アルファ155＿温風が出ないトラブル②_調達ー組付編

温風でない＿診断編の続きです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3591707/car/3517335/8078076/note.aspx

ターゲットの部品番号は0132801106になります。Ebayで見てみるとちらほら出てきます。しかし、なかなかお高い。タイロッドエンドの件（同じ部品番号で仕様が異なる部品）でトラウマになっていたので、少し躊躇していました。
そんな中、埼玉でアルファ155V6の解体車が出たという情報を聞きつけ、急遽駆けつけることにしました。

行ってみるとなんということでしょう。艶やかなアルファレッドの個体が鎮座しておりました。この子は1～2か月後に部品取で解体されるとのこと。
今後不安になる部品をいくつか譲っていただけることになりました。もちろん、0132801106も含めてオーダーです！

約一か月後、解体が済んだということで工場に再訪しました。そこには変わり果てたレッド君がいました。

写真は確保した部品群です。（詳細は別記事にて紹介予定）
しっかり013280110もいます。

しかし、解体車のほうは長らく放置されていたようで、車内は錆・カビだらけ。当該部品についてもプレートが錆びだらけでまともに動作するか分かりません。
こちら、ジャンク品として￥１０００で譲っていただきました。

さっそく殻を割ってみます。
中の状態は問題なさそうです。
ためしにモーターの軸を回してみてもじゃりじゃりしません。
これは期待が持てます。とりあえずグリスアップしてから殻を戻します。

さあ、この錆さび君、動作するでしょうか。
配線だけつなぎ、エアコンパネルから温度調整を試みます・・・
動きました！！素晴らしい！勲章ものだ☆彡
https://youtu.be/bKAOwFLVKZc

ベントの自由位置が冷気100％なので、動作試験も冷房状態に持ち込んでからアクチュエータを停止させます。
前記事で確認した取り外し時の穴位置と相違がないことを確認し、取り付けを行います。
取り付けも姿勢が厳しいだけで、それほど難しくはありませんでした。
最後に前回の記事にありますアクチュエーターテスト（◎★項目）を実施します。無事、正常を示す7bが示されました。これで無事冬を越すことができます。

後記：この作業からちょうど1年たちました。2回目の冬も問題なく動作してくれています。

以上、温風が出ない問題調達～組付編でした。
ありがとうございました。