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2026年07月27日 イイね!

【レース結果】Rd.11ハンガリーGP

【レース結果】Rd.11ハンガリーGPF12026 Rd.11ハンガリーGPのレース結果です。


●優勝:ノリス(マクラーレン)
完璧なレース運びで今季初勝利!王者として初めて掴んだ特別な1勝
 ポールポジションからスタートしたノリスは、序盤こそ苦しい展開となりました。オープニングラップではリヤの挙動に苦しみ、チームメイトのピアストリに先行を許す形となり、その後は2番手から追う展開へ。しかし、ノリスは焦ることなくレースをコントロール。ピアストリの背後でプレッシャーをかけ続けながらタイヤを管理し、勝負のタイミングを待ちました。

 そして迎えた2度目のピットストップ。

 マクラーレンはノリスをステイアウトさせてタイヤのオフセットを作る戦略を選択し、これが見事に的中。ピアストリのピット後にコース上で前に出ることに成功し、実質的な首位へ浮上しました。その後は扱いの難しいハードタイヤを完璧にコントロール。後方との差を着実に広げ、終盤にはフェルスタッペンに14秒ものリードを築く圧巻の走りで、そのままトップでチェッカーを受けました。

 この勝利はノリスにとって2026年シーズン初勝利、そして通算12勝目。

何より、ワールドチャンピオンとして初めて手にした勝利という意味でも、本人にとって非常に特別な1勝となりました。
 スタート直後の苦境から冷静に立て直し、速さ・判断力・タイヤマネジメントすべてを高いレベルで発揮した、まさに王者にふさわしい勝利でした。


●2位:フェルスタッペン(レッドブル)
苦しい状況から最大限の結果を引き出した価値ある2位

 4番手からスタートしたフェルスタッペンは、1コーナーでマクラーレン勢に続く3番手につけ、序盤から表彰台争いに加わりました。しかし、序盤はソフトタイヤを装着したハミルトンから猛烈なプレッシャーを受ける展開に。
 抜きにくいハンガロリンクでありながら、フェルスタッペンは巧みなライン取りとブレーキングでポジションを守り続けました。

 その後、1回目のピットストップではハミルトンのアンダーカットを許し、一時的に順位を失う場面もありました。しかし、直後のターン1でハミルトンのわずかな隙を見逃さず、果敢にオーバーテイクを敢行。
 本人も「あれが唯一のチャンスだったから仕掛けた」と語ったように、王者らしい勝負強さを見せました。

 レース終盤は、30周以上を走行した中古ソフトタイヤでフィニッシュを目指す難しい状況となりましたが、持ち前のタイヤマネジメント能力を発揮。

 ペースで勝るマシンではなかったものの、後方から迫るアントネッリを抑え切り、2位でチェッカーを受けました。
 優勝争いではノリスに及ばなかったものの、苦しい週末から最大限のポイントを持ち帰った価値ある表彰台。マシン性能以上の結果を引き出す、フェルスタッペンらしいレースとなりました。


●3位:アントネッリ(メルセデス)
7番手から表彰台!タイトル候補として存在感を示す

 今季ここまで圧倒的な強さを見せているアントネッリでしたが、ハンガリーGPでは苦しい週末となりました。
予選では4番手タイムを記録したものの、黄旗違反による3グリッド降格ペナルティを受け、決勝は7番手からスタート。抜きにくいハンガロリンクでは厳しい条件となりました。

 しかし決勝では、メルセデスの大胆な戦略が光ります。

 多くの上位勢が2ストップ戦略を選択する中、アントネッリはタイヤ交換を遅らせ、途中までは1ストップ作戦を敢行。一時は2番手まで浮上し、驚きの展開を見せました。しかし、タイヤのデグラデーションが進み、最終的には2ストップへ変更。

 結果的にはこの判断が終盤の追撃につながりました。

 フレッシュタイヤへ交換したアントネッリは驚異的なペースを発揮し、フェルスタッペンより約1秒以上速いラップタイムで追撃。一時は2位浮上の可能性すら感じさせました。しかし、周回遅れの処理でタイムを失い、さらに後方から迫るハミルトンとのバトルもあり、最終的には3位でフィニッシュ。7番手スタートから見事な表彰台を獲得しました。

 この結果により、チャンピオンシップではさらにリードを拡大。
ハミルトンに50ポイント差、チームメイトに56ポイント差をつけ、最高の形で夏休みへ突入することになりました。

 もはや単なる若手ドライバーではなく、2026年王座争いの中心人物として確かな存在感を示すレースとなりました。


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以下、トップ3以降です。
●ハミルトン(フェラーリ):予選:2位(スタート5位)/決勝:5位
速さを見せるもペナルティで5位。悔しさの残る週末に

 予選では2番手タイムを記録したハミルトンでしたが、他車妨害による3グリッド降格ペナルティを受け、決勝は5番手からスタートしました。

 そこでフェラーリは勝負に出ます。

ライバル勢がミディアムタイヤを選択する中、温存していたソフトタイヤを投入し、スタートでの蹴り出しに賭けました。
 その狙いは成功し、序盤で4番手へ浮上。さらに前を走るフェルスタッペンへ猛追を仕掛けました。しかし、ハンガロリンク特有の抜きにくさとフェルスタッペンの巧みなディフェンスに阻まれ、なかなか攻略することができません。

 その後、1回目のピットストップでアンダーカットに成功し、一時は3番手へ浮上も、数周後のターン1でフェルスタッペンに一瞬の隙を突かれ、ポジションを奪い返されてしまいました。

 交換後のハードタイヤではペースを上げることができず、終盤はアントネッリとの3位争いへ。一時は追い詰める場面もありましたが、最後まで抜くことはできませんでした。さらに終盤にはピットレーン速度違反による5秒ペナルティを受けることに。

 コース上では4番手でフィニッシュしましたが、ペナルティ加算によりルクレールに逆転され、最終結果は5位となりました。

 速さを見せる場面はあったものの、ペナルティと戦略面が響き、結果を最大化できない悔しいレースとなりました。


●ピアストリ(マクラーレン):予選5位(スタート3位)/決勝:リタイア
勝利目前から悪夢のリタイア。速さを結果につなげられず

 予選では5番手だったピアストリですが、ハミルトンとアントネッリのペナルティにより、決勝は3番手グリッドからスタートしました。

 そして迎えたスタートで素晴らしい反応を見せます。

 1コーナーまでにルクレールを攻略し、さらに3コーナーではチームメイトのノリスを抜いて一気にトップへ浮上。序盤はノリスを後方に従えながら、レースをリードする展開となりました。

 しかし、2度目のピットストップ後に流れが変わります。

 周回遅れとなっていたサインツを処理する際に接触してしまい、大きくタイムを失うことに。この影響でノリスとの差が縮まり、最終的にはオーバーカットを許す形となりました。その後も走行を続けましたが、終盤にはさらなる悲劇が発生。
 ターン3付近でギアボックストラブルとみられる問題が発生し、マシンを停止。
優勝争いを展開できる十分な速さを持っていただけに、あまりにも悔しいリタイアとなりました。

