セパレートハンドルの取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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マグナ250にセパハンを付けることにしました。
いきなりですが、もう取り付けてしまった写真です。
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今回選んだセパハンはフロントフォークの太さ41φに合わせて41φ、そして、ハンドルの太さ1インチ(25.4mm)に合わせてあります。
マグナは純正でハンドルの太さが1インチなのでハンドルについてる物(ウインカースイッチとかブレーキクラッチレバー類とか)をそのままポンと付けられるようにです笑
中々クランプが太さ41φでハンドルの太さが1インチのセパハンで更に角度調整が出来るものが無くて、だいたいハンドルの太さが22.2mmで困っていてチャイナ製で安いのがあったのですが、こういう部分にチャイナ製はちょっと危険かなと、レビューをみてもグラグラするとか書かれていてよくそんなもんを付けられるなと命を預けるハンドルですからちゃんとしたものを選びました。
今着いてるバーハンドルと同じハリケーン製の物です。
しかし、時代はマグナ250用は用意してくれなかった。(追記後々探したらあった笑
ちょっとアップハンになっているセパハンでした)
なのでMC49型レブル250用です。
商品名は…
セパレートハンドル TYPEⅢ
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所で、なぜセパハンなのか。
どう考えてもアメリカンでセパハンは中々ハードルが高いと思ったのですが、理由は色々とあります。
1つ目はハンドルの高さがちょっと高すぎたなと思ったから
今つけてあるのがトップブリッジから4インチ?のハンドルライザーが付いていてバーハンなのですが、運転はしやすいのですがちょっと位置が高いんですよね。
見たくれ的に笑
そう、見たくれで低くしたかったのです笑
見てカッコイイのは子供の頃から男の子にとっての正義ですから。
2つ目はアメリカンのバイクはかなりフロントフォークが寝ていますよね、直進安定性はかなり良く、更にリアをローダウンしたことでトレール量も純正より多くなりました。
そこで…どうしても私はフロントが斜めに出ているが為にフロントホイールとフレームとの隙間が気になり…
フロントフォークの突き出しをして実質のフロントのローダウンを試みることにしました。これもまた見た目の為ですね笑
しかし、見た目だけではありません。
だいたいマグナの純正のトレール量で156mm位、真反対のスーパースポーツは89mmとからしいです。
という事で、アメリカンなら多少なりトレール量を少なくしてもそこまで影響はないかな?と思ったのと、そもそも曲がりにくいアメリカンですから多少なりこれで曲がりやすくなったら良いなぁと思ったわけです。
因みに、ストロークを確保しておかないと底づきするので確認しました。
3つ目は上記の事をやろうとするとまずバーハンドルを下げたことによりフロントフォークをつき出せなくなります、干渉するので。
となるとせっかく突き出したのだからそこにセパハンを付けりゃいいんじゃないのか?
となったわけです。
かなり悩みました、ライザーを手前にオフセットしてあるものに変えればと思いましたが、そもそもマグナでライザーを1インチくらいの高さにするとタンクに干渉するとの事で手前にしちゃったらますます干渉するなと。
そうなるとハンドルを奥にする必要があり、調整出来るセパハンなら限りなく都合の良い位置に調整できるのではないか?と安易な考えでとりあえずやることにしました。
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さて、まずどこからやろうかなと思いましたが、ジャッキで車体を上げることにしました。
ハンドルを外してしまうとジャッキ等であげる時にタイヤをまっすぐさせるのに苦労しそうだし、車体自体を前後したり移動するのにも一苦労するのでまず作業位置まで持ってきて車体をジャッキで上げて、固定してからことに移ることにしました。
私はビビりなので、隣のフェンスにラッシングを取り倒れないようにしました。
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続いてフォークを止めてるネジを緩めて行きます。ゆっくりやりましょう。
上が6mm下側が8mmの六角になっています。
なるべく、荷重がフロントにかからないようになおかつ車体自体が浮きすぎてフロントフォークが落ちてしまわないようにしないと行けませんね。
つまり、車体に対してフラットにするということです。
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緩ませたら車体をジャッキで上げてあるので下げましょう、するとそのままフロントが突き出てきますので位置を決めます。
25mm突き出してみました。
セパハンの取り付けクランプが多分28mmなんで3mm位足りないかもしれませんが、そんなに多分突き出したらバランスが悪くなりそうなので。
というか、十分バランス悪いかな。
もし、運転しにくかったら延長を買ってきてもう少し純正値まで近ずけたいと思います。
先程緩めた六角ネジを一応印をつけてあるのでそこまで締め付けて起きます。
ボトムブリッジは50N・m、トップブリッジは11N・mという事でしたが、普通にトップもボトムも50N・m位でガッチガチにしめちゃった感覚笑
というか、トップそんなに緩い?
