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イイね!
2023年02月09日

ディーゼルウエポンでのインジェクター先端部清掃は可能か?

そもそもインマニ内部のカーボン堆積問題などに代表されるカーボンはEGRガス内のPM(カーボン)が原因ですがそのPMはインジェクターで生成されます。
噴射した燃料がキレイに燃えなかったがゆえにカーボンが生成される。
このPMを可能な限り少なくしたなら諸々の問題はおきないのですがそれはちょいと難しい。

冬前にインジェクター先端部の脱着清掃を行なってしまい検証のしようがありませんが、皆さんの記事などでディーゼルウエポンでインジェクター先端部の清掃の可能性はあるのかもしれないと思ってます。
ことの発端はテイクさんのいま何?でミン友さんのKFがインジェクター清掃の警告が出たこと。
KEにはこの機能はないのですが、調べるとDPFの強制燃焼と酷似した動作っぽい。
逆にいうとKEでもDPF強制燃焼を行うとインジェクター先端部の清掃が可能なのか?って気もしますがそこはKFと違うところでもあるよねって言われればそれまで。

テイクさんのKFは通勤距離が短くインジェクター清掃の警告が出てもおかしくないそうですがディーゼルウエポンを使っているせいか1度も出ていないとのこと。
ひょっとしたらインジェクター先端部の洗浄まではいかなくても汚染防止くらいにはなっているのかもしれません。

過去実験でディーゼルウエポンでの燃焼室とシリンダー上部、ピストンリングから上に生成されるカーボンリングをディーゼルウエポンで除去することができました。

これは洗浄前の様子。

これが燃料タンク2回分後。


これが洗浄後。
ディーゼルウエポン1本分、軽油50Lに対して30ml濃度で約4か月後の画像です。
ガチガチに固まったカーボンが見事に消失しています。
撮影の都合上1枚目はカーボンがオイルによってツヤツヤしてますし3枚目はそのオイルをパーツクリーナで洗い流していますから、うっすら堆積したカーボンが流れていますが、シリンダーの地肌が見えるくらいにはキレイになってます。

2枚目の画像から剥離ではなく溶解または燃焼によって除去されていること(2枚目画像でカーボンリングの上端または下端側から斜めにカーボンが除去されている様子から)がうかがえます。
洗浄過程の様子から軽油内のディーゼルウエポンは噴射された燃料中に微細な液体として作用しているのではないかと考えています。
ディーゼルウエポン自体が燃えることはないでしょうし、堆積したカーボンが燃焼熱によって燃えるならリング中央から消失するでしょう。
(リング上端と下端はヘッドやピストンリングによって冷却される)
ポスト燃焼時の噴射によって除去されたとも考えられますが、圧縮が抜け着火できない燃料内ではそもそも液体のまま作用するしかありませんから。

燃焼ガス中のディーゼルウエポンですが、カーボンリングに当たるのはもちろんですが、噴射後の燃焼ガスは高速のためインジェクター先端部にも当たるでしょう。
ただ、インジェクターはコモンレールですから超高圧燃料が噴射される時に気化熱なりでインジェクター先端部が冷却されます。
この冷却がディーゼルウエポンの洗浄性にプラスに働くのかどうかは未知の部分かなぁとも思います。

デポジットクリーナーで噴射口周辺部のカーボンが除去された様子がこの画像からうかがえますが、その周辺部までは洗浄されていない様子。
ディーゼルウエポンはこのインジェクター先端部から一番遠いシリンダーのカーボンを除去できますから、時間はかかろうともインジェクター先端部も少なからずキレイにできるのではないかと考えたのです。
かなり時間がかかりますし、ディーゼルウエポンも2本分は必要かもしれません。
また、デポジットクリーナーとは洗浄作用や部位が異なるので並行使用も必要でしょう。
だが、非分解で洗浄の可能性があること、デポジットクリーナーとディーゼルウエポンの購入価格と使用するための手間を無視するならば有効かもしれません。
効果が出たのを検証できるのが8か月~12か月後になるかもしれませんが、非分解で行えるのならばやってみる価値はありそうです。
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Posted at 2023/02/09 08:52:06