 マクラーレンのアップデート効果による高い競争力を証明した一方で、ピアストリにとっては「勝てるレースを失った」苦い週末となりました。


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以下、レースのハイライトです。

●レース前|相次ぐグリッド降格、波乱のスタートポジションへ
 決勝前から波乱の要素が加わったハンガリーGP。
まず、予選で2番手タイムを記録したハミルトンは、他車妨害の判定により3グリッド降格ペナルティを受けることに。さらに、予選4番手だったアントネッリも黄旗区間での減速義務違反により3グリッド降格となり、両者とも本来の位置から後方へ下がって決勝を迎えることになり、抜きにくいハンガロリンクでは厳しい条件を背負うことになります。

 一方、ペレス(キャデラック)はレース前にサスペンションセットアップを変更する決断。グリッド位置を捨ててピットレーンスタートを選択し、決勝ではセットアップ変更によるマシン改善を狙う形となりました。

●各チームで分かれたタイヤ戦略、ソフト勢が攻めの選択
 決勝スタート時のタイヤ選択では、上位勢を中心にミディアムタイヤを選択するドライバーが多数を占めました。
 ハンガロリンクはタイヤへの負荷が高く、抜きにくいサーキットであるため、ミディアムタイヤで安定したペースを確保しながら、レース全体を見据えた戦略を取るチームが多くなりました。

 一方で、積極的な攻めの選択に出たのがフェラーリ勢やアストンマーティン勢。

 彼らはスタートタイヤにソフトタイヤを選択し、序盤のグリップを活かしてポジションアップを狙う戦略に出ました。ソフトタイヤ勢は序盤の速さを活かせる反面、タイヤデグラデーションとの戦いも避けられず、どこまでスティントを伸ばせるかが重要なポイントとなりました。


●レーススタート|ノリスが好発進も、ピアストリが逆転で首位浮上
 70周の決勝レースがスタート。ポールポジションのノリスは抜群の反応を見せ、好スタートを決めてホールショットを獲得。後方ではピアストリも力強い蹴り出しを見せ、1コーナーまでにポジションを上げると、ノリスに続く2番手で序盤を迎えました。
 一方、3番手スタートだったルクレールはスタートで順位を落とし、上位争いから後退する形に。
 そして迎えた3コーナー。ピアストリはノリスの隙を見逃さず、果敢に仕掛けてオーバーテイクを成功。見事チームメイトを抜き去り、レース序盤でトップへ浮上しました。
 ノリスは2番手に下がったものの、すぐ後方につけてプレッシャーをかけ続ける展開へ。

 マクラーレン同士による激しい首位争いが、ハンガロリンク序盤から繰り広げられることになりました。



●9周目|ハミルトン、フェルスタッペンへ接近。表彰台争いが激化
 レース序盤、上位勢の中で激しいバトルを繰り広げていたのがハミルトンとフェルスタッペン。
 ソフトタイヤの強みを活かしたハミルトンは、スタート後から徐々にペースを上げ、9周目にはフェルスタッペンとの差を一気に縮めることに成功しました。
 フェルスタッペンは前方のマクラーレン勢を追う一方で、後方から迫るフェラーリのプレッシャーを受ける展開に。

 ハンガロリンクは抜きにくいサーキットのため、単純なペース差だけではオーバーテイクにつながりませんが、ハミルトンはフェルスタッペンの背後につき、攻撃のチャンスをうかがいます。
 一方、フェルスタッペンも巧みなライン取りとブレーキングでポジションを守り、王者同士の緊張感ある攻防が続きました。

 序盤から繰り広げられるフェルスタッペン対ハミルトンの戦いは、この後の戦略争いにも大きな影響を与えることになります。


●14周目|ハミルトンが先手のピット戦略、フェルスタッペンとの攻防が激化

 レース序盤のフェルスタッペンとの接近戦を続けていたハミルトンは、14周目に上位勢で最初のピットストップを敢行。先にピットへ入り、フレッシュタイヤでの速いラップを重ねることで、コース上でフェルスタッペンの前に出ることを狙います。
 この動きに対し、レッドブルも翌周にフェルスタッペンをピットへ呼び寄せ、すぐさまカウンターを仕掛けます。

 しかし、フェルスタッペンがコースへ復帰した時には、すでにハミルトンが前。

 フェラーリの戦略が見事に成功し、ハミルトンはフェルスタッペンからポジションを奪うことに成功しました。
 一方のフェルスタッペンにとっては、抜きにくいハンガロリンクで後方に回る苦しい展開。



●16周目|フェルスタッペンが即座に反撃、ハミルトンから3番手を奪還
 14周目のピットストップでハミルトンに先行を許したフェルスタッペンでしたが、王者はすぐさま反撃に出ます。
 フレッシュタイヤへ交換したフェルスタッペンはペースを上げ、ハミルトンとの差を一気に縮めると、16周目にオーバーテイクを敢行。ターン1でハミルトンのイン側へ飛び込み、見事にポジションを奪い返しました。ハミルトンも簡単には譲らず、激しい攻防を繰り広げましたが、フェルスタッペンは絶妙なブレーキングと鋭い判断力で前へ。これにより、フェルスタッペンは再び3番手へ浮上。

 一度はアンダーカットで前に出たハミルトンでしたが、レッドブルのエースが持ち前の勝負強さを発揮し、コース上でポジションを取り戻す展開となりました。

 抜きにくいハンガロリンクで繰り広げられる両者のバトルは、まさに元チャンピオン同士によるハイレベルな攻防となりました。


●23周目|アントネッリがピットイン、暫定首位から戦略勝負へ
 レース中盤に差し掛かる23周目、暫定トップを走行していたアントネッリがピットへ向かいます。アントネッリは上位勢とは異なるタイミングでタイヤ交換を行う戦略を採用しており、序盤からタイヤを労わりながらポジションを維持する走りを見せていました。
 このピットストップにより一時的に順位は下がることになりますが、周囲のドライバーとは異なるタイミングで交換することで、後半に向けた戦略の幅を広げる狙いがあります。

 一方、前方ではマクラーレン勢がレースをリードし、フェルスタッペンとハミルトンが激しいポジション争いを継続。
 各チームが2ストップを基本とする中、アントネッリがどのタイミングで再び上位争いへ戻るのかが注目される展開となりました。
 この時点ではまだ戦略の全貌は見えませんでしたが、後にアントネッリの大胆なタイヤ戦略が終盤の追い上げにつながることになります。


●39周目|ピアストリ、周回遅れとの接触で痛恨のタイムロス
 レース終盤に向けて首位争いを続けていたピアストリに、思わぬアクシデントが襲います。

 39周目、周回遅れとなっていたサインツを処理する場面で両者が接触。
 接触自体は大きなダメージを伴うものではありませんでしたが、ピアストリはその影響で大きくペースを落とし、貴重なタイムを失うことになりました。

 このタイムロスにより、後方との差を築いていたノリスが一気に有利な状況へ。
本来ならピアストリが首位争いを継続する展開でしたが、このアクシデントによってノリスとの差が縮まり、最終的にはオーバーカットを許す形となりました。

 その後、サインツには「接触を引き起こした」として5秒タイムペナルティが科されることになります。

 優勝争いを繰り広げていたピアストリにとって、この接触はレースの流れを大きく変える痛恨の出来事となりました。


●46周目|ノリスがアントネッリ攻略、再びトップへ浮上
 レース中盤から大胆な1ストップ作戦を続けていたアントネッリは、タイヤを労わりながら暫定トップを走行。一方、2度目のピットストップを終えたノリスは、フレッシュなタイヤのアドバンテージを活かして猛追を開始します。

