お友達の皆さん、お久しぶりです!約半年ぶりの更新です。
今回はミニカーに興味のない方にはあまり楽しめる話では無いと思いますのでご了承下さい。
今回の話の始まりは約3年ほど前にさかのぼります。以前からミニカー好きだった僕はたまたま心斎橋の大丸に行った時に精密模型というミニカー屋さんに入ったのです(今は既にそこにお店はなく新たに淀屋橋でこの5/10にK's collectionとしてリニューアルオープンします!)。そこで僕が目にしたのは1/43のポルシェ993の時のGT1でした。非常にきれいな仕上がりで、お値段も結構するんだろうなぁ、なんて思い、プライスタグを見てみると、なんと81万円!!何故に?と思い店長に聞いたところ世界的にも有名な模型作家である早川松芳 氏の作品で、内部に車載カメラ、メインCPのハーネスなどもきっちりと再現されている、超精密なモデルなのです、と説明を受け同氏の事を知る事となったのです。それから同氏の事、同氏の作品を深く知るようになりました。
以来僕はいつかは同氏のモデルを手に入れて、さらに空冷最強を作ってもらおうと思っていました。しかし、上記精密模型は昨年秋頃だったと思いますが、突如閉店してしまったのです。3月上旬にリニューアルオープンするとホームページには書いてあるけれど、待てど暮らせどその知らせはなく、完全にあきらめていました。そしていつしか同ホームページのURLはありません、と表示されるようになり、これで同氏の作成するモデルにお目にかかる事、ましてやモデルの作成など依頼できる機会があるはずもなく、落胆していました。
ところが、です。先日、リニューアルオープンするという情報を発見し、喜んでいました。そしてうれしい事は重なる物で、いつもお世話になっているモデルガレージロムというミニカー屋さんのセカンドハンド店でなんと!同氏が作成したモデルが売りに出ているではありませんか!しかも僕が好きなフェラーリの中で最も好きなモデル、F50。もちろん速攻で取り置きをお願いしました。
そしてつい先ほどそれを引き取りに、大阪は梅田へ行きました。引き取った後、僕の友人の奥さんと僕の奥さんがお茶をする約束をしており、お茶をするところを探しにたまたま伊勢丹の6F、和カフェへをのぞいてみる事にしたのです。
そして、そしてついにその時が来ました!6Fに着き、和カフェに行く途中、なんだか見覚えのある方が前から歩いてこられます。「!!!」。そうです、先ほど引き取りに行ったF50の作家、早川松芳さんでした。僕は思わず通り過ぎた瞬間に「早川松芳さんですよね?」と声をかけ、今回F50を引き取りに行ったいきさつをお話しさせて頂き、同氏に同モデルを見て頂きました。するとなんとこのモデル約20年も前に作られたモデルで、その詳細もしっかりと覚えておられました。そして話が弾み、同氏から「立ち話も何ですからお茶でもしながらお話ししましょう。」とお誘いを頂きました。もちろん僕にとっては憧れの作家さんでしたので、快諾をし長い間お話しをさせて頂きました。
同氏はとても気さくな方で、こういう偶然の出会いから約20年もお付き合いしてる方もおられます、と感激なお話しをして下さり、連絡先なども交換させて頂きました。本当に感激でした!
こうして5月5日は結婚記念日であると同時に、こんな何とも素敵な出会いがあって、夢のような1日となりました。
写真は同氏と今回手に入れた同氏作のF50です。このモデルとてもじゃないけど20年前の物とは思えません。実に作り込みが丁寧で、プラモデルがベースとは思えません。興味がある方は今度見に来て下さい。
ちなみに同氏に空冷最強CSをお願いしてみましたが、今既に依頼を受けているもの全てを作り終えられるかどうかも分からない、とおっしゃっていましたので、頭の片隅にでも置いておいて下さい、と伝えさせて頂きました。
Posted at 2012/05/06 00:41:26 | |
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