備忘録18　シートベルト

新品のシートベルト。
赤斜線のものは使いません。

汎用リプロと純正もどきリプロ。
長さがちがいますが、短くてもGMロゴ入り使います。

リプロ品でも結構なお値段。
しかしこれが、殺意を抱くほどのくそクオリティ。
まず新品のくせにベルトが引っかかって出てきません。引っ張り出せる確率は10回中1回とかそんなもん。
乗り込むたびストレス溜まりそうです。

あんまり良くない行為ですが改造します。

画像はベルトの巻き取り部分のカバー
をはずした状態。

急ブレーキや車体に衝撃を受けた時にパチンコ玉がジャンプ→白い樹脂製カムを押し上げる→ラチェットがかかる。

理屈としてはざっくりそんな感じ。

試しにパチンコ玉抜きました。

素早く引きました。

ガツン！とロックかかりました。

パチンコ玉いらなくね？

そんなわけではずしました。

以上


・・・乱暴な感じがしますが、普段使いの国産車並みにちゃんと機能します。ラチェット機能してロックします。
もう一方助手席は小細工なしで程よくラチェット機能してます。製品精度が悪く、個体差が大きいように思います。ちなみにお値段なんと＄264ｗｗ
現在のレート1ドル150円として約4万円。
ワタクシに言わせれば原価4000円でも
高いと思う。
アメリカの安全基準は満たしているようですが、普通だったらクレームモノでしょう。

交換します。
サイドクオーターパネル、リアパネル、天井のパネルなど周囲ほとんどはずさないと作業できません。
めんどくさいからと言って横着するとパネル破損します。

車外リアデッキにあるグリルとつながるゴムホース。ドレーンみたいなもの。内装はずしたついでにダメージがないかチェック。
ココが破れているとラゲッジルームに雨水が進入するらしい。左右あります。画像は助手席後方。

新品組付け。

あとは内装を戻していくだけですが、経年によるボンドの剥がれ多数。

引っ張り強さ300kgf/cm2、300度の高熱に耐える高耐久な金属エポ。JB WELDの名前の通り溶接なみの耐久力があるそうです。シリンダヘッドの補修、オイルパンの穴埋めにも使えるらしいです(ホンマかいな！？)
まあ話半分にしても最強クラスなのはまちがいない。

内装の要所要所には、ヘリコイルが装着されています。歪んだりきしんだりしないようタッピングビスではなく、ちゃんとしたボルトが入るところ。
うっかリ中で遊んじゃってる部分に塗って再挿入。

ボンドどめのブラケットなどの再接着に使ってます。

ネジ山飛び気味な部分などに薄く塗っておきます。

タップ立てられるそうなのでこれでイケるでしょう。

内装つながりで・・・
アルミ板を適当にカット。

かけてなくなった部分。

先のアルミ板をロール状に湾曲させ、JBウェルドを使って接着、裏打ち。

コルベットに関して言えば、今でもほぼすべてのパーツが新品で手に入ります。例えばこんな小さなパーツ、指かけ。
いくらでも転用流用できるものがある部分ですが、ちゃんとあるのがうれしい。

目に見える部分だけに新品になると気持ちがいいもんです。

装着完了の図。