 そして迎えた46周目。

 ノリスは22周以上を走行したタイヤで粘るアントネッリの背後に追いつくと、一気に抜き去りトップを奪還。これによりノリスが再びレースリーダーへ浮上。

 アントネッリは一時2番手まで順位を上げる素晴らしい戦略を見せましたが、タイヤの消耗が進み、終盤まで1ストップを維持することは難しい状況へ。
 一方のノリスは、ここから安定したペースで後続との差を広げる展開となり、勝利へ向けて大きく前進する重要なオーバーテイクとなりました。


●51周目|ペレス、サスペンション破損で無念のリタイア
 レース後半、後方ではペレスにトラブルが発生します。

 51周目、ペレスはマシンの異変を訴えながらペースダウン。
無線ではサスペンション周辺に何かが発生していることを報告しており、マシンにはフロントサスペンション付近の問題が確認されました。
 ペレスは何とかピットへ戻ることを試みましたが、走行継続は困難と判断。
そのままマシンを止めることとなり、ハンガリーGPはリタイアで終えることになりました。

 今回のペレスは、決勝前にサスペンションセットアップ変更を行い、ピットレーンスタートを選択するなど、苦しい状況からの巻き返しを狙っていました。
しかし、レース中のサスペンショントラブルによって、その挑戦は実を結ぶことなく終了。ポイント争いに絡む前に、無念のリタイアとなりました。


●56周目|ピアストリ、まさかのギヤボックストラブル。VSCがレース展開を大きく変える

 終盤、優勝争いを大きく左右するアクシデントが発生します。

 56周目、2番手を走行していたピアストリのマシンに突然のトラブルが発生。
ターン3付近でマシンを停止し、原因はギヤボックストラブルとみられるものでした。優勝争いを繰り広げ、表彰台圏内を走行していたピアストリにとっては、あまりにも痛すぎるリタイア。

 このアクシデントにより、レースコントロールは**バーチャルセーフティカー(VSC)**を導入します。

 このタイミングで各チームが反応。
首位のノリス、ハミルトンはピットへ入り、フレッシュタイヤへ交換して終盤戦へ備える判断を下しました。
 一方、フェルスタッペンとアントネッリはコース上に留まる「ステイアウト」を選択。ポジションを守るために走行継続を選びました。

 VSCによって各車の戦略が分かれる形となり、残り14周で勝利を争う最終局面はさらに緊迫した展開へ。


●65周目|ハミルトンがアントネッリへ猛追、しかしペナルティで表彰台争いに影響
 終盤の表彰台争いでは、ハミルトンとアントネッリによる激しい表彰台争いが繰り広げられました。VSC解除後、フレッシュなソフトタイヤを装着したハミルトンは一気にペースを上げ、前を走るアントネッリとの差を急速に縮めていきます。

 65周目にはアントネッリの背後まで接近し、0.5秒差ほどまで迫る展開に。
ハミルトンは7度の世界王者らしい経験を武器にプレッシャーをかけ続け、アントネッリもメルセデスのマシンを巧みに操りながら必死にポジションを守る展開となりました。

 しかし、その直後にハミルトンへ痛恨の知らせが届きます。

 ピットレーンでの速度違反が審議されていたハミルトンに対し、67周目に5秒のタイムペナルティが確定。コース上ではアントネッリ攻略のチャンスを迎えていたものの、このペナルティによって表彰台争いは大きく不利な状況となりました。
 ハミルトンはその後も前方へのプレッシャーを続けましたが、最終的にはペナルティ加算により順位を落とすことに。一方のアントネッリは、終盤の猛追を受けながらも冷静に対応し、3位表彰台を守り抜く重要なバトルとなりました。


●レース終了|ノリスが完璧な勝利、フェルスタッペンとアントネッリが表彰台を獲得
 70周に及ぶハンガリーGP決勝は、ノリスの劇的な勝利で幕を閉じました。

 ポールポジションからスタートしたノリスは、序盤こそピアストリにトップを奪われる展開となりましたが、冷静なレース運びでチャンスを待ち続けました。
 2度目のピットストップでは、ピアストリの前に出るオーバーカットを成功させると、その後はハードタイヤを見事にコントロール。終盤には後続との差を大きく広げ、誰にも脅かされることなくトップでチェッカーを受けました。

 これによりノリスは2026年シーズン初勝利、そしてワールドチャンピオンとして初めての勝利をポール・トゥ・ウィンで達成。

 王者として新たな一歩を踏み出す、特別な勝利となりました。

2位にはフェルスタッペンが続きました。
 序盤からハミルトンとの激しい攻防を繰り広げ、終盤は30周以上走行したソフトタイヤでのフィニッシュという厳しい状況でしたが、持ち前のタイヤマネジメントと勝負強さを発揮。マシン性能で劣る状況ながら最大限の結果を引き出し、価値ある表彰台を獲得しました。

そして3位にはアントネッリ。
 予選ペナルティにより7番手スタートとなったアントネッリは、大胆な1ストップ戦略で一時は表彰台圏内まで浮上。最終的にはタイヤ交換を余儀なくされたものの、終盤はフレッシュタイヤで驚異的な追い上げを披露し、ハミルトンの猛追を抑え切って3位表彰台を獲得しました。
 苦しい状況から結果を最大化し、さらにチャンピオンシップリードを広げることに成功。

 ハンガリーGPは、ノリスの復活と王者としての成長、フェルスタッペンの底力、そしてアントネッリのタイトル候補としての存在感が際立つ、見応えのある一戦となりました。


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 次戦は1か月後のオランダGPとなります。

 2026年の前半戦を終え、幅なレギュレーション変更によって勢力図が大きく変化する中、非常に見応えのある戦いが繰り広げられました。

 その中でも圧倒的な存在感を示したのがアントネッリです。

 新世代マシンへの適応力、予選での速さ、そして決勝での安定感。
シーズン序盤から結果を積み重ね、ハンガリーGP終了時点でハミルトンに50ポイント差、チームメイトにも56ポイント差を築くことに成功しました。

 一方で、ライバル勢も決して諦めてはいません。
マクラーレンはアップデートによって再び優勝争いへ復帰。ノリスはハンガリーGPでその実力を証明し、後半戦での巻き返しを予感させる走りを見せました。
 ピアストリも速さでは十分にタイトル争いへ絡めるポテンシャルを持っており、今回のような不運がなければ大きな脅威となる存在です。

 また、フェルスタッペンも苦しい状況ながら何度も最大限の結果を持ち帰っており、後半戦でレッドブルがパフォーマンスを取り戻せば、一気にタイトル争いへ加わる可能性があります。

 フェラーリもハミルトンとルクレールという強力なドライバーラインアップを抱えており、まだまだ目が離せません。


 そしてサマーブレイク後の後半戦の注目はアントネッリがこのままチャンピオンシップを支配できるのかという点です。
 現在大きなリードを築いているとはいえ、F1では一つのアップデート、一つのミス、一つの不運で流れが大きく変わります。特に後半戦は、高速サーキットから低速テクニカルコースまで、異なる特徴を持つサーキットが続きます。

 メルセデスのマシンがどのサーキットでも安定したパフォーマンスを発揮できるのか。そして、マクラーレンやレッドブル、フェラーリがどこまで差を縮めてくるのかが大きなポイントになります。

 ノリスはハンガリーGPをきっかけに再び勢いを取り戻す可能性があり、フェルスタッペンは王者として最後まで諦めない戦いを続けるでしょう。
 さらに、ピアストリやハミルトン、ルクレールも虎視眈々と反撃の機会を狙っています。

 2026年のタイトル争いは、決してアントネッリの独走で終わるとは限りません。若きチャンピオン候補が逃げ切るのか、それとも経験豊富なライバルたちが逆襲を見せるのか――。

 夏休み明けから始まる後半戦は、これまで以上に激しく、そして歴史に残る戦いになることを期待したいと思います。
Posted at 2026/07/27 08:22:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月26日 イイね!

