ホンダ工場装着etc 1.0用 ギャザスナビ連動ハーネスの製作 その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ホンダ車に標準装備で工場装着されているETC 1.0の2030年対応モデルがネットで安く販売されています。
しかし、このETC機器用のハーネスは機種のメインハーネスに組み込まれているので単品販売されていませんから自作が必要になります。
今回はその工程を説明します。
(2030年対応のETC機器はETCの文字の下に白い点が3点あるのが目印です、間違えて3点が無い機種を買わないようにご注意下さい)
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基本的に工場でETCが取り付けられていた機種が違ってもハーネスは共通のようでどの機種でも同じハーネスで作動するようです。
しかし、車体に取り付けるブラケットは機種専用なのでブラケットが無い場合はパーツリストで純正のブラケットを購入するか市販のブラケットで取り付けることになります。
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JF3 N-BOX用ブラケット付きが手に入ったのでブラケットはそのまま流用出来ます。
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ETC機器の背面はETCアンテナカプラと7ピンの専用カプラ
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部品お手配を行います。
ETC機器に接続する7ピンカプラーを配線comで手配します。
Amazonでも売っています。
日本航空電子MX34シリーズ7極Fコネクタ/7P025-MX34-JAE-F-tr
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ギャザスナビに接続する5ピンカプラーを配線comで手配します。
Amazonでも売っています。
日本航空電子MX34シリーズ5極Fコネクタ/5P025-MX34-JAE-F-tr
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カプラーに差し込む専用メス端子も配線comで手配します。
Amazonでも売っています。
全部で10本必要になります。
端子絞めの失敗もあるので端子は余分に手配した方がいいです。
025型日本航空電子MX34シリーズメス端子/F025-MX34-JAE-F1-10
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配線はナビと接合するハーネスには 混信予防の為に2芯シールド線を使います。
電源のハーネスは 0.5sqの色違いの配線を4本とヒューズボックスを2個に電源ハーネスに接続するギボシ端子を手配します。
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こちらが7ピンカプラーと5ピンカプラーです。
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専用メス端子へのケーブルの取付は専用のかしめ工具が必要です。
慎重に取付を行いましょう。
端子のカシメ部が太すぎたり異形になるとカプラーに刺さらなくなります。
0.5sqのケーブルでもカシメが綺麗に出来ないと刺さりませんでした。
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カプラーに端子を刺すにはカプラー裏の黒いストッパーを精密ドライバーなどで持ち上げます。
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ETC機器側の7ピンカプラーの配線位置
右から
1. バッテリー電源—-黄色ケーブル
2. ACC電源—-赤色ケーブル
3. アース—-黒色ケーブル
4. イルミネーション—-青色ケーブル
5. 2芯シールド線のシールド線—-むき出し線
6. データRX2—-2芯シールド線の白色ケーブル
7. データTX2—-2芯シールド線の赤色ケーブル
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ギャザスナビ側の5ピンカプラーの配線位置
右から
1. 空き
2. 空き
3. 2芯シールド線のシールド線—-むき出し線
4. データTX2—-2芯シールド線の赤色ケーブル
5. データRX2—-2芯シールド線の白色ケーブル
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7ピンカプラーはETC 1.0機器本体背部のカプラーに接続します。
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電源ケーブルはバッテリー電源とACC電源にはヒューズを取り付けます。
イルミは配線しなくても動くので省略しても構わないと思います。
アースはボディの鉄板部分のビスに共締めしましす。
N-BOXはアースを共締め出来るビスがヒューズボックス周辺にないので、ナビ本体の周辺のビスに共締めした方が楽です。
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電源とイルミは 市販の電源取り出しカプラーを使用して取り出しました。
IG2は使いません。
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電源取り出しカプラーの説明書にヒューズボックスの場所が記載されています。
ドライバー席のアクセルペダルの横になりますが、手が入りづらくて取付は苦労しました。
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ギャザスナビの5ピンカプラーがETC 1.0用の接続位置です。
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こちらに5ピンカプラーを差し込みます。
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ETCアンテナ以降は その2をご覧下さい。
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