
昨年の7月に購入して納車されたGSR250F。

およそ半年の間で、和歌山の潮岬までツーリングに行ったり、十津川村までヒィヒィ言いながら走ったり…
たくさんの思い出を作ってくれましたが、お別れをすることに決めました。
理由は恥ずかしながら身勝手なもので、「大型バイクが欲しくなったから」。
決して不満があったわけではないのですが、大型乗りの友人と出かける機会も増え、職業柄、免許を持っていると特なこともあるので…
大型バイクを購入することに決めたのです。
走行距離はたったの7000kmですが、どの思い出も昨日のことのように思い出せる、いいものばかりです。
最初の250ccのオートバイを、このGSRで経験することができたのは、とても良いことでした。
いつかバイクライフを振り返ったとき、この車両が作るのを手伝ってくれた思い出は、とても色濃い、充実したものでしょう。
身勝手な理由で手放してごめんね。
安全に走ってくれて、ありがとう、GSR号。
また、次のオーナーの手に渡ったら、その人を支えてあげてね…
寂しい気持ちの別れですが、初めての大型バイクはそんな感情も吹き飛ばしやがります。
もうちょっと感傷に浸らせて欲しかった気もしますが…
本題の購入した大型バイクについて。
2002年式のドカティ ST4sです。
憧れのドカのLツイン。ダイレクトな油圧乾式クラッチ。
比べるのは酷な話ですが、これまで触れてきたバイクとはあまりにも違う乗り物です。
わかりづらいかもしれませんが、「バイク」ではなく「ドカティ」というジャンルの乗り物に乗っているような感覚。
これまで3〜24馬力の世界を生きてきた私にとって、117馬力の有り余るパワーは、恐怖そのもの。
かわいい顔をしてますが、中身は996の水冷デスモLツインです。バケモノ…?
乗ってから気づきましたが、初めての大型バイクがこんなのだと、他のバイクじゃ満足できなくなるのでは?とちょっと感じたり…
独特なフィーリングで、一般的に人気のある4気筒SSなどとはまた違う感触。
『「ドカティはいいぞ」おじさん』が爆誕する理由が詰まっている、素晴らしい車両です。
イタリア製の古い車両ってことで、色々なトラブルが想定されますが…
まあ、何はともあれ…
これからよろしくね、ST4s号。
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2025/03/01 00:30:58