スターターギアのベアリング交換

プーリーの裏にあるこちらの大きい方のギアのベアリングを交換します。

僕のコマジェは以前から時々セルの空回りの症状があったため、ネットで調べた結果原因として多かったここのベアリングとワンウェイクラッチを新品交換してみる事にしました。

ここのベアリングはエンジンをかけるとクランクシャフトと一緒に常に回り続けてるらしく、結構酷使されてるみたいですね。
(´・ω・)

まず裏側のサークリップを外します。

こちらのサークリップ用の専門工具を使います、これを使わないと外すの難しいです。

サークリップの穴に工具の先端を入れてギュッと握りながら外すのですが、思っていたより穴が小さくて入らなかったので、持ってる中で1番荒い紙ヤスリで先端を削って細くして外しました。

そしたらベアリングプーラーを使ってベアリングを抜いてきます。

専門工具なので簡単に外せる☆
(＾ω＾)

バラし終わりました。

それでは新品を入れてきます。
(NTN製)

ところがこちらの新品、片側は元のと同じようにオレンジ色のゴムシールドがついているのですが、

もう片方はなぜかシールドがついてない！
(　　　´・ω・｀　　　　)

しょうがないので元のベアリングから片方のシールド移植しました。

そしてグリスも入っていないので自分で入れてみます。

入れすぎたかな？(￣▽￣;)

なんか説明文見るとベアリング部は万能グリスの方がいいみたいなので、もう片方は万能グリスを詰めました。

それではオレンジ色のシールドをはめ込み、スターターギアに圧入していきます。

ベアリングを真っ直ぐ圧入する僕なりに考えたコツとして、まずあえてベアリングより外径の大きいインストーラーを使い、ツライチに圧入します。

ツライチにしてからベアリングと外径が同じのインストーラーで圧入すると、途中で曲がったりしづらいなと思いました。

ベアリングをしっかり奥まで圧入したらサークリップも戻します。

こんな感じです☆

これで交換作業完了です。
(*￣▽￣)