三菱ふそうエアロスター 名古屋市営バス製作記 その1
投稿日 : 2020年11月23日
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2015年9月某日
三菱ふそうエアロスターノンステップ
名古屋市営バスの製作に着手しました。
アオシマから2004年7月に発売された製品で、発売と同時に購入したものです。
塗装済みプラモデルとして前年発売されて好評を博した東京都営バスをベースにしています。
縮尺は32分の1です。
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ちなみにこちらが実車。
1998年式、シャシー型式はKC-MP747Mです。
鳴尾営業所に所属するNF-5号車をモデルにしています。
金山(かなやま)バスターミナルにて
2004年9月撮影。
実車取材をしっかりしながらも…
着手まで約11年を要しました。。。
なぜ?(汗
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箱をあけますと~
こんな感じです。
名古屋市営バスのブルーライン塗装が印刷表現されています。
写真で見ると結構綺麗な色合いですが、実際には黄色が強めのアイボリーと、かなり濃い目のブルーを纏っています。
しかも、パーツ構成も都営バスをベースにしています。
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配色&文字表現のイメージイラスト。
このまま製作すると…
名古屋市営バスとかなりイメージが変わってしまいそうで、、、
アイボリー部だけでも再塗装しようか。
それとも、全く別のカラーリングを纏わせようか。
悩みました。
しかも、都営バスがベース車ですから、短尺タイプのK尺車です。
さあ、どうする!どうなる?
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結局、IPAにどぼ漬けして
塗装を落としてしまいました。
これで随分気分が楽に。
どんなカラーリングを纏わせてもOKです!
エアコンユニットをそのまま載せてみました。
このままでは都営バスです(笑)
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なので、ボディを修正していきます。
まずは車外スピーカーです。
製品ではスピーカーが前ドア後部にモールドされていますが、実車は中ドア前部に付いています。
既存モールドを削り落として、中ドア前部に表現します。
0.5ミリ厚のプラ板を切り出して、接着剤で貼り付けます。
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エアコンユニットの位置も修正。
実車の位置を参考にして、取付穴を穿孔します。
中扉両開き戸の中央上部にエアコンユニットの端部がありますので、ここで位置を揃えることにしました。
前扉両開き戸の中央上部にはラインクロスファンのキセがありますので、その取付穴も穿孔します。
なお、ラインクロスファンのパーツは、静岡ホビーショーのジャンクパーツコーナーで入手しました。
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この製品最大?のエラーも修正します。
フロントのホイールナットが…
なぜか6スタッドになっているんです。
これには正直ビックリしました。
模型雑誌の作例紹介ではほとんどの作品が8スタッドに修正されていましたが、当時の私の技術ではついつい及び腰になり…
着手に11年かかりました(汗
全て削り落とし、ハブキャップのセンターから45度で線を引き…
壽屋製のナットパーツを貼り付けました。
終わってみれば、案ずるより産むが易し。
良い感じに仕上がりました。
その2へつづく。
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