うちのファーストカー

「希望ナンバーにしよか？」


「( ‥)ン？」


「２２にしたらええやん」


「べつにええわ」


「なんでや　しよーな」


「お金いるんやろ？　やめとく」


「ほな　俺出したるから２２にし」


「出してくれるんやったら　２２でもええで」



というわけで　ダンナからのプレゼント「２２ナンバー」のにぃにぃがついにきました




・・・さっそく　きょう仕事の帰りにダンナと待ち合わせしてにぃにぃをとりにいく



にぃにぃに乗って帰る


「どないや？」


「なにが？」


「具合わるないか？」


「ハンドルがデカイこととアクセルが届かへんことと窓がクルクル以外は快適やで」


「そういうことちゃう　車の調子どないや？」


「ふつう」


「ちゃうがな　ハンドルがふるとか　重い感じがするとか・・なんもないか？」


「ええかんじや」


「そうか・・・俺には運転してへんからわからへんわ」


「( ‥)ン？　あんた運転したいん？」


「いや　ええよ」


・・・といいつつも　めっちゃ運転したそう



ぷぷぷ



ガソリンゲージがカラッポなので　通りすがりのセルフのガソリンスタンドに入る


家の方より高い


「高いなあ」とつぶやく・・


「どないするん？なんぼいれるん？」


「満タンにしとくわ～　２０００円で足りるかな」


「足りるわけないやん」


「なんでよ　ワゴンＲは２０００円で満タンや」


「３０は入るぞ」


「うぞー！　２０００円しかお金もってへん」


「トホホ」


「あんた出しといて」


「ガソリン代まで俺かよ」



・・・そういいながらも気前よく出してくれた


ぷぷぷ



「ガソリンタンクのあけかたも覚えときや」


ひぇ～　いまどきガソリンタンク　キーであけるんや


（*￣m￣ ）ぷっ



まあいまどきの車ちゃうしね～



・・・「あんた運転して」


「なんでや」


「夜やから」


「なんじゃそりゃ」



そういいつつも　嬉しそうに運転をかわる



高速に乗り　パーキングにはいって４駆にも入れてみる


「降りんでええん？」


「おう　これは１１とちごて乗ったままでかえれるねん」


「へー　そこだけ上等やな」


ぷぷぷ



「大事に乗りな～」


「うん」


「メンテはしたるから　これで安心して花見にいけるな～　よかったな」


「うん」




「俺のおもちゃできた・・・・」



∑(￣□￣；)



「コケんようにな～」


「は？？？　コケるようなとこいかへんから！」





いやいやいや


あんたのおもちゃちゃいますがな


クロカンいきませんがな



あたしの通勤・買い物・花見号ですやん



・・というか　我が家のファーストカーですねん




よろしくね♪



ぷぷぷ



（●・・●）れお