
←画像提供:ヨーコさん(有難うございました!!)
マゼンベ、勝っちゃいましたよ!!
アフリカ人の身体能力恐るべし!!!
アフリカファンとしては嬉しい限りです~♪
さて、先週末には箱根-伊豆周辺で「忘年ラリー」とかいうコマ図ラリーが開催されたという噂を聞きました!
なんでも、エントラントもバリエーションに富んだマシンラインナップだったそうで、国産勢としてスバル・三菱はもちろん、ルノー、シトロエン、アルファにVW、欧州フォード。
古くは80年代のアウディや、70年代のアルピーヌまでエントリーされていたそうで!
オフィシャルは555カラーのインプイレッサと怪しいヒゲ野郎のQ8シエラだったらしいですね~。
いやー、Gr.A時代のマシンには夢がありますな~。
ヨダレもんです!!
あ、ヒゲ野郎のシエラはアイドル不調とセルモータートラブルでどこで再起動不能になるかわからない状態だったらしいですよ。
ボロですね~。
さて、そんなこんなで、10時15分の1号車スタートにはヨーコさんも駆けつけていただき、なんとスターターも務めていただきましたそうで!
その後ヒゲ野郎の過酷なアベレージ設定にもかかわらず3つのTCセクションをこなしていただき、牛乳の早飲みというなんともユル過ぎるSSにお付き合いさせられたエントラントの皆様のご苦労は想像するに難くありません。
SS1ではジモティー代表のエスコ乗りの方は、吸気系のトラブルであわやリタイヤかという事態に遭遇されたとか!
おまけにSS2は主催者都合でキャンセルですって!
ヒゲ野郎は「観客がコース内になだれ込んだための断腸の思いでの決断であった」などとホザいていたとのこと。
流石、東京ラリーでSSの途中でシエラをエンコさせてあわや本当にSSキャンセルにさせそうになっただけのことはあります。
(ちなみに、それについては本当に反省しているそうです。)
しかし、総行程120kmをシークレットで走らせるんですから、ヒゲ野郎の腹黒さには恐れ入ります。
日帰りという命題を背負って参加された方など、あまりのゴールの遠さに眩暈がされたそうですよ。
とにもかくにも、夕闇迫る頃には、TC2のスタート直後に壮大なミスコースをしてしまった熱海まわりの方や、小江戸方面より単騎馳せ参じていただいた多国籍な方、SS1の時点では布団の中だったというオレンジ色の方も無事到着し、いよいよSS3が、主催者の用意したプジョー307WRCによって行われましたそうです。
いくらワークスのグロンホルム車の払い下げとはいえ、慣れないWRカーのドライビングに皆様手こずられたようで、パイロンにクワガタになったり敷居でライコネン状態になったりした方が多かったようですね~。
そして、一番時計は電池ワンセット分の事前テストをこなしてきたヒゲ野郎?
なんてヤツでしょうか。
ちなみに、タイスケの関係上、この時点でシークレットクイズはまだ出題されていなかったのですが、これが後々抱腹絶倒の大惨事を招くきっかけになろうとはまだ誰も知る由がありません。
そのまま南伊豆の幸を満載した連合艦隊の待つ大海原に乗り出してゆく海の男たち、いや、ラリーな男たち、女たち!
そして彼らの行く手を阻むメキシコからの刺客!!
戦いはものの15分でラリースト側の圧勝で終わったそうですが、後遺症でクイズ大会は大変なことに!
デジカメの画像を必死でめくるエントラント!
きしむボールペン!!
飛び交う灰皿!!!(嘘
そして、出てきたクイズの答えは…
昼食を食べたレストランの名前は→ハラミ2人前
…違う!!そりゃ食べた物じゃろうが!
伊豆野伊三郎が船長を務めた船→光進丸
…違う違う!!そりゃ雄三じゃろうが!
反射炉で作っていたもの→お茶
…じゃなーい!!
ちなみに、ビールでもパンでも鋼管フレームでもないわい!!
