2010年10月31日
車検業務、民間にすべし?
Mr.年金と言われ、政権奪取後晴れて厚生労働大臣のイスに座った”N妻サン”・・・
確かに年金の事については博識だったようですが、厚生労働省の守備範囲は非常に広く、かつ国民の生活に一番直結する事柄が非常に多い所ですので、年金以外の事については”サッパリパリパリ”では少し無理があったようです。
先日来行われています”仕分け第3弾”で、仕分け人として参加している”N妻サン”が、車検業務は民間で行うべし!との意見を出しました。
ま、色々と裏話もあるようですし、オイラ自身あまりよく調べていないので詳しくは掛けませんが、ちょっと疑問を感じます。
だってさ、今でも”民間車検ならOK、陸運局でもOK、しかしながら認証工場取り消し処分が怖いのでやたらと厳しいD~ら~”っていう、ちょっとおかしな現実がある事を皆さんは薄々感付いておられると思います。
道路運送車両法(保安基準)は、非常に細かく規定されている部分と、どうにでも解釈できる曖昧な部分が多く存在する事は周知の事実です。
陸運局(今はそうは言いませんけど)に持ち込んだ事のある方なら良く解ると思いますが、はっきり言って全然厳しくないんですよね。
たとえばブレーキランプ(制動灯)ですが、昼間に後方100mで視認できなければならないとの規定があるのですが、こんな事検査された人居ますか?
視認できる・・・視認する人の視力によってどうにでもなる事ですし、明確な数値規定がありません。
また、施錠装置の設置が義務つけられていますが、車検でこんな事検査されますか?
あと、よく言われる”発煙筒の期限切れ”・・・
実際は期限が切れて居てもそんな事は一切確認されません、積んでいるか否かの検査だけです。
ぶっちゃけ、車台番号が合致しており、灯火類やホーン、光軸、サイドスリップ、ブレーキ、スピードメーター、排ガステストがOKならOKとなります。
他にもありますが、普通はそう問題にはならない部分です。
こういう曖昧な部分を残して、民間に丸投げをしていいのでしょうか?
民間に丸投げをするならそれはそれでいいと思いますが、明確な基準の整備が不可欠になると思います。
あっちではOKなのに、こっちではNG・・・
今以上にそう言った問題が出てくるのは明らかです。
かといって、緩い方向に基準を下げたら、今の250cc以下のビッグスクーター状態となることは明白です。
車検が無い事に甘えて、絶対保安基準に適合していない車両を販売しているアホバイク屋!
エエ加減にせい!!!
色々言われる車検制度ですが、オイラはこの制度はもっともっと厳しくするべきだと思います。
保安基準の範囲内で、いかに”きわどい事”が出来るのかって事が、本当の”ワル”なのです。
きわどい事をしようとすれば、絶対勉強しなくてはいけませんから・・・
決められた範囲を逸脱してすることなんか、はっきり言って誰でも出来るんです、アホでも出来るんです。
こう云うのは”ワル”とは言いません、ただの”アホタレ”です。
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くるまあそび | 日記
Posted at
2010/10/31 21:42:36
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