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この記事へのコメント

2023年2月9日 10:10
DPF交換後からは、
ディーゼルウエポン30ml×2回
MOTULディーゼルシステムクリーン 1回
マツダ ディーゼルデポジットクリーナー2本
ディーゼルウエポン30ml 1回です。

MOTULディーゼルシステムクリーンで
GEN先行になったのですが、
ここにきてACC先行に戻りました。

いろいろ入れて剥がれたとかならいいんですけどね。
隊長も、ブトキシは、悪化からの好転と言ってましたし…
コメントへの返答
2023年2月9日 13:46
添加データありがとうございます😊
まさしくこぉさんの記事を見てなんとかならないかと思った次第です。
GENの上がりが早いってことはPMの生成はやっぱり多いってことかもしれない、これだけ噴射学習リセットを繰り返して、最近の再生データが反映していないってことはその原因はインジェクター先端部の汚れまたはインジェクター本体しかないかもと思ったんです。

ブトキシも有効には違いないがこれは隊長レベルじゃないと難しいかと。
ただ、ディーゼルウェポンも同様な働きをするのであれば増えたり減ったりしながら好転していくのかな?とも思ったり。
なんにせよporigrassさんもインジェクターが怪しいのでなにかしらの解決になればいいのですが。。。
2023年2月9日 12:46
先端とは丸いドーム全体の事?
コメントへの返答
2023年2月9日 13:25
おつかれさまです😊
はい、その通りです。
インジェクター先端部の先端の丸いドームの根元の噴射口周りの全てのカーボン。
マツダデポジットクリーナーの添加後の1番右側の画像、噴射口のその周りに残ってるカーボン全部の事です。

吸気ポートにカーボンが堆積していたとしても相当な負荷を掛けないと面積不足にはならないだろうし、マルチサーブを行ったこぉさんはここは綺麗だと見ていい。
DPFは新品。
ならばかぴばらさんとの作業の違いはインジェクター先端部の汚染しかない。
分解清掃なしでここを綺麗にするのはどうすればいいのか考えていました。

ブトキシ添加が最も有効っぽいのですが、私たちレベルには少し使用が難しいのか?と思った時にディーゼルウエポンを使えないかと考えました。
どう思いますか?
2023年2月9日 14:46
こんにちわ(^^)7
新車納車後最初の3か月間はKU-REのインジェクタークリーナー、その後ほぼ、常時ディーゼルウェポンを50Lに対し30ccの規定量を入れているテイクです(^^)/
現在3年と3か月 走行距離72,800kmですが紹介頂いたように過去に1度も「インジェクターのクリーニング中」という表示は出たことがありません。
※毎日に通勤は片道3㎞なので使い方としては非常によろしくない(^^;
ということは、やっぱりディーゼルウェポンの洗浄効果(製品説明には「インジェクターの汚れを強力にクリーンアップ」と明記)によるのかなぁ・・・ とつぶやいた次第です・・・
コメントへの返答
2023年2月9日 16:20
いや確かにその通りです。
クリーンディーゼルとしては過酷な運転ともいえますが警告が出ていないのはディーゼルウェポンの効果かもしれません。

が、そもそもテイクさんの運転技術もPMを発生させない運転であるのも事実。
柔らかいアクセレーションはたとえ寒冷時でもPM不生成には有効ですから。

多分、クレのバイタルクリーンだと思います。
あれはインジェクター内部の高圧燃料内に生成されるゲル状物質の溶解に特化している感じで、噴射後のインジェクター外周部のカーボン除去にはあまり効果は感じません。
入れてすぐになんとなく効果を感じるでしょ?

