ラジエーター交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
オールアルミ製への交換。作業は年末の30日だが唯一の休みの日ゆえに8時間超の作業で日没となり一旦終了していたので、本日完成(この後仕事ですけどね)。
純正のラジエーターにてサーキットでも走らせておりましたが、やはり水温の上昇は避けられません。純正樹脂製の割れ等は一切なかったものの見た目、性能、予防整備の順ですかね🤭
以前から交換はしたかったものの、この車種用で出しているオールアルミのアフターパーツメーカー大手は約20万〜30超はします。
買えない。。数社に見積もりとったがやはり15〜でした。一部の企業さんで純正ベースのコア増しなら比較的安く出来る見積もりでGOサイン出そうと思った矢先に、先方から計算間違いの為実際にはもっと高くなってしまうと、、、。
路線を変更して他車種用の形状を睨めっこ。事実似た様な物はかなり多くある事がわかったが、加工するとなると費用がかさむよな、前から狙っていたアキュラ用のTSXさん(アコード)をターゲットにします。
国内でも一部のメーカーで販売していますが、問い合わせた所、CL7の記載があるものの国内用には確実に取り付け出来るとは限りませんの回答(想定の答えです)。
ここからマニアックネタの人柱になります。海外サイトのCL7用で探すと出てきますが、格安で攻めたい自分としては今ひとつ(加工前提も視野に入れると安い方が身のため)。
TSX用でも出てくるのだが、検索画面でアコードでもTSXでもないのに見覚えるのある形状のラジエーターが。求めていたのはこれだ。海外サイトだと商品名が変な風に変換?されるのか、どおりでヒットしなかったんだなぁと。
で12月の頭頃に早速注文。1ヶ月超かかる予定だったが追跡かけていると、10日で到着❗️ 拍子抜けです。言われていた関税、消費税等の費用は発生せず、配達してくれた郵便局の方に問い合わせるも、脱税にはならないので安心してくださいとのこと。
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こんな感じで。軽い。尚、この時点では送料含めて44000円位です。本体だけだと35000円程。国内よりは安いでしょ?笑
当初、目をつけていたのは送料込みで30000程。
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開封の儀。ん? 下についているアウトレット側の配管が変な風に曲損しているし。三日月みたいになってますね。輸送事故だけど、遠隔地からの発送なのでこれも想定の範囲内。返品も可能な条件でしょうが海外への返送、梱包は手間なので考えません。
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これです。押されて湾曲してますね(笑)ショボイ段ボール箱だったので仕方ないか!
元々、ラジエーター屋さんへ水温センサー取り出し口をアッパータンクに加工してもらう予定だったので、一緒に作業してもらう考えなので焦っていなかったんです。
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こんなものを予め仕入れておきます。
http://www.soshin-r.co.jp/
これと本体を持参していざお店へ。電話での問い合わせ時に状況を説明して快諾してくれました。すごく丁寧な口調で職人らしさは皆無! いざお会いしてみると、本当に丁寧。若社長さんで、少数精鋭で頑張っているのだとか! 社員さん全員超気さくで丁寧であり久々に気に入った工場でした! やはり接客は大事です❗️ 加工や取り付け場所のアドバイスもして頂き、4日程で完了。比較的近い地域にあったのだが、知らなかった。。
オススメします(元々は他のユーザーさんが紹介していた)。
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アウトレット側の曲がっていた配管は切り落として途中より新たに溶接。アルミ製なので熱入れて変形を戻してもイビツになり水漏れしやすいとか。
上の取り出し口には穴あけをして持参したボス部をTIG溶接だったかな? 綺麗だなぁー 職人さんに憧れますマジでー 合計16500円也。配管の補修はプラスになってしまいましたが、新たな出会いが出来たので、逆に良かった!
