LEDサイドマーカー自作 その①加工編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
オールLED化のトリを飾るのはサイドマーカーのLED化です。
エイトのデザインは本当に好き。前期が好きですが、所有するうちに後期も好きになってきました。そんな中、唯一好きになれない点がサイドマーカー。
3つのパーツが重なっていて、見る角度によっては菱餅に見える😔
また、ランプ設計だった私には、開発費低減、部品共通化の縛りの中で、デザイナーさんがやむなく妥協させられたであろうと想像します。
このダクト一体ランプといえばBMWによく見ます。デザイナーさんはきっとこんなランプをイメージしていたに違いない。今回それを具現化してみましょう!というのがテーマです。
さて、用意したもの。BMW M5(F10)のサイドマーカー(互換品)と中古の純正ベゼル。
2
まずは純正のベゼル。
プラ用ノコギリ、Pカッター、リューター(丸鋸、砥石ビット)を駆使して切り刻みます。
フェンダーにハマる爪は残して内側のメッシュ部は切り取り。
装着時の強度を保つ為に、爪部の緑の線をキープします。(写真は作業途中のもの)
左(車両前側)の爪はM5のライトバーが長くて収まらないので、ここだけは爪を取り去り、ランプのライトバーがフェンダーに潜り込む様にします。
この部品はPP-T20 柔らかく比較的簡単に切れます。
3
BMWのベゼルも不要な部分切りまくります。
(これも写真は加工途中段階)
M5のベゼルのメッシュ部も上手く流用するつもり、、、だった。
こちらはABSかも。ちょっと硬めですが、Pカッターで簡単に切れます。
4
荒く削ったところでイメージ確認のために組み合わせてみます。
ランプユニットが長くてはみ出します。なので車両前側は純正ベゼルの裏に潜り込む形に。一方で車両後側は表に出る様な形にします。
ライトバーの上下がダクト風になる様、また、ライトバーが純正ベゼルの上側のラインと平行になる様に、少しずつ削って調整していきます。
5
でも問題が、、、
M5のサイドマーカーはフェンダーがやや上向きの斜めの面に装着されるのに対して、エイトはフェンダーのほぼ垂直面に付いています。
ライトバーの上下のダクトの深さを同じ様にすると、ライトバーが横下向き(黄色線の方向)になってしまう事が発覚。
ライトバーを横向き水平に合わせると、ダクト面の深さが大幅に合わなくなります。
しかも、エイトのベゼルがPP。M5のベゼルがABSで恐らく半田コテで溶かして付けようにもくっ付かないし、上側はエイトのベゼルと離れすぎてしまい、パテでくっつけるにも無理がありそう。
うーん、こりゃ作戦変更ですね。
6
と言う事で、ライトバー上下のダクト部はアルミのメッシュを貼るという形へ作戦変更です。
ライトバーが収まる部分だけ残してM5のベゼルを切ってしまいます。
パテで結合する前に仮組みした状態です。
7
使用したパテはバンパー用のねんどパテ。PPのベゼルにもしっかり結合できるバンパー用にしています。ソフト99のものを3つ。足りなくなって近所のホームセンターへ追加調達しに行ったけど品切れだったので、ホルツのねんどパテをオートバックスで調達。合計で4つも使いました。(これだけで4000円位する😂
仕上げ用にバンパー用薄塗りパテも準備。
バンパープライマーを塗ってからねんどパテで結合させていきます。
8
部品の結合&粗方の整形が終わったところ。
白がソフト99のパテ。
黒が、足りなくなって後から調達したホルツのパテ。
偶然にもメーカー違いで異なるパテを使ったのでパテの比較をパーツレビューにあげておきます。
9
ねんどパテが硬化したら大きな凸凹を荒めのヤスリや600番の紙ヤスリで水研ぎ。
写真は水研ぎが終わったところ。
白のソフト99のパテは荒削りの際に、ポロっと崩れがち。ねんどパテだけで形を出し辛い。
黒い点のところがポロっと剥がれてしまったところ。
10
最終形状を出すために、薄づけパテで細かな凹凸や穴、溝を埋めていきます。
一旦全面に塗布。
11
根気よく水研ぎして形を整えていきます。
#600の耐水ヤスリ使用。
12
研いでは気になる所に薄づけパテを塗り、また研ぐのを繰り返し。4回位繰り返しましたかね。
凹凸が無くなったら、#1000, #1500で仕上げ。
10月中旬に始め、ここまでで約3ヶ月掛かってます。
その②へ続く。
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