通算にして3個目のDPF洗浄を従来の方法で洗浄しました。
使用した洗浄剤はKMC500。
規定濃度で10Lに250gmを溶かし、70℃加温循環で12時間環流。
DPF DSD値の変動具合から油分が相当存在するんじゃないかと予想していました。
積み替えた時のDPF外観の様子とその後の再生間距離からおそらく未洗浄DPF。
アッシュ層や硬質カーボン層の厚みがそこそこあるだろうから、油分は分散している可能性が高い。
であればKMC500でもそこそこの洗浄効果はあるんじゃないかと思ってました。
とりあえず作業し終わったばかりですからどの程度回復したのかは明日以降。
そこそこキレイになったのならばそれでヨシ。
最終洗浄は来春行うつもりです。
ここから本題。
オリジナルのDPFは大丸DPFクリーナーでアッシュの排出を確認しています。

使用オイルは新車時からマツダスカイアクティブD 0W-30オンリー。
画像からも相当な量のアッシュが出たことがわかります。
DPF積み替え1回目、つまり2機目のDPFは中古で入手。
相当使い込んでいる印象でしたが、積み替え前に大丸DPFクリーナーとメタルクリーンαで洗浄したため、どのくらい詰まっていたのかは不明。
この時はアッシュの排出は確認できませんでした。
このためDPF洗浄したことのあるDPFの可能性を疑いましたが後にNEWススゴッソにてアッシュ排出を確認できました。

積み替え前のユーザーが使用したオイルは不明。
自車に積み替えてから相当な距離を走っていましたが、その時に使用していたオイルはキューミックユーロマルチC3 5W-30。
大丸DPFクリーナーで排出できずNEWススゴッソで排出されたのですから、少なくてもキューミックオイルのアッシュは大丸DPFクリーナーでは排出できないってことになります。
DPF積み替え2回目、つまり3機目のDPFは現在搭載しているDPF。
再生間距離は220〜150kmほどとバラツキますが、積み替えたばかりで5〜6回ほどしか再生データがありませんからこれは仕方がない。
前回、前々回のこともありアッシュは無視して洗浄したのですが、驚くことにアッシュの排出がありました。
撮影したはずの画像が無いのが悔やまれますが、調味料のほんだしを水に静かに入れたような風情で顆粒状でした。
最初は錆だろうと思ったのですが触ると柔らかく崩れたことからアッシュであることは間違いありませんでした。
アッシュ用の洗浄剤ではないKMC500で全てではないにせよアッシュが排出されたことになります。
「アッシュは水でふやけて比較的簡単に出ます。どうしても出なければアッシュ用の洗浄剤を使えば良い」と2年ほど前に日本油化工業の方との電話での会話を思い出しました。
簡単に出るものにわざわざ専用の洗浄剤を開発するでしょうか?
でも今現在、その日本油化工業からDPFスケール洗浄剤が発売された。
これはなんなのでしょう?
アッシュはつまり。
エンジンオイルの基材なのかはわかりませんが、水で簡単に溶けるものもあればめちゃくちゃ溶けないものもある。
ここ数年でそれに気がついたからではないのか?
洗浄剤を開発する際に使用したサンプルの違いによって洗浄力に差が出るのではないか?
最新に近いNEWススゴッソと数年前からある大丸DPFクリーナーのように。
アッシュ排出はそれほど大変ではないと話した会社からスケール洗浄剤とDPF専用硬質カーボン除去剤が発売されたのはなぜか?
使ったことはないが聞いた話だとモーザン80はめちゃくちゃパーツクリーナーっぽいとのこと、DPF洗浄剤と謳っているが。。。
つまり。
開発サンプルのオイルから生成されたアッシュの違いによって洗浄力に差があるならば、より最新のDPF洗浄剤のほうがアッシュ排出性は良いのかもしれません。
サンプルアッシュがたくさんある中で開発された洗浄剤のほうが良いよね?って感じでしょうか。
おもしろいっスね。
Posted at 2025/10/30 16:56:21 | |
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