自作 東レ　Torayca UT70-30G  

東レの製造している、コンクリート建造物補強用の炭素繊維シートです。

当初、適当に切り分けて放電デバイスを作成する予定でしたが、極細の繊維がパラパラと分離するためショートの危険性があるのではないかと考え、この道のプロであるトムイグさんにお聞きしたところ「電装品の放電デバイスとしては適していない」とのアドバイスを賜ったため、お蔵入りしました。

また、かつてのアスベストのように私は炭素繊維の扱いについて無知であったため、素手で盛大に触りまくっていましたが、作業直後から指の周囲が痒くなりました。
よくよく調べてみたら、炭素繊維の特性上、素肌に触れると刺さってかゆみやチクチクした痛みを引き起こす可能性があるとのことで、基本的には手袋とマスクを装着した上で作業するのがセオリーだそうです。（東レのページより）

作った放電デバイスがもったいないので取り敢えずルーフのモールの蓋の内側にぶち込みましたが、諸々のリスクを鑑みて新たに購入したToraycaのカーボンブレードテープに交換しようと思います。

残ったシートはラミネートでもして、下敷きにしようかと考えています。
半額で買ったので大してもったいないとは思いませんが、やはり牛丼大盛一杯分を軽くドブに捨てたと思うともどかしい部分があります。（笑）