【予選結果】Rd.11ハンガリーGP

【予選結果】Rd.11ハンガリーGPF12026 Rd.11ハンガリーGPの予選結果です。



まずは、予選予想の答え合わせです。
 ・順位的中者数 1人
 ・Q3進出的中者数 9人
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以下、予選結果です。
●ポールポジション:ノリス(マクラーレン)
 今週末のマクラーレンは、大型アップデートが見事に機能し、フリー走行から圧倒的な速さを披露。FP3ではトップタイムを記録すると、その勢いのまま予選でもライバルを圧倒しました。
 ノリスはQ1・Q2をともにトップで通過し、迎えたQ3でもプレッシャーのかかるラストアタックを完璧にまとめ上げます。2位にわずか0.012秒差という超僅差の戦いを制し、見事今シーズン初のポールポジションを獲得しました。
 昨シーズンのワールドチャンピオンが、開幕から続いていたメルセデスの連続ポールをついにストップ。前半戦最後の予選で王者の意地を見せつける、価値あるポールポジションとなりました。

▶ 決勝の注目ポイント
 ハンガロリンクは「壁のないモナコ」と呼ばれるほどオーバーテイクが難しいサーキットだけに、スタートが勝敗を大きく左右します。
 ノリスとしては好スタートを決め、1コーナーから3コーナーまでの攻防を制してレースの主導権を握りたいところ。一方、背後にはアントネッリやフェラーリ勢、フェルスタッペンといった強力なライバルが控えており、序盤から激しい首位争いが繰り広げられそうです。


●予選2位:ハミルトン(フェラーリ)
 ハンガロリンクで歴代最多となる9度のポールポジションを誇るハミルトン。今週末もその相性の良さを存分に発揮しました。
 フェラーリはFP1から速さを見せ、FP2ではハミルトンがトップタイム、FP3でも2番手を記録するなど、ポール争いの最有力候補として存在感を発揮。予選でも危なげなくQ3へ進出すると、1回目のアタックではトップタイムをマークし、ポールポジションへ大きく前進します。
 しかし、最後のアタックでノリスが渾身のラップを叩き出し、ハミルトンはわずか0.012秒差で惜しくも2番手。それでもフェラーリの高いポテンシャルと、自身の勝負強さを改めて証明する予選となりました。

▶ 決勝の注目ポイント
 ハミルトンは予選中の他車妨害により3グリッド降格ペナルティを受けるため、決勝は5番グリッドからのスタートとなります。
 それでもハンガロリンクはタイヤマネジメントと戦略が重要なサーキット。持ち前のレース巧者ぶりを発揮し、1周目でどこまでポジションを回復できるかが、逆転優勝への大きなカギとなりそうです。


●予選3位:ルクレール(フェラーリ)
 FP1でトップタイムを記録したルクレールは、FP2でもハミルトンとのワンツー体制を築くなど、フェラーリの好調ぶりを力強く印象付けました。
 低中速コーナー主体のハンガロリンクはフェラーリのマシン特性と相性が良く、予選でもその速さは健在。Q3では1回目のアタックで3番手タイムをマークし、ポール争いの一角として最後まで存在感を放ちました。2回目のアタックでは自己ベスト更新とはならず順位は3位のままでしたが、決勝へ向けて十分期待を抱かせる内容となりました。

▶ 決勝の注目ポイント
 ハミルトンの3グリッド降格ペナルティにより、ルクレールはフロントローとなる2番グリッドからスタートします。
 前戦イギリスGPで見せたロケットスタートを再現できれば、1コーナーまでにトップへ躍り出る可能性も十分。抜きにくいハンガロリンクだからこそ、スタートで主導権を握り、今季2勝目を狙いたいところです。


以下、トップ3以降です。
●メルセデス
 アントネッリ:4位 ラッセル:7位


 ここまでの前半戦を圧倒的な速さでリードしてきたメルセデス勢。しかし、ハンガロリンクではこれまでとは一転し、フリー走行からマクラーレンとフェラーリに後れを取る苦しい週末となりました。
 予選では、アントネッリがQ1で3番手タイムを記録し速さを見せたものの、Q2・Q3ではライバル勢がさらにタイムを伸ばし、最後までトップ3には届かず4番手。ラッセルも本来のパフォーマンスを発揮できず、最高位7番手と苦戦を強いられました。
 最終的にアントネッリはポールからコンマ1秒差の4番手、ラッセルもトップから0.553秒差の7番手と、前半戦最後の予選でメルセデスとしては悔しい結果に終わりました。

▶ 決勝の注目ポイント
 アントネッリは予選後、黄旗区間で十分に減速しなかったとして3グリッド降格ペナルティを科されることが決定。決勝は7番グリッドからのスタートとなり、メ ルセデスは2台揃って3列目以降から追い上げる厳しいレースを強いられます。
 それでも、ランキング首位を快走するアントネッリはポイントリードに余裕があるだけに、無理な勝負よりもダメージを最小限に抑えるレース運びが重要になります。一方のラッセルは、タイトル争いへ望みをつなぐためにも、1ポイントでも多く持ち帰る積極的な戦略とオーバーテイクが求められる一戦となりそうです。


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 決勝レースは今夜22時からセッション開始予定です。

 前半戦最後の予選は、マクラーレンの大型アップデートが見事に機能し、ノリスが今季初ポールポジションを獲得。開幕から続いていたメルセデスの予選連勝に終止符を打ち、これまでの勢力図が大きく動き始めたことを印象付けるセッションとなりました。
 一方で、フェラーリもフリー走行から安定してトップ争いを演じ、ハミルトン、ルクレールの2台が終始高い競争力を発揮。決勝ではハミルトンのグリッド降格によりルクレールがフロントローからスタートすることになり、スタート直後からノリスとの激しい首位争いが期待されます。

 そして、ここまでシーズンを支配してきたメルセデスは、このハンガロリンクで初めて苦戦を強いられる週末となりました。アントネッリ、ラッセルともに後方グリッドからの追い上げとなりますが、チャンピオンシップをリードするアントネッリがどこまで挽回できるのかも大きな見どころです。

 決勝の舞台となるハンガロリンクは「壁のないモナコ」と呼ばれるほどオーバーテイクが難しく、タイヤマネジメントと戦略が勝敗を左右するサーキット。さらに真夏の高い路面温度はドライバーにもマシンにも大きな負担を与え、わずかな判断ミスやセーフティカーのタイミングひとつでレースの流れが一変する可能性があります。

 マクラーレンがアップデートの成果を勝利という形で証明するのか。フェラーリが得意の低速サーキットで逆転劇を演じるのか。それとも、チャンピオンシップリーダーのアントネッリとメルセデスが逆境を跳ね返し、前半戦を最高の形で締めくくるのか――。

 2026年シーズン前半戦を締めくくる熱戦は、いよいよ決勝へ。サマーブレイク前最後のチェッカーフラッグを最初に受けるのは誰なのか、その歴史的な一戦を最後まで見届けましょう!
Posted at 2026/07/26 14:40:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月25日 イイね!