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ジャッキアップして作業開始です。ドレーンより水を排出させて〜
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元の状態をよーく考察しときます。厚みがあるラジエーターになるのでね。アッパーとロアーホース外して、本体外すだけなので割愛します。各種センサー類もお忘れなく。
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脱着完。左から原チャリ号のタイヤ100mm幅。笑
真ん中が純正のコア16mm。右が今回ので40mmコア。
乾燥重量 純正 3.6kg
アルミ製 4.6kg(水含めると間違いなく重量増)
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黒いのがシュラウドさんですが、ポン付けは不可なので赤部分の淵とかを干渉の部位を現物合わせで切り取ったり削ります。
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赤部は車両へ仮合わせした際に干渉して全くダメだったので、緩やかな曲線になる様に、強度を保つ目的で最低限の加工。クリアランス2mmとかです。
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赤部の下部にエプトシーラーさんを貼り付け。その他にも必要だと思った箇所には施工済み。空気の流れが隙間により変わってしまい、冷却効果が落ちるのを防いでもらう目的です。
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ニットーさんのを愛用。自動車部品にも使われてますし、耐熱性があるから好むんです😍
プニプニ触感。
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あとは戻すだけですが、バッテリーを浮かさないとうまく収まらないので、エアクリBOX(今はインダクションBOXとして使用)を外したので、ついでにスロットルバルブの清掃も実施。
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あと、リザーブタンクが絶対的にサージタンク側へ寄るので熱関係の対策で、この部位にサーモテープを全体的に貼り付けておきます。
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暗くなりました。エア抜きです。冷却水はTCLアドバンスさんのものを継続利用。水量は純正より1.5倍程度か?
寒くて水温上がらずアイドリングだけでは当然ファン回らず。ファンスイッチ、ロアーホースは以前のものより移植。キャップは形状違いによりスプーンさんのを新たに購入。
ここまでが30日の作業。
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年始2日の作業。この後仕事なんだよな。
赤矢印が水温センサーの取り出し口になります。以前は純正アッパーホースを切りそこにアダプターをいれて測定してましたが、今回は直接アッパータンクより測定できます。
この取り出しをしたかったために、以前に購入したホースのアッパー側のみは大事保管していたので、今は無きクールナッツブランドの製品を今回使用です(短縮加工済)。
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各部水漏れ無し。試走は時間ない為後日。アッパータンクに敬愛なるSPOONさんのメタルエンブレムを貼り付け完了(似ても似つかぬ製品の為スプーンさんのラジエーターではありませんよ)。
総括:他車種ならオールアルミ製の社外はけっこう安く買えるのにアコードは高いなぁから始まり、これに辿り着きました。耐久性は不明なるも見た目は立派なアルミ製🤭 自分の様に安く済ませたい方は、保証はできませんが個人的に連絡頂ければお答えします。
マニアックな内容ですが、この手の人柱案件は一番興味があるのはわかっています❗️
TSX用だと確か2.4LのMTモデルが存在していたはずですが、私のは国内の2.0Lの6MTモデル。アコードはAT、MTありますので、海外のラインナップも色々あります。TSXのAT用(本体下部にオイルクーラー付き)を当初導入し、その部位を油温対策にエンジンオイルクーラーとして利用も考えたが海外製ゆえにリスクは高く却下。今回のはたまたま目撃したアコードで検索しても出てこなかったのだが、画像がK20A搭載のアコードの画像のみで判断して購入。翻訳ツールで外国語で聞き出し、40mmの2層コアのみ判明でその他詳細一切不明。注文画面でAT、MTと選べたのでMT用で注文し、到着するまでどんな形状が来るのかも不明(ロアー側のアウトレット配管がCL7は特殊な為、その他のグレード検索するとストレート形状のばかりで加工必須もしくはホースを他車種利用か?)
もし次に購入するならばTSX用のATMT兼用モデルで配管はラジエーター屋さんで加工前提で勝負するかなぁー なんでTSX用はとりあえず互換性アリと判明したので、レポートは終了とします。今回のは国内大手のラジエーターとかなり似ているのがあるが、全く同じ物は無いです。やはり国内用に専用として販売されており、日本製なら高くても安心は安心ですのでそちらを強くオススメします!
2024.1.2(197986km)
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東神奈川のナマステさん。
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