を追求することなく単一作業を延々と行っている現状に僻遠しています。
インマニなど吸気系洗浄をいくら行なってもそれは一時的な回復に過ぎません。
どこかのショップがEGRの流入エラーでインマニを外して中身を確認した際に、いわゆる潜望鏡が詰まっているのを確認。
添加剤投与が原因と判断しました。
今から数年前のことです。
これは大きな間違いです。
添加剤はエラーを吐いたトリガーに過ぎません。
ならば新車から添加剤を使い続けたら同様なトラブルが起こるのでしょうか?
堆積しているカーボンや油分が添加剤で溶解し詰まったに過ぎません。
なぜこれがわからないのでしょう?
インマニ洗浄を依頼するユーザー。
そのユーザーとは何も意識しないユーザーと違い、自車を大事にしているユーザーに違いありません。
オイル交換はもちろんメンテを怠らず、インマニ洗浄を知っているからこそショップに依頼したのです。
このユーザーの皆さんが求めているものはなんでしょう?
インマニ洗浄でしょうか?
違います。大きな間違いです。
求めているのは劣化した自車を新車に近い性能まではいかなくとも、快適に調子良く乗り続けたい。
それが一番望んでいることがなぜわからないのでしょう?
根本原因を追求することなく、webですら検索せず、洗浄したユーザーのその後を様子を調べることすらしない。
たった数万キロで同様のトラブルが再発した方がどれだけいるのかすら把握していない。
自分たちの懐が肥えればそれでいいのでしょうか?
日本の端っこに住んでいる55歳の一般人に劣って恥ずかしくないのでしょうか?
能書きは要りません。
本質根本を追求してからモノを言えばいい。
少なくても私はたった1台、3機のDPFで答えを出しました。
口だけメカニックは必要ありません。
まだインマニも吸気ポートもEGRクーラーもインジェクターも汚れたままです。
伸び代はまだまだあります。
そして2度と大幅な劣化を迎えることなく自車は廃車になるまでこのコンディションを維持するでしょう。
予防策も復活策も手中にあるのですから。
Posted at 2025/11/21 19:35:00 | |
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