【ゑむ式F1予選予想】Rd.11ハンガリーGP予選予想

【ゑむ式F1予選予想】Rd.11ハンガリーGP予選予想みなさんこんにちは、そどーゑむです。

今週もF1レースウィークとなりますが、本日はこれから夜まで出掛ける予定ですので、いつもとは違う時間での投稿とさせていただきました。

 さて、話を本題に戻します。
 先週のベルギーGPに続き、2週連続開催となる今週はいよいよ2026年シーズン前半戦最後の一戦、ハンガリーGPを迎えます。舞台となるのは、首都ブダペスト郊外に位置する伝統のテクニカルサーキット、ハンガロリンクです。

 ハンガロリンクは、前戦ベルギーGPの超高速レイアウトとは対照的に、中低速コーナーが連続するレイアウトが特徴。その特性から、オーバーテイクが非常に難しいことで知られ、「壁のないモナコ」とも称される難コースです。そのため、決勝での順位を大きく左右するのは、やはり予選。上位グリッドを獲得できるかどうかが、勝敗の行方を大きく左右します。

 しかし、意外にもハンガロリンクはポールポジション獲得者の勝率が決して高くないサーキットでもあります。その理由として挙げられるのが、山間部特有の変わりやすい天候と、真夏開催による過酷な暑さです。高温のコンディションはタイヤやパワーユニットへの負担を大きくし、ドライバーの体力や集中力も極限まで試されます。

 さらに2026年は、新レギュレーション導入初年度。各チームともマシンの信頼性を完全には掴み切れておらず、思わぬトラブルが勝敗を左右する可能性も十分考えられます。

 こうした条件を踏まえると、今年のハンガリーGPは純粋な速さだけでは勝てない**"サバイバルレース"**になる予感。果たして前半戦最後の勝者となるのは、ランキング首位を独走するアントネッリか、それともライバル勢が待ったをかけるのか。運命の予選が、いよいよ幕を開けます。

それでは、ハンガリーGPのTOP10予想です。


【ポール争い】アントネッリとフェラーリの三つ巴バトル

 本命は、やはりランキング首位を快走するアントネッリです。

 FP2では13番手と苦戦しているようにも映りますが、ベストタイムはミディアムタイヤで記録したもの。ライバルたちがソフトタイヤでアタックを行う中、メルセデスは決勝を見据えたプログラムを優先していた可能性が高く、本気の一発はまだ隠している印象です。
 ベルギーGPで圧巻のポール・トゥ・ウインを飾った勢いそのままに、今週末も予選でライバルをねじ伏せ、今季7度目のポールポジションを獲得すると予想します。

 その最大のライバルとなるのは、フリー走行を席巻したフェラーリ勢。FP1はルクレール、FP2はハミルトンがトップタイムを記録し、ハンガロリンクとの高い相性を見せつけました。
 低中速コーナーが続くこのサーキットでは、フェラーリの旋回性能は大きな武器。ルクレールを2番手、ハミルトンを3番手と予想しましたが、ポール争いは最後の最後まで目が離せないでしょう。

【2列目争い】フェルスタッペンとラッセルが虎視眈々

 4番手予想は、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。
 FP1・FP2ともに安定してトップ4圏内を維持し、大きく崩れる気配はありません。派手な速さこそフェラーリに一歩譲るものの、一発のアタックでは王者らしい勝負強さを発揮し、2列目を確保してくるでしょう。

 5番手にはメルセデスのラッセル。
 ベルギーGPでは不運なリタイアに終わりましたが、速さそのものは健在。ハンガロリンクでも確実に上位グリッドを確保し、決勝での逆転を狙います。

 そして6番手にはランド・ノリス。
 FP2では3番手タイムを記録するなど速さは十分ですが、今回はフェラーリとメルセデス勢が僅かに上回ると予想。それでも決勝では優勝争いに絡んでくるだけのレースペースを秘めています。

【4列目争い】レッドブルとマクラーレンが激突!

 7番手にはレッドブルのハジャー、8番手にはマクラーレンのピアストリを予想。

 ハジャーは今季着実に成長を遂げており、レッドブルのセカンドドライバーとして存在感を強めています。一方のピアストリもマクラーレンの高いマシンポテンシャルを武器に、Q3では上位進出を狙ってくるでしょう。

【Q3進出争い】レーシングブルズが再びダブルQ3へ!

 9番手にはリンドブラッド、10番手にはローソンのレーシングブルズ勢を予想します。
 ベルギーGPに続き、今週末も2台揃って安定したパフォーマンスを披露。FP1・FP2ともにトップ10圏内をキープしており、Q3進出の有力候補と言えるでしょう。
 アウディ勢との熾烈な争いが予想されますが、勢いという点ではレーシングブルズが一歩リード。前半戦最後の予選でも、5列目を2台で確保する可能性は十分にあります。

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予選は今夜23時からセッション開始予定です。

 フリー走行2回目までを終えた時点では、フェラーリが非常に力強いパフォーマンスを披露しています。FP1ではルクレール、FP2ではハミルトンがトップタイムを記録し、ハンガロリンクとの高い相性を証明。低中速コーナーが続くこのコースで、跳ね馬が前半戦最後のポールポジション獲得へ向けて大きな存在感を放っています。
 しかし、それでも私の本命はランキング首位を快走するアントネッリです。FP2では13番手に終わったものの、ミディアムタイヤでの走行が中心だったことを考えれば、まだ本来の速さを見せ切っていない印象があります。ベルギーGPで見せた圧巻のポール・トゥ・ウインの勢いをそのままに、前半戦最後の予選でも勝負強さを発揮してくれると予想しています。
 フェラーリ勢に加え、フェルスタッペン、ラッセル、そしてFP2で速さを見せたノリスもポール争いに加われば、Q3はコンマ1秒を削る大激戦になることは間違いありません。さらにハジャーやピアストリ、リンドブラッド、ローソンら若手ドライバーたちによるQ3争いも、前半戦最後の予選を大いに盛り上げてくれそうです。

 「壁のないモナコ」と呼ばれるハンガロリンクでは、予選で獲得したポジションが決勝の行方を大きく左右します。だからこそ、各ドライバーが限界ギリギリまで攻め込む一発のアタックは必見。前半戦を最高の形で締めくくるポールポジションを手にするのは、勢いに乗るアントネッリか、それともフェラーリが待望の今シーズン初ポール獲得となるのか――。2026年シーズン前半戦最後の予選から、目が離せません。
Posted at 2026/07/25 09:47:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月20日 イイね!