結構外す時硬かったですけど。
でも多分同じしるしのところまで回したので多分大丈夫なはずです。
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ハンドルから色々と外していきます。
5mmの6角とプラスドライバーで取れますが、ハーネス類やその他色々とくっついているので気をつけて取り外し最後にハンドル自体をライザー事取り外します。
一応スロットル周りのゴミというか古いグリスをパークリで綺麗にして油をくれておきました。
ライザーは19mmのナットです。
ライザーを停めてる所のトップブリッジの穴径は15mmくらいといったところかな、つまり、ハーレー等に使われている1/2とかのネジのものでもつけようと思えば付けられるはずです。でも、その際はトップブリッジの穴とボルトの隙間を埋めるカラーが必要になると思います。
ハリケーンは多分これはマグナ専用ですかね?カラーが入っていました。
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セパハンを大体の位置に仮つけし、実際に跨り左右に全開にハンドルを切ってどこかに干渉しないか確認します。
そのまま実際に乗る体制になって乗りにくくないか、等を調整します。
そしたら、規定トルクで締め付けます。ハリケーンの説明書には54N・mと記載がありましたので、きっちりかけます。
四角い棒に対して止めるならまだしも円柱の部分に取り付ける訳ですから回りやすいですよね、相当強く締めあげないとハンドル操作をした時に動いたりする事があるわけですからちょっと怖いですよね笑
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セパハンにウインカースイッチやら何やらをつけ直していきます。
穴は空いてないので穴を開けてから取り付けます。
これが意外と苦戦しました、ポンチを打ってから穴を開けるのがセオリーだと思いますが、そんなもん持ち合わせてないのでマイナスの角を当ててハンマーで叩いて凹ませてあとはフリーハンドです。
また、配線とかワイヤーその他ケーブル類を上手いことやるのが結構大変ですね。
ハンドルが下がり、更に奥に行ってしまったのでホースやケーブル類が余る、だから1度フリーにして左右にハンドルを動かしてスムーズに引っ掛かりがないか確認して固定し試走してみて問題なければ終わりです。
が、雨が降ってきたのでお預けです…
このパターン…危ないですね笑
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またがって見た感想ですが、思いのほか…きついなぁ笑
もうちょいハンドルを絞ろうかな
とりあえずで今まで着いていたバーハンドルの角度と一緒にしてしまったのでもうちょい絞ろうかなと思います。
今の現状だとただハンドルが低くなって遠くなっただけになってしまったので笑
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ハンドル周りはかなりシンプルになりました、ライバーの着いていた所のサビは落としたいですね。
ちなみに、左のグリップはまだ巻いてないので何とかします。
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フロントに着いていた小バックですが、フォークを突き出したので、隙間が狭くなったのでスイングアームの左側につけました、ちょっとクタってる感じですが…まぁ致し方ないです。
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追記2023/10/13
乗ってみたらまぁ想像通りなかなか乗りにくいこと笑
分かってましたが腰が痛いですね笑
そこで微調整をしてみることにしました。
ハンドルはテニス用のYONEXのウェットグリップを巻きました。
垂れ角を8度上げてマウントしてみました。
というのもタンクに当たるので笑
更に、あんまり垂れ角を下げると体勢も前下がりになりきつい。
バーエンドミラーは確実にタンクにヒットするのでラジエターのカバーを止めてるネジで止めることにしました笑
ということでメリットはあったのか…
いや、メリットは前に比べてバイクに跨っている感じで前傾姿勢の為かやたらとバイクとの一体感が増えた事、コーナリングが良くなった?余裕が出来た事でしょうか?
前まではハンドルにしがみついてる感覚と言いますかどうしてもハンドルに体重をかけてしまっていたのですが、タンクにしっかりと密着するようになったのであまりハンドルに体重をかけなくなった、身体の大半をニーグリップしてるタンクに預けてあるのでハンドル操作が軽いというか自由度が上がったと言いますか、単純にこれはバイクに乗り慣れただけかも分かりませんが笑
でもなんというかバイクと一体感が出たのは嬉しい気持ちになりました。
デメリットは…
やはり、なかなか体勢が笑
私はセパハンにする際色々と調べていたのですが、Yahoo知恵袋にこんな事が書かれていました。
スポーツバイクに乗る人は乗ることが既にスポーツだと。
どうやらその人はセパハンのスーパースポーツバイクに乗っているようですが、前傾姿勢で辛いけどもそこは筋トレでカバーするんだと、ハンドルに体重をかけず、ニーグリップでバイクとなるべく身体をくっつけてハンドルはあくまで操舵のためだけに持つもんだと言っておられました。
私もバイクに乗りながら筋トレしようと思います。
確かにその人の言うとおりニーグリップをして身体を固定してハンドルは操作のためだけに握ると不思議と体勢が楽なのと安定する気がして、ニーグリップなんて当たり前だよって言われそうですが、アメリカンだとなんというかがに股を開いてふんぞり返ってのるイメージがあり、私自身そんなふんぞり返ってませんがニーグリップはしてなかったなと、更に初心者なんでガッチガチにハンドルにしがみついてたなぁって。
まとめますとセパハンにしたことでバイクへの乗り方を考え直させられたという事です。
追記
あまりにもツーリングでつらすぎたのでセパハンは即刻やめることとなりました。
かっこいいけど乗るのが苦痛では元も子もないので。
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