内引き

最近チョクチョク耳にする”内引き”と言う言葉・・・


夕方のニュースでもやっていましたが、最近やたらと”万引き”が増えているらしいです。
特に”高齢者”が激増しているようで、70歳以上の割合が全体の1/4以上を占めている様です。
元気なお年寄りが増えて、ダッシュで逃走・・・そんな事はありません、オイラ思うに”寂しい”のでしょう、構ってもらいたいんでしょう。
少し考えていかないといけませんね、この現状。


高齢者の万引きも増えていますが、若年層の万引きも激増しているようです。
最近は万引きした少年や少女を保護者に引き渡すと、反対に噛付かれるらしいですね、保護者に。
モンスターな人たちだ・・・（怖）

万引きで捕まえられて、精神的なショックを負った・・・どないしてくれるんじゃい！！！
はぁ～・・・（呆）

現実問題、万引きで捕まって警察に突き出されても、初犯の場合は殆ど厳重注意+代金支払いで決着するようです。
常習犯でも万引きの場合、名前の如く殆どが小額ですので、きつくても罰金刑止まりのようです。
大げさかもしれませんが、この制度がよくないんじゃないのかな？
れきっとした”窃盗”なんですよね。

やられた方としては、100円利益出すのにどれくらい努力しているか、盗る方は分かっているのかね？
まぁ、こんな事がわかっているような人は、元々万引きなんかしませんけどね。


さてさて、万引きよりたちの悪いのが”内引き”なんですよね。
”内引き”とは、従業員などがお店や会社の”商品やお金に手を出す”事です。
多分正式には”業務上横領”になるのだと思いますけど。
飲み屋のに～ちゃんが、お店のオネ～ちゃんに手を出すのは違うと思いますけどね・・・多分。

冗談はさておき、お店や会社は”信用をして”雇っているわけです。
その信用を裏切り、罪を犯す・・・とんでもないヤカラです。

もっと酷いのが、お店の従業員とお客が手を組んで、どんどん持ち出す・・・
酷いヤツらだ・・・


スロット屋さんでもこんな事件が・・・
＜特別背任＞高設定スロット教え損害…静岡で容疑者逮捕

この場合は、情報を漏らして会社に損害を与えたと言う”背任”の容疑ですね。
物か情報かの違いだけで、やっている事は似たようなものです。
内引きにしてもこの背任にしても、プロとしての自覚や意識ってモンが無いんでしょうかね？


先日工具ネタでちょこっと書いた”良い工具を工場に入れると、無くなる・・・”コレもそうです。
特に共同で使っている工具なんか、誰が持ち帰ったかなんてわかりませんよね。

一時期オイラの会社でもこんなことが流行ったので、最近は始業時と終業時に各現場ですべての道工具のチェックが行われています。
もっとも、コレは”製品に入り込んでいないか？”とか”壊れたり欠けたりした破片が製品に混入していないか？”と言った点検が主なんですけどね。


最近はあまり良く知りませんが、一時期運送会社関係でも荷物が無くなると言った事が散発した時期がありました。
サントリーのBOSSジャンの頃です。
確かに、”当選発表は発送を以って替えさせていただきます。”となっていれば、誰に当たったのかなんて絶対分からないし、当選商品を配達するほうはそれが当選商品って言う事はマルわかり・・・
”ぽっぽないない”していても、絶対わからない。
困り果てた発送元は、先に当選通知はがきを当選者に出すようにしたのは、この事があってからです。

また、某オークションに大量に出回っている、某社純正のHIDバラストユニット・・・
出品文句を見ると”事故車から取り外しました”となっていますが、そんなに大量に事故車が出るのか？
しかも、間違いなく新品・・・
コレも、大方の予想通り・・・なんでしょうね、良く知りませんけど。
そりゃ確かに品質検査でアウトになった物が、大量に”バッカン”に捨てられて、それを拾ってきているのかもしれませんけどね・・・


ま、信用ゆえに雇って貰ってお給料を頂いているのだから、あまり変な事をしないほうがいいと思いますよ。