ＨＥＷＬＡＮＤ　ヒューランド ＩＧＴＡ　６速シーケンシャルミッション  

９７年～　ＧＴ５００の８０スープラに使用されてたミッション。（゜▽゜）


基本的にレーシングカーに使われてたミッションなのでそのスペックには謎が多い。



ミッションケースはマグネシウム製。

ギヤレシオは１～２速はＳｅｔでのみ変更可能、３～６速は自由に交換可。

インプット～メインシャフトの直結状態は存在せず完全な３軸設定で１～６速まで全てのギヤが存在する。

通常のミッションとは違いインプットシャフトとギヤが一体化しておらずカウンターギヤもバラせるのでドロップレシオギヤも変更可能。

デフファイナルを交換する事無く６速全てのギヤ比をスライド可能。

その為ギヤ比のセッティングは無限大♪（ギヤが存在すればの話だが・・・）


通常のミッションと違いカウンターシャフトは左側面に配置されており下にはオイル回収通路が通り機械式ポンプでオイルを回収＆圧送して各ギヤ、ベアリングにスプレー潤滑するセミドライサンプ方式。

ギヤでオイルが攪拌される事が無いのでフリクション低減とオイルの劣化を抑える事が出来る一石二鳥のシステム。ｗ

構造自体はドグ方式なので単純な構造だが各所に専用ＳＳＴが必要だったり組み付け時のクセ？が存在したりする。


公称では常用トルク８０ｋ以上！！

Ｌメカごときでは完全にオーバースペック！ｗ


完全レーシングカーのミッションなので静寂性の考慮はまるでﾅｽ！ｗ

ベアリングも円筒ころのストレートタイプでスラスト方向の押えも無し。

強度優先の為ギヤのモジュールも荒くストレートカットなので特有の激しい唸り音が・・・ｗｗｗ



通常のモノコックボディに搭載する事なんてまるで考えられて無いので大幅なボディメイクが必要。

搭載時は欠品パーツも多数有りその都度設計＆現物合わせで製作。

もう二度とやりたくない。(素爆






関連情報URL：https://minkara.carview.co.jp/userid/357364/blog/c942450/

関連動画：http://youtu.be/NayzwDx2600?list=UUmyPTBXPTkclQr0A055Df1w