ATからMT化10(警告灯対策2)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
MT化後エンジン警告灯点灯問題が解決していないので最終手段としてキタコから販売されているバイク用車速信号変換ユニットを導入して車速信号の周波数を高くしてみます。
入手したのはカワサキ ニンジャ250(EX250L)用です。
1年半くらい前に乗っていたZ250(ER250C)の兄弟車ですね。
2
基本的に各車に無加工で取り付け出来るようになっているので本体と変換ハーネスがセットになっていますが、使うのは本体だけですのでどの車種用でもいいと思います。
本体からは4本配線が出ていて
赤→12ボルト電源
黒→アース
黄→車速信号入力
青→車速信号出力
上記の通り接続します。
電源はヒューズの空き部分から取りました。
とりあえず暫定的に接続して設定を変更するために裏蓋を外します。
ボタンを押しながらイグニッションスイッチを入れると設定モードに入ります。
前スプロケ丁数、後スプロケ丁数、タイヤ外径変化率の順番に入力します。
とりあえずタイヤ外径だけ限界の299パーセントにして試走してみます。
…警告灯が点いたまま消えなくなりました(涙)。
3
とりあえずタイヤ外径を200パーセントに変更し、後ろスプロケ丁数を初期の44から14に変更しました。
前スプロケは14のままなので減速比を約3倍、タイヤ外径2倍にしたことになりました。
試走に行く前に馬で車体を上げて簡易オシロスコープで波形を読んでみます。
前回同様に約10キロで波形を読もうとしたら波形が出ません(汗)。
ソニカのメーターを動かすために使った方の記事では15キロ以下ではメーターが動かないそうなので約20キロに上げたら波形が出ました。
4
約20キロで約100Hzになったので元の5倍くらいにはなりました。
とりあえずこの状態で下ろして試走してみます。
10キロくらいのノロノロから50キロくらいまで上げたり下げたりしながら数キロ走りましたが警告灯は点灯しませんでした。
5
警告灯が点灯しないのでこのままでもいいのですが、正規(AT)の状態の約半分の周波数なので(ECUが認識している車速はメーターの約半分)どうせならもっと近づけてみることにしました。
前スプロケ丁数を14から19(限界)に変更、後ろスプロケ丁数を14から10に変更してみました。
この状態で波形を読んでみると約20キロ時の周波数は約200Hzになりました。
正規の状態は約222Hzなのでだいたい90パーセントくらいになりました。
メーターを動かすわけじゃなくて警告灯が点灯しなければいいので問題無ければこれで完成にしちゃいます。
下ろして50キロ以上走り回りましたが警告灯は点灯しませんでした。
6
念のためコードリーダーでエラーコードが記憶されているか読んでみましたが、エラーコード無しでした。
相変わらずATの警告灯(ODオフ)は点滅してますが、こちらは気にしないことにします。
年末年始休みから始めたATからMT化作業ですが、これでようやく終了ですかね…。
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