【レース結果】Rd.10ベルギーGP

【レース結果】Rd.10ベルギーGPF12026 Rd.10ベルギーGPのレース結果です。


●優勝:アントネッリ(メルセデス)
「冷静さと速さで掴んだ、父への最高のプレゼント」

 2026年シーズンを牽引するアントネッリが、ベルギーGPでも圧巻のレース運びを披露し今季6勝目をマークしました。
 ポールポジションからスタートしたアントネッリは、1コーナー「ラ・ソース」を首位で通過。しかし、その直後のオー・ルージュからラディオンへ向かう加速区間でフェルスタッペンに先行を許す波乱の幕開けとなります。

それでも動じることはありませんでした。

 ケメルストレートでスリップストリームを巧みに使い返し、すぐさま首位を奪還。オープニングラップのうちにトップを取り戻すと、その後はレースを完全にコントロールしました。
 レース中盤には、デブリ回収によるVSC(バーチャル・セーフティカー)のタイミングがフェラーリに味方し、一時的にルクレールへ首位を譲る展開となります。しかしアントネッリは焦ることなく、レースペースの違いを活かしてコース上でルクレールを鮮やかにオーバーテイク。再び首位へ返り咲くと、そのままチェッカーフラッグまで危なげない走りを披露しました。

 約1か月ぶりとなる待望の勝利は、今週末に誕生日を迎えた父へ贈る最高のバースデープレゼント。速さだけでなく、レースマネジメントや精神的な強さも兼ね備えた走りで、タイトルリーダーとしての貫禄を改めて示しました。


●2位:ルクレール(フェラーリ)
「戦略と執念で掴み取った価値ある表彰台」

 5番グリッドからスタートしたルクレールは、オープニングラップのケメルストレートで絶妙なスリップストリームを活かし、一気に2番手までジャンプアップ。序盤からフェルスタッペンとの激しいポジション争いを演じ、スタンドを大いに沸かせました。
 レース中盤には、VSCのタイミングを完璧に活用してピットイン。ロスタイムを最小限に抑え、一時は首位へ浮上することに成功します。
 その後こそアントネッリの速さに屈し首位を明け渡しましたが、最後まで諦めることなくプレッシャーをかけ続け、2位でフィニッシュ。惜しくも2連勝は逃したものの、フェラーリの高い競争力を改めて証明する力強いレースとなりました。


●3位:フェルスタッペン(レッドブル)
「王者の意地を見せた攻めと粘り」

 2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、ラ・ソースを無難に立ち上がると、オー・ルージュからラディオンまでに勢いをつけ、アントネッリをオーバーテイク。一時はトップへ躍り出る積極的な走りを見せます。
 しかし、その直後のケメルストレートではアントネッリとルクレールに立て続けに抜き返され、オープニングラップ終了時には3番手まで後退。それでも序盤のうちにルクレールを攻略して2番手を奪い返し、アントネッリへプレッシャーをかけ続けました。
 レース中盤には上位勢で最も早くピットへ向かうアンダーカットを試みるなど、レッドブルは積極的な戦略で勝負を仕掛けます。しかし決定打とはならず、終盤はピアストリとの表彰台争いへ。

 最後まで冷静なディフェンスを続け、追いすがるピアストリを封じ込めて3位を確保。勝利には届かなかったものの、苦しいシーズンの中で王者らしい粘り強さを見せた一戦となりました。


以下、トップ3以降です。
●ラッセル(メルセデス):DNF
「タイトル争いに痛恨の一撃。不運に泣いたベルギーGP」

 4番手からスタートしたラッセルは、オープニングラップで思わぬアクシデントに見舞われます。
 ラ・ソースを抜け、オー・ルージュからラディオンを駆け上がった直後、突然バッテリー回生システムにトラブルが発生。ストレートでトップスピードが伸びず、ライバルたちに次々とオーバーテイクを許してしまいました。
 さらに5コーナー進入ではハミルトンとの接触でスピン。そのままグラベルにはまり、無念のリタイアとなります。

 前戦では2位表彰台を獲得し、アントネッリとのポイント差を縮めていただけに、このノーポイントはチャンピオンシップ争いにおいて非常に大きな痛手。後半戦へ向け、苦しい週末となってしまいました。


●ノリス(マクラーレン):7位
「13番手スタートから魅せた圧巻の追い上げ」

 予選3番手の速さを見せながらも、PU交換による10グリッド降格ペナルティで13番手スタートとなったノリス。

しかし、レースが始まるとその速さは本物でした。

 わずか12周で中団勢を次々と攻略し、早くも6番手までポジションアップ。さらにライバルとは異なる戦略を選択し、一時は首位を走行するなど存在感を発揮しました。
 終盤のピットストップ後は7番手でコースへ復帰すると、前を行くハジャーへ猛烈なプレッシャーをかけ続けます。しかし最後まで攻略することはできず、7位でチェッカー。

 順位以上にインパクトを残した走りで、マクラーレンの高いレースペースを証明する内容となりました。


●アイザック・ハジャー(レッドブル):6位
「チームプレーから自力の快走へ。価値ある6位入賞」

 予選ではフェルスタッペンへスリップストリームを与える"トウ役"としてチームに貢献したハジャー。自身はグリッド降格により21番手スタートという厳しい状況でしたが、決勝ではその実力を存分に発揮しました。
 序盤のセーフティカー導入時には素早くピットインし、タイヤ交換義務を早々に消化。この戦略が見事に的中すると、レース再開後は次々とオーバーテイクを成功させ、レース3分の1を過ぎた時点で早くも7番手まで浮上します。
 その後はノリスのピットストップで6番手へ上がり、終盤は後方から迫るノリスの猛攻を受ける展開に。それでも冷静なディフェンスを最後まで貫き、価値ある6位フィニッシュを果たしました。

 チームのために自己犠牲を厭わない献身性と、自らの速さを証明したレース内容。レッドブルの未来を担う若き才能が、また一つ大きな存在感を示した週末となりました。


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以下、レースのハイライトです。
●レース前から波乱の予感。ペナルティと天候がレースのカギに

 決勝前から、ベルギーGPは波乱の気配に包まれていました。

 PUコンポーネント交換により、ノリス、ハジャー、そしてアストンマーティンの2台がグリッド降格ペナルティを受けることが決定。なかでも予選3番手のノリスは、大きく順位を落としてのスタートとなります。
 さらに、レース開始直後には雨の可能性も予報されており、変わりやすい"スパ・ウェザー"が戦略を大きく左右する展開も予想されました。

 ペナルティに加え、不安定な天候という2つの要素が重なり、決勝はスタート前から波乱含みの一戦となりました。

●スタートタイヤは戦略が分かれる展開に

決勝のスタートタイヤは、各チームの戦略が大きく分かれる結果となりました。

カルロス・サインツとバルテリ・ボッタスは序盤勝負のソフトタイヤを選択。一方、追い上げを狙うランド・ノリス、セルジオ・ペレス、アイザック・ハジャー、そしてアストンマーティン勢のランス・ストロール、フェルナンド・アロンソは、ロングスティントを見据えたハードタイヤでスタートします。

それ以外のドライバーはミディアムタイヤを選択。各チームの異なる戦略が、レース序盤からどのような展開を生み出すのか注目が集まりました。


●オープニングラップから大波乱!首位攻防と接触事故が発生

レースはポールポジションのアントネッリが好スタートを決め、トップで1コーナー「ラ・ソース」を通過します。


しかし、その直後のオー・ルージュへ向かう加速区間で、フェルスタッペンが一気にオーバーテイク。一時は首位を奪いますが、アントネッリも負けてはいません。ケメルストレートでスリップストリームを活かして即座に抜き返し、再びトップを奪還します。


一方のフェルスタッペンは、その勢いのまま迫ってきた5番手スタートのルクレールにもかわされ、オープニングラップから順位を落とす苦しい展開となりました。


その後方では、ラッセルとハミルトンが接触。ラッセルはスピンを喫してグラベルに捕まり、そのままリタイアとなります。このアクシデントの責任を問われたハミルトンには、5秒のタイムペナルティが科され、開始早々、SCが出動する波乱の幕開けとなりました。


