スカットル取り付け方法の変更
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
【2024年2月の出来事です】
1月にサイクルフェンダーへのウィンカー取り付けのため、スカットルを外すことがありました。これまで10回以上取り外したことはあるのですが、必要に迫られないと(私の中では)なかなかおっくうな作業です😅
私のバーキンはスカットルの取り外しに際し、エンジンルームとの間のバルクヘッド部のボルトナットが8セット。同じくバルクヘッド部に取り付けているイグニッションモジュールユニットの固定ボルトが3本と、同じくバルクヘッド部に留めてある冷却水リザーブタンクのステーの固定ボルトが2本。それから両サイドに外側からタッピングビスが2本と内側のナットが4個。
と、計19ヶ所のボルト類を緩める必要があります🤔
加えて、スピードメーターのワイヤーの取り外しと引き抜きが必要です🤔
この中で特に手間がかかるのがエンジンルームとの間のボルトナットの8セットでした😅
そこで、2022年に「さすらいのエンジニア」さんがリベットナット化されていたのを参考にしてプチカスタマイズすることにしました😉
当初はバッテリー裏の2ヶ所が特に狭いので、車内側から留められるようにと準備を始めましたが、いっそのこと見た目を捨てて「8セット全てを車内側から!」という手法に変更しました😁
通常この手のリベットナットは別名ブラインドナットと呼ばれているように表(見える)側から差し込んで、裏(見えない)側を潰してナットにするのですが、私は車内側からの作業の方が楽だと思いますので、裏(車内)側から差し込み、表(エンジンルーム)側に潰したナットを露出させることにしたのです😎
まず1ヶ所施工してみましたが、エンジンルーム側に露出した潰れたナットの見た目は(私にとって)特に気にならなかったので、調子に乗って次々ナットを打っていきました👍🏻
更にイグニッションモジュールユニットの下のナットがエンジンルーム側から回しにくい設計になっていたので、ユニット自身にボルトを設けて車内側から蝶ナットで締める構造に替えました👍🏻
また、車内側からのボルトはアプセットボルト(座金が組み込まれておりボルト、バネ座金、平座金がバラバラにならないので、作業効率に優れています)を採用しました👍🏻
更に両サイドの内側のナットはこれまでナットと平座金を組み合わせていましたが、広い座金付きのナットに変更してバラバラになるのを解消しました👍🏻
そうしてこの自己満足がどのくらい作業の時間短縮になっているか検証してみました🤔
【条件】
ボンネットは事前に外しておいた状態で、使用する工具を手元周辺に用意してからタイマースタート。そして作業を開始し、外したスカットルを床に置いてタイマーを止めるまでの時間の比較です⏳
【結果】
改造前:12分44秒 → 改造後:6分6秒
驚きの時間短縮でした😳❗️
更なる時間短縮には、スピードメーターのケーブルを外さなくてもよいようにスカットルに切り込みを入れたり、メーターを電子式に替えれば良いかもしれません😅
まぁ世の中には、例えば「パッチン錠」を使ったりして、一瞬で取り外せるように魔改造したプロ猛者プレイヤーがいらっしゃるかもしれませんね…😆❗️
2
↑ 以前アングルドライブ部の修繕の際に採用しました。しっかりした製品だと思います。今回8個使いました😉
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↑ 「ちょっとナッター」を差し込むために下穴を広げる必要があります。
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↑ 車内側(右側)から「ちょっとナッター」セットを差し込みます。
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↑ 右の治具をメガネレンチで固定し、六角レンチでボルトを回していくと「ちょっとナッター」が潰れていきます。
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↑ ボルトを規定量締め込んだ後にボルトを緩めて治具を外すと出来上がりです😊
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↑ ここは治具が干渉するので黒い裏板の一部を削りました。
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↑ 4本打ち終えました。
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↑ 4本打ち終えました。(別の角度から)
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↑ 全て打ち終えました。計8本👍🏻
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↑ 「アプセットボルト」と呼ばれる物です。組む際や外す際にワッシャーなどの座金を忘れたり、落としたりするロスがありません。
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↑ そのアプセットボルトを車内側から締め込みます。
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↑ スカットルのサイド部分です。広い座金付きのナットに変更しました。
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