エアフローチューブ交換

今回交換する部品です。
部品番号は17225-R9H-008です。
エアフローチューブという部品名称で、エアクリーナーとターボタービン間を繋ぐエアフローホースです。

実車で確認すると、この位置に装着されている部品です。
何が問題かというと...

ターボタービン側の金属バンド固定部分付近が、付け根からパックリ割れております...。
触った感じ硬化している状態です。
熱害によるゴムの硬化とエンジンの振動(特に吸気系統なので)による経時劣化と考えられます。
N-ONEターボはここが弱点の一つであり、亀裂破損している車はかなり多いはず。
これ以上進行してターボタービンにチリ埃が侵入してはなりません。

取り外しました。
ホースバンドの付近は固着しており、先を丸めたマイナスドライバで全周をコジって外しました。
エアクリ側の固着はありませんでしたが、スプリングで固定してあるため外すのが大変。
かなり強くて細いスプリングです。

ホースバンドはまだイケそうなので再利用。
意外と錆びませんね。

スプリングも再利用します。
まだまだイケます。

ザックリ割れております。
根本的に強度が足りてないんじゃないの？
もっと肉厚に作ればいいのに...。

新品部品は艶があって美しい。
使わずに飾っておきたいくらい？
でも形状は改良されて無いんじゃないの？
遅かれ早かれ、また数年後に亀裂が入ってもおかしくない。

弾力もしっかりあります。
さすが新品部品。

ホースバンドは先に通して、落ちない程度に締めておきましょう。

先ずは所定の位置まで部品をセット。

スプリングを固定。

ホースバンドを締める。

ラバープロテクタントを塗って完了です。