スプールバルブパッキン交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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オイル滲みによりスプールバルブパッキンの交換です。以前から把握はしていましたが、面倒なので放置してました。良い子はすぐに交換をして下さいね! この車種だからということでは無く、経年によりですね。
スプールバルブさまはVTEC車にとっては非常に重要な位置付けのパーツであります(乗るまでは知らなかったデスが🤭)。
この画像はボンネットフードを開け上から覗いたものです。作業の為、社外タワーバーを外し、位置的にはエンジンの右後方です。頭の部分は見えるが、下が全く見えない。
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イメージが湧かないので、ネットで拾ってきた画像で予習をしときました笑
ウマで車体を上げほぼ下からの作業となります。
青矢印のコネクターを外し、赤丸3箇所の全て同じ長さのボルト(10mmだったかな?)、配線を固定しているクリップ2箇所外して本体を脱着します。全て外しているはずなのに全く動かず、、結果は固着していて張り付いていただけでした! 尚、同時作業でオイル交換もしたかったので抜いている関係なのか、外した箇所からは溢れてはきませんでした(ウエスは敷いている)。
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下から覗くとこんな感じ。
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外した後です。黒い旧パッキンが張り付いてエンジン側へ残ってますね。スクレーパーで一部を剥がしたら綺麗に外せました。適当に外すと部分的に残ってしまったり、破片がエンジン内部へ入ってしまうと、、、。
このパーツだと考えにくいですが、2重パッキンには注意です。新品パッキンを組み付けていざエンジン側へ合体させるときに、古いパッキンを外さないが為に、Wでパッキンをといったことが、エンジンオイルパンのドレーンや中古車でキャブ等をバラすとたま〜に整備ミスだなと発見することもありますよ!
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本体の裏側はこんな感じ。鉄板の部分は遮熱板ですが一緒に外れます。構造上熱をモロに受ける場所に付き、二時災害防止の為、固定ボルトは一切触りません。
新品パッキンをエンジンオイルやグリスで塗布して車体へ戻します。
溝にハメるだけで、向きは付くようにしか付かないので悩むこともありません。古いパッキンにはメッシュのフィルターが付いてますが、意外にもゴミが詰まっているという事は無かった。。
上記の通り、上からは目標物の確認が困難な場所にあり、取り付けの際に位置決めピン等が無くパッキンのズレも気にしながらの作業なので、そこそこ苦労します。新品パッキンは弾力性があり固定ボルトも永遠に閉まりそうですが、適正なトルクで管理して下さいね!
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オイルフィルターの上部に位置しており、この辺りが特に汚れが酷かった。洗浄に1時間以上かけてます。汚れが残っていると今後のオイル漏れの判断材料を揺るがすので、この辺りはしっかりとやります。オイル交換の後にオイルの匂いがしてくるのは、エキマニに付着して焼けた匂いで、最悪は火災にも発展しますので、ちゃんとやった方がいいですよ! 今回はこの部位がクロでしょう。
事実、取り外したパッキンは石のように硬くなっていた。
2025.2.19(199240km)
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