●SC明けから早くも激しいバトル!ハミルトンとピアストリが火花
 5周目、セーフティカー明けのリスタート直後から、上位勢による激しい攻防が繰り広げられます。
 ハミルトンは1コーナー「ラ・ソース」で果敢にインへ飛び込み、ピアストリをオーバーテイク。一時は順位をひとつ上げることに成功しました。
 しかし、ピアストリもすぐさま反撃。続くオー・ルージュへの飛び込みでポジションを奪い返し、わずか数コーナーの攻防で順位を取り戻します。

 スパならではの高速セクションを舞台に、両者が一歩も譲らない見応え十分のバトルとなりました。



●フェルスタッペンが反撃開始!ルクレールをかわして2位奪還
 6周目、フェルスタッペンが早くも反撃に転じます。

 オープニングラップでルクレールに奪われた2番手を狙い、鋭いアタックを仕掛けると、見事にオーバーテイクを成功。再び2位のポジションを取り戻しました。
 首位アントネッリを追うフェルスタッペンが順位を回復し、優勝争いはメルセデスとレッドブルによる一騎打ちの様相を見せ始めます。


●ルクレールとピアストリが接触!ピアストリに痛手

 8周目、3位争いでピアストリがルクレールに果敢なオーバーテイクを仕掛けます。
 ルクレールも簡単にはポジションを譲らず、両者はサイド・バイ・サイドのまま5コーナーへ進入。その際に軽い接触が発生し、ピアストリのマシンからパーツが飛散してしまいます。

 この接触についてペナルティは科されませんでしたが、ピアストリはマシンにダメージを負う痛い展開に。今後のレースペースへの影響が懸念されるアクシデントとなりました。


●ハミルトンが再びピアストリを攻略!4位へ浮上

 9周目、ルイス・ハミルトンが再びオスカー・ピアストリとのバトルを制します。
 5周目のリスタート直後には一度ピアストリをかわすも、オー・ルージュでポジションを奪い返されていました。しかし今回は、ケメルストレートでスリップストリームを活かして鮮やかにオーバーテイク。4位へと浮上しました。

 5秒ペナルティを背負いながらも果敢な走りを続けるハミルトン。前を行く表彰台争いへ食らいつく、力強いレースを展開していきます。


●VSCでフェラーリが勝負手!ルクレールが実質首位へ浮上

 22周目、コース上に散らばったデブリを回収するため、**バーチャル・セーフティカー(VSC)**が導入されます。
 この絶好のタイミングを逃さなかったフェラーリは、ルクレールとハミルトンを立て続けにピットへ呼び込むダブルピットを敢行。ロスタイムを最小限に抑える戦略が見事に決まり、ルクレールは実質首位のポジションでコースへ復帰しました。
 また、ハミルトンもこのピットストップで5秒のタイムペナルティを消化。フェラーリにとっては、戦略面で大きなアドバンテージを得るターニングポイントとなりました。



●中団勢が大激戦!コラピントが圧巻のダブルオーバーテイク

 30周目、ポイント圏内を懸けた中団勢のバトルが一気にヒートアップします。

 ガスリー、コラピント、ローソン、ヒュルケンベルグによる4台の大接戦が、ケメルストレートを舞台に勃発。目まぐるしく順位が入れ替わる激しい攻防が繰り広げられました。
 その中でも主役となったのはコラピント。絶妙なブレーキングとライン取りで、一気に2台を抜き去る圧巻のダブルオーバーテイクを披露します。

 アルゼンチン出身の若きドライバーが見せた果敢なファイティングスピリットは、多くのファンを魅了。将来のシート争い、そして中団勢の勢力図を占う上でも、大きな存在感を示す走りとなりました。


●34周目、アントネッリが首位奪還!圧巻のオーバーテイク
 22周目のVSCで一度はルクレールに首位を譲ったアントネッリ。しかし、そこから圧倒的なレースペースで猛チャージを開始します。
 着実にギャップを縮めると、34周目にはついにルクレールを射程圏内へ。ケメルストレートで鋭く仕掛け、一気にオーバーテイクを決めてトップの座を奪還しました。
 一度失った首位を自らの速さだけで取り戻したアントネッリ。その走りは、今季のタイトルリーダーにふさわしい強さを改めて印象付けるシーンとなりました。


●アントネッリが今季6勝目!タイトル争いで大きく前進
 激戦のベルギーGPを制したのは、アントネッリ。VSCで一度は首位を明け渡しながらも、自らの速さでトップを奪い返す圧巻のレース運びを披露し、今季6勝目を挙げました。この結果、ドライバーズランキングでは2位との差を45ポイントまで広げ、タイトル争いを大きくリードしています。

 2位にはルクレールが入り、前戦からの連勝こそ逃したものの、高いレースペースと巧みな戦略で最後まで優勝争いを展開。メルセデスに一歩及ばなかったものの、今後へ期待が膨らむ力強い走りで2戦連続の表彰台を獲得しました。

 そして3位はフェルスタッペン。ライバル勢に比べて戦闘力で劣るマシンを巧みに操り、最後まで粘り強い走りで表彰台圏内を死守。王者らしい勝負強さを存分に見せつけるレースとなりました。


***************************************************************
 次戦は今週末に行われるハンガリーGPです。

 ベルギーGPは、アントネッリがポールポジションから一度も主導権を渡さない圧巻の走りでポール・トゥ・ウインを達成。VSCで一時首位を明け渡す場面こそありましたが、それすら自らの速さで覆してみせる姿は、まさに今シーズンの主役にふさわしい内容でした。
 さらにランキング2位を争うラッセルがリタイア、ハミルトンも接触とペナルティに苦しみ大きくポイントを失ったことで、アントネッリはドライバーズランキングで再び独走態勢を築くことに成功。サマーブレイク前最後の一戦を残し、前半戦首位ターンは確実なものとなりました。

 次戦ハンガリーGPはベルギー、イギリスと続いた超高速サーキットとは一転し、中低速コーナーが連続するテクニカルコース、ハンガロリンクが舞台となります。コース特性は180度異なり、ここまで大きな武器となってきたメルセデスPUのアドバンテージも小さくなることが予想されるだけに、フェラーリやマクラーレン、そしてレッドブルにとっては絶対に落とせない重要な一戦となるでしょう。
 さらにハンガロリンクは「モナコに次いで抜きにくいサーキット」とも言われるだけに、勝負のカギを握るのは間違いなく予選。加えて真夏の高温コンディションとなれば、タイヤマネジメントやドライバーの集中力も大きく試される、今季屈指の過酷なレースになる可能性があります。

 勢いそのままにアントネッリが前半戦を締めくくるのか。それともライバルたちが意地を見せ、タイトル争いに再び火を灯すのか。2026年シーズン前半戦のラストを飾るハンガリーGPからも、目が離せません。

それでは、また今週末にお会いしましょう(^_^)/~
Posted at 2026/07/20 02:45:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月19日 イイね!

