備忘録のための備忘録です。
あと回しになっていたビンテージエアーもいよいよ大詰め。
↓2010年6月のデジカメ画像。
そして今は2025年6月。足かけ15年。まともに機能するんやろか・・・。

ベルトは現物合わせでこのサイズ。ウォーターポンププーリー駆動、テンショナーなし。
配管、継手類。数種類入ってます。

ホースの長さも現物合わせで詰める必要があります。

↓ポンチ絵見ると簡単そうですが、思ったとおりにいかないのが現物合わせの常。あっちに干渉、こっちに壁、帯に短しタスキに長し・・・センスも問われるめんどうな作業。

低圧、高圧用の継手が、配管側のネジサイズが合わず使えなかったり。

いろいろ組み合わせて決めないといけません。キットもそれを想定して数種類入ってます。

なんやかんやありながらホース接続完了。真空引きからのガス補充。なお、ガス漏れはない模様。

最短で繋いであります。うまくまとまってると思う。ただ電装屋さん曰く、ヘッダーのすぐ近くを通すホースの熱対策が必要かも、と言われました。サーモバンテージ巻いてあるので大丈夫だと思いますが、これで様子を見ます。
・・・とまあ、ここまでが外注作業。
いよいよ大詰め、キャリブレーション作業。マニュアルです↓
↓訳してみた。
メモの殴り書きだとわかりにくいので清書します。以下
1.キーON、この時点でエンジンはかけない。
2.「FIGURE A」の通り、白色のジャンパーワイヤを車両グラウンドに接続する(アースする)
3.すべてのコントロールレバーを「FIGURE B」の位置に。
4.「FIGURE C」の通り、灰色のプログラムワイヤと白のジャンパーワイヤを5秒間接続する。(完了するとブロアーモーターの速度が変化する)
5.その状態のまますべてのレバーを「FIGURE D」の位置に。
6.灰色のプログラムワイヤと白色のジャンパーワイヤを切り離す(完了するとブロアモーターの速度が変化する)
7.エンジン始動、すべて機能するか確認。
8.白色のジャンパーワイヤーを車両からはずす。
(補足)
*この手順は必要に応じて繰り返し可能。
*作業完了後、灰色のプログラムワイヤのコネクタに絶縁テープを巻き、車体グラウンドとの接触をさけること。
いよいよ、その審判が下る!
灰色プログラムワイヤと白色ジャンパーワイヤをつなぐ!
さあ使える、使えない、どっち?
おお、冷たい風が出てるではないか!
実を言うと、こんなにうまくいくとは思ってませんでした。
ただし注意点あり。
エンジンが暖まり、必ず電動ファンが回り出してから使用すること。
これを守らないとコンデンサが冷えないまま、ガス圧だけが急上昇してエアコンがパンクします。
コンプレッサーONと同時に電動ファンが回る仕掛けの配線も可能ですが、ビッグブロックの熱量を考えると、一度暖まれば電動ファンは回りっぱなしなので問題なしと考えます。
そんなわけで、今のところ機能しています。
タイムマシンでエアコン効かしながら走る日が来るとは・・・ちょっと不思議な感覚です。
実用的かどうか置いといて、ちゃんと機能した。
その事実がとにかくうれしい♪
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Posted at
2025/06/03 12:08:02