
敬老の日だからという訳ではありませんが、父親名義のワゴンRのシフトレバーがパーキングに入らなくなっていたので、見てみることにしました。

コラムカバーを外すためコラム下にあるネジ4本を外しました。さらに奥にあるカバーを外します。ここはネジ1本で留まっているので、これを緩めて取り外します。奥のカバーを取り外した中にもう1本ネジがあるので、これを外すとコラムカバーの下側を取り外せました。

コラムシフトレバーの下にレバーの可動域を制限するプレートがありました。

ロクマルと違ってワゴンRのプレートはプラスチック製でした。(可動域を制限する仕組みにも違いがありました。ワゴンRの方が直線的でない分、少し複雑に見えました。)シフトレバーを動かしながら確認したところ、プレート自体に異常はないようです。

コラムシフトレバーをロー方向へ下げるとエンジンルームへ伸びるロッドを引っ張り、シフトレバーをパーキング方向へ上げるとロッドを押し込むようです。
手でロッドを押し込んでみるとリバースへ入りましたので、どうしてなのかと確認してみるとシフトレバーとロッドを繋ぐ穴の遊びが大きくなっていてロッドをパーキングの位置まで押し切れていないことが原因だと判りました。リバースへ押し込んだ後、レバーをリバースから移動出来なくなって焦りましたが、フットブレーキを踏んでいなかったことに気づきました。(暫くリバースへ入れられなかったので、気づくまでに少し時間がかかりました。ロクマルもキーの位置に関係なくシフトレバーが動きますしね。)

遊びが大きくなった原因は、もともとあったプラスチックのカラーが砕け散って遊びが大きくなってしまったんじゃないかと思います。(カラーは跡形も無くなっていました。)
部品を頼むにしても直ぐに入るかどうか判りませんし、折角コラムカバーを外しましたのでビニールテープを巻き付けて遊びを無くしてみることにしました。
この時、ただグルグルとビニールテープを巻き付けるのではなく、エンジンルーム側が厚くなるよう沢山テープを重ねてロッドを押し易くしました。
取り敢えずこれで、シフトレバーがパーキングに入るようになりましたので、しばらく様子を見たいと思います。
(2025.9.28追記)
コラムカバーをバラす機会がありましたので、写真を一部追加しました。
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2025/09/15 18:47:00