【予選結果】Rd.10ベルギーGP

【予選結果】Rd.10ベルギーGPF12026 Rd.10ベルギーGPの予選結果です。





まずは、予選予想の答え合わせです。
 ・順位的中者数 1人
 ・Q3進出的中者数 9人

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以下、予選結果です。

ポールポジション:アントネッリ(メルセデス)

 フリー走行2回目・3回目を連続トップで締めくくり、勢いのまま予選でも圧巻のパフォーマンスを披露。Q1からQ3まで一切危なげない走りでライバルを圧倒し、今季6度目となるポールポジションを獲得しました。
 プレッシャーのかかるQ3最後のアタックでもミスは皆無。誰も寄せ付けない完璧なラップをまとめ上げ、2番手のフェルスタッペンに0.317秒もの大差をつける圧勝劇となりました。

 まさに2026年シーズンを象徴するような走りで、タイトルリーダーとしての貫禄を改めて見せつけたと言えるでしょう。

▶ 決勝の注目ポイント

 スパ・フランコルシャンは、ポールポジションだからといって決して安泰ではありません。
 スタート直後のラ・ソースをトップで立ち上がっても、その先にはオー・ルージュからケメルストレートへ続く長い全開区間が待っています。ここでは後続車が強力なトウを利用できるため、1周目から首位攻防が繰り広げられる可能性は十分。アントネッリがスタート直後の猛攻をしのぎ切れるかが、最初の大きな勝負どころとなりそうです。


2位:フェルスタッペン(レッドブル)

 FP1ではトップタイムを記録し、その後も常に上位をキープ。苦戦が続いていたレッドブルですが、ベルギーGPではマシンバランスが大きく改善され、ポール争いに加われるだけの競争力を取り戻してきました。

 Q3では、チームの戦略も見事でした。

 決勝でグリッド降格が決まっているチームメイトのアイザック・ハジャーがタイムアタックを行わず、フェルスタッペンへスリップストリームを与える"トウ"役に徹するチームプレーを敢行。そのサポートを最大限に活かしたフェルスタッペンは、見事フロントローを獲得しました。

▶ 決勝の注目ポイント

 フェルスタッペンにとって最大のチャンスは、やはりスタート直後です。
 長いケメルストレートでスリップストリームを活かし、アントネッリの前へ出られるか。もし1周目のうちにトップへ立てれば、レース全体の主導権を握る展開も十分考えられます。レッドブルにとっては、勝負の数百メートルになりそうです。


3位:ノリス(マクラーレン)

 今週末はPUコンポーネント交換により10グリッド降格ペナルティが決定していたノリス。それでも予選では一切妥協することなくアタックを続け、Q1ではトップタイムを記録。Q2でも安定して上位につけ、Q3では自己ベストを更新して3番手を獲得しました。
 ペナルティがなければ優勝争いも十分期待できるだけのパフォーマンスを見せており、マクラーレンの速さは本物と言えるでしょう。

▶ 決勝の注目ポイント

 決勝は13番グリッドからのスタートとなりますが、スパ・フランコルシャンはオーバーテイクポイントが豊富なサーキットです。
 今週末のマクラーレンはロングランペースにも手応えを見せており、ノリスが中団から次々とライバルを抜き去る展開も十分期待できます。表彰台、さらには優勝争いへ食い込めるか――。決勝最大の見どころの一つとなることは間違いありません。


以下、トップ3以降です。

●フェラーリ
5位:ルクレール 6位:ハミルトン


 フェラーリは今週末、メルセデスやレッドブルにわずかに及ばない展開となりましたが、Q3では両ドライバーが意地の走りを披露。ルクレールが5番手、ハミルトンが6番手に入り、フェラーリ勢が3列目を独占しました。

 そして、この予選で最も驚かされたのが、チームメイト同士による超ハイレベルなタイム争いです。

 ルクレールとハミルトンの差は、わずか0.002秒。全長7kmを超えるスパ・フランコルシャンで、これほどまでに拮抗したタイムを記録したことは、両ドライバーの完成度の高さとフェラーリのマシンバランスの良さを物語っています。

 予選ではライバル勢に一歩及ばなかったものの、その差はコンマ5秒ほど。決して悲観する内容ではなく、決勝では十分に上位争いへ加わるだけの競争力を感じさせる予選となりました。

▶ 決勝の注目ポイント

 3番手のノリスが10グリッド降格ペナルティを受けるため、フェラーリ勢は実質4番手・5番手から決勝をスタートすることになります。

 前戦イギリスGPでは、スタート直後に見事な加速を決め、一気にレースの主導権を握ったフェラーリ。その後もメルセデス勢に引けを取らないレースペースを披露し、ルクレールの優勝へとつなげました。
 そして今回の舞台、スパ・フランコルシャンも、高速コーナーと長いストレートが続くレイアウトという点でシルバーストンと共通する特徴を持っています。フェラーリのパッケージとの相性は決して悪くなく、スタートで一気にポジションを上げられれば、再び表彰台争い、さらには優勝争いへ加わる可能性も十分あるでしょう。
 メルセデス、レッドブルを相手に、跳ね馬がどこまで迫れるのか。決勝での巻き返しに期待が高まります。


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決勝レースは明日の22時からセッション開始予定です。

 予選ではアントネッリが圧倒的な速さを見せつけてポールポジションを獲得しました。しかし、明日の決勝レースは一筋縄ではいかない大波乱の展開が予想されます。
というのも、直近4年のベルギーGPにおいて、ポールシッターがそのまま優勝した例はありません。
 その最大の要因が、スパ名物の超ロングストレート「ケメルストレート」です。スタート直後の1周目、オー・ルージュを駆け上がった先で、2位以降のドライバーに強烈なトウを使われ、トップを奪われるケースが多発しています。アントネッリがこのストレートエンドを死守できるか、あるいは2番手フェルスタッペンやラッセル、その後ろに控えるフェラーリ勢がスリップを活かして牙を剥くか、オープニングラップから最大の見所を迎えます。

 また、近年のスパは「比較的オーバーテイクがしやすいサーキット」という共通認識があるため、ノリスのようにあえてここでパーツ交換を行い、グリッドペナルティを受け入れるドライバーが多く存在します。そのため、後方からの怒涛の追い上げショーは必至です。
 そして、その激しいバトルを支えるのが「バッテリー(デプロイメント)のマネジメント」です。前戦シルバーストンと同様に、スパは長いストレートと超高速コーナーが連続するレイアウトのため、バッテリー切れを起こしやすくなります。1周の中でどこでパワーを貯め、どこで放出するかというエネルギー戦略が、バトルの成否を大きく左右します。

 さらに明日の決勝は、路面温度が上昇するとの天気予報が出ています。
スパは「ブランシモン」や「プーオン」など、右に大きく回り込む超高速コーナーが非常に多いため、マシンの「左フロントタイヤ」に想像を絶する負荷(横G)がかかり続けます。この熱せられた路面の上で、いかに左フロントタイヤを労わりながら走れるかというタイヤマネジメントが、レース終盤の命運を分けることになるでしょう。

 圧倒的な速さで逃げ切りを図るメルセデス、完璧なチームプレーで牙を剥くレッドブル、前戦シルバーストンの再現を狙うストレート自慢のフェラーリ、そして後方から襲いかかるマクラーレン……。

 サーキットの特性、技術的な駆け引き、そして天候。すべての要素が絡み合う2026年のベルギーGP決勝は、近年稀に見る大激戦になること間違いなしです。

 シグナル点滅のその瞬間まで、歴史的な一戦をじっくりと見届けましょう!
Posted at 2026/07/19 01:34:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ

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「【予選結果】Rd.9イギリスGP http://cvw.jp/b/3692401/49177437/
何シテル?   07/05 13:53
どこにでもいそうな普通のクルマ好きです。 主にドライブやクルマいじりといった部分を趣味としています。 また、F1観戦も趣味の1つでありかれこれ20年近く見続...
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