インジェクター外周部のカーボン除去で燃焼が良くなる場合は、あれ?なんか最近エンジン音が静かだなぁとか、なんかスムーズに回ってる気がするなど遅効性で効果が出ます。
カーボンがそれだけゆっくり消失しないとヤバイから。
剥がれたり強力にカーボンが無くなると弊害として噛み込んだり、燃えたりしてDPFが焼けたりするとダメだからなんです。
2023年2月9日 17:25
連投スミマセン
解説ありがとうございます(^^♪
KU-REの添加剤は前車プラド(1997年式のコモンレールでないヤツ)のが余ってたので使ってたのですw
バイタルクリーナー も使ったことあるけど(ちょっと高いから年1回とか)、普段はもっと安いやつ(2本パックで680円位だった)ディーゼルトリートメントとインジェクタークリーナーをその時の気分で買ってて、買い置きが残ってて・・・www 

ところで1つ質問です。
ディーゼルウェポンが燃えない ということは、噴霧された薬液の極一部は排ガスと一緒に排出されることもあるのでしょうか?(特にポスト噴射時は多い?)
もし薬液が排気バルブを通って燃焼室外に出るとすると、その中の更に一部は→EGRクーラー→EGRバルブ→吸気ポート→吸気バルブ・・・www
って、さすがにこんなところまで回ってこないと思いますが、でも一部はEGRクーラーまで届いて、煤を溶融しないかなぁ・・・
な~んて思ったりして・・・(^_-)-☆
コメントへの返答
2023年2月9日 18:36
全然大丈夫ですよ🙆‍♂️
情報交換がご覧になってる皆さんのヒントやキッカケにもなりますから。

添加剤の時期や使用頻度、承知しました。

ディーゼルウエポンが不燃かどうかは正確には分かりません。が、着火燃焼であるディーゼルエンジンの性格を考えると引火性や助燃性があると相当ヤバイのです。
エンジンを壊すキッカケにもなり得ます。
皆さんが大きく勘違いしている部分があるのですが、ガソリンエンジンと比べてディーゼルエンジンの燃焼速度や燃焼圧力はディーゼルエンジンの方が全然速く大きいのです。
ただそれ故に部品強度が必要で大きく重い部品は圧縮比の関係もあり高回転化が難しく、最高出力が低くなる欠点?があります。
このことから燃料添加剤系でディーゼルエンジン用はほぼ不燃と考えていいと思います。
燃料添加剤は燃焼ガスと共に排気されます。
そしてまさかのEGR→インマニ→吸気ポート→もう一度燃焼もあり→排気→DPFってサイクルもあるんです。
燃料添加剤の噴射量やその性格上排気内の添加剤がススを溶解することは充分考えられますが、その効力がどの程度あるかに関しては全く不明でしょう。
ただ、かぴばらさんのヘソの穴からRMC3Eを吸引させた場合、インマニのカーボン除去はもちろん、回り回ってEGRクーラーを綺麗にする効果は確認できています。
が、この方法はDPFに全てのツケ、溶解したカーボンや油分を全て注ぎ込むことになりますので、DPF洗浄や交換を前提とした用法に限られます。
(スーパーマルチざんぶ!の下準備に使用しますけどw)

びっくりでしょ?w
2023年2月9日 18:08
ガム質の溜る速さからするとマルチサーブ効果は5000キロで終るのでは無いかと思います。

公園でできる範囲としてグロー抜ければ何となく解るかな?

こおさんのは汚れよりインジェクターの摩耗などによる可用劣化範囲を超えているのかなと想像しております。🤔
コメントへの返答
2023年2月9日 18:41
あ、げ!5000kmで終わりますかね。。。
だとするとポート周辺部の堆積カーボンも結構溜まっているのかもしれませんね。

インジェクターの機械的摩耗の線ならば何をやってもムリですが、そのインジェクター単体テストができないならばケミカル洗浄を試してからでも良いのかなって気もします。
卵が先か鶏が先かになっちゃってますが。。。
2023年2月9日 18:22
ここと言うのは吸気ポートですか?
こおさんのは綺麗でした。カムケースが重症なのでクランクも怪しいですが下手にケミカル入れられない感じです。
前オーナーのオイル管理の悪さの付けが回って来てると思います。Decさんも同様で手を入れても良いのかわからないレベルです。
それらを考えるとリング回りの問題や圧縮が落ちている問題が有るかも知れず、インジェクターだけでは無いかと感じております。
コメントへの返答
2023年2月9日 18:53
吸気ポートです。
インマニ内部もそうですが吸気ポート内壁にカーボンが多く溜まると高負荷時の吸気抵抗はもとより偏流での燃焼状態悪化を危惧してました。