ということで、ラリーな男たちと女たちの歓声の飛び交う中、三五郎の夜は更けていったとさ。
(ちなみに、宿の名前がポルシェ356に似ていてエンスーの香りがしたことが、この宿に決めた最終要因になったことは想像に難くありませんね。)
え、ヒゲ野郎ですか?
ヤツは最終SSも半ばにして真っ白な灰になっていたと、風の便りに聞きました。
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とまあ、こんな噂話にはくれぐれも騙されないようにしましょう~。
「忘年ラリー」はRFAN初の公道イベント、かつRFAN初のアベレージラリーだった訳です。
ぶっちゃけてしまうと、最初はただの忘年会で考えておりました。
その後、折角なので走行会とセットで開催しようということで方々当たってみたのですが、どこも予約が入っていてNG。
で、やむなくアベレージラリーに落ち着いたのです。
ただ、準備をしている途中でらくたろうさんやkoi-dさんに資料を頂いたり、自分でも実際のラリーのコマ図の勉強をしたりしているうちに、これはこれで「遊び」として成立するかもしれないと思い始めたわけです。
ただ、普通のラリーと違う点もありました。
普通のラリーでのコマ図は「なるべく迷わないように」作られているという点。
RFANの場合は「迷いそうで迷わない」、もしくは「迷っても致命的にはならない」というギリギリの線。
クイズにしてもコマ図にしてもSSにしても「難しすぎず易しすぎない」ところを狙ってみたのですが、いかがだったでしょうか?
反省点は、事前に何らかの形で全体のエリアを明確にしておいた方がよかったかな、というところです。
最終目的地を知らされなかった結果、帰れなくなってしまったり荷物が大きくなってしまったりと、ご迷惑をお掛けしてしまいました~。
この辺りは次回に向けての改善点とさせていただきます!
また、逆に良かった点は、オラッチェでラリー看板を設置している時に、見知らぬ年配の方から「おっ、ラリーやってるの?」と声をかけていただいたことです。
蔵屋鳴沢でも団体の方が「ラリーやってるんじゃない?」とワイワイ話しながら通り過ぎていったりとか。
そんな時には「ラリーやってるんですよ!!」って自慢したくなりました!
「ラリーイング」ファン協会ですから、こういわれるとメロメロのデレデレになってしまうのです!!
確かに本来のラリーとは似ても似つかないのかもしれません。
でも、こうやって自分たちが楽しんでいることで、一般の方にも少しでも「ラリー」というものが認知されていけばこれほど嬉しい事はありません。
そして、何より最高に愉快で気の置けない仲間と達成感を共有するって、これこそラリーの醍醐味ですよね!
結局、ラリー=SSラリーといつの間にか自分の中で制約をつけてしまっていたんです~。
そういうことに気がつくことができたのも、「忘年ラリー」をやってみたからこそ、だと思います。
エントラントの皆様のおかげで、最高のイベントになりました!
ありがとうございました~!
そして、「忘年ラリー」をもって、2010年のRFANのイベントは全て終了になります。
イベントにご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました!
この場をお借りして、心より御礼申し上げます!!
そして、残念ながらご都合のあわなかった皆様、次回は是非一緒に遊びましょう!!
来年も今年以上に活動の幅を広げて行けたらと思っております。
また、もっと様々な角度からラリーの魅力をお伝えできたらと思います。
もちろん、ダートラやトライアルも絶賛応援中です。
来年のイベントは雪上(もしくは氷上)から始動する予定です。
野沢・伊那・那須でのイベントはもちろん、池の平や群サイでも企画が出来たらと思っております。
そして、夏~秋のどこかで観戦に耐えうるラリーイベントも企画してみたいなあ、と。
ま、妄想段階ですが。
ということで、来年も皆様にとって、そして私たちにとって良い年でありますように!
だいぶ早いですが、RFAN管理人としてのご挨拶にかえさせていただきます!
(もちろん、グル万ブログはイヤでもまだまだ続くのだー、ワーハーハー!)