こぉさん、Decさんのメカニカル的な劣化具合が深刻な状況。。。承知しました。
それはキツイですね。
燃料添加剤系はブローバイガス中にも当然含まれますからピストンリングはもとよりオイルへの含浸によりベアリングやシールにも影響しますから。。。
特に低圧縮ディーゼルのシリンダーやリング摩耗による圧縮低下はかなり深刻。
難しいか。。。

が、やはり単体検査無しならばやってみるしかないよね?と。
卵が先か鶏が先かなら、費用対効果次第でやれることをやるしか答えはないような気がします。

が、これも本人の決定事項。
私ができるのはアドバイスやアイデアの方法のみです😄
それで良い方に転がってくれたならいいなぁと。
2023年2月9日 19:13
ごめんなさい
カムケース内にスラッジ堆積が多すぎて金属部品が見えなくなっておりバーダル入れるのもどうかと迷うレベルと言う話です。摩耗しているのかどうかはわかっておりません。
それもあり以前ドレンボルトからオイルパン内部がファイバーで観れないかとお願いした次第です。
コメントへの返答
2023年2月9日 19:34
承知しました。
いや良いんです、メカニカル的な劣化じゃ無いなら最悪な結果「廃車又は高額なフルオーバーホール」は避けられる。
それだけは避けたいしこぉさんやDecさんが可哀想すぎる。そう思ったのです。

が、それだけ内部スラッジが多いと添加剤系の使用は慎重にしないとストレーナー閉塞を引き起こしかねませんね。
遅効性の効きが弱いオイルフラッシング剤でゆっくり洗浄をかけたいところでもあります。
ピストンリングのスタックも怖いですし。

イカレは無謀ですからオイルフィラーキャップから熱湯に溶かしたメタルクリーンを並々になるまで繰り返し注いでは抜きを繰り返し、オイル交換を2回に分け内部洗浄を行ったことが過去2機のエンジンでありました。
燃焼室やインマニ内部の廃液をキッチリ処理しないとウォーターハンマで死にますがw
マジで新品エンジンのようにキレイになります。
廃液中のスラッジは1発でストレーナー閉塞レベルのものがゴロゴロ出ます。

いや、これは流石にお勧めしませんし仲間からも「変態」って言われましたがw
2023年2月10日 6:59
写真付きで、素晴らしい解析と考察、ありがとうございました。
マツダ純正のインジェクタークリーナーと、ディーゼルウエポンの性能差がよくわかりました。
ありがとうございました。\(^o^)/
コメントへの返答
2023年2月10日 9:10
コメントありがとうございます😊
Youtubeではお世話になってます。

少しだけ補足を。
マツダのデポジットクリーナーはインジェクターの内部と噴射口、噴射口の小さい範囲の周辺部の洗浄を行います。
一方ディーゼルウエポンは燃焼室の堆積カーボンの除去又はカーボンの付着防止。
それぞれ役割が違います。
ディーゼルウエポンの燃焼室洗浄効果でマツダデポジットクリーナーの洗浄範囲外の堆積カーボンを洗浄できないか?というのが今回の趣旨になっています。

どちらのクリーナーも優秀ですがマツダデポジットクリーナーは少し高いなぁと感じますw
ディーゼルウエポンでインジェクター先端外周部のカーボン除去が可能であればサードパーティ製のデポジットクリーナーでも良いかなって気もします。

私の場合であればインジェクター引っこ抜いて洗浄しちゃいますが(というよりスーパーマルチざんぶ!を発動し根こそぎやっつける)当記事はあくまでも非分解での洗浄方法の模索という立ち位置です😅

うまくいくと良いんですけど。

プロフィール

「@Alpineアルピナ@BL5さん、私も腐ってて壊して外しました。焼け止めグリス塗ってから組んだんですけどどのくらいもつのか。。。」
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