三菱ふそうエアロスター 名古屋市営バス製作記 その2
投稿日 : 2020年11月23日
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前面にはコックピット向けの換気リッドがモールドされています。
名古屋市営バスには換気リッドはありませんので、こちらのモールドも消します。
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モールドを軽くヤスった後、クレオスのプラサフを筆塗りで流し込みます。
乾燥したら、600番~1000番のヤスリでヤスって均します。
最終的にはサフを全体に吹いて仕上げるので、この時点で完全に消す必要はありません。
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後部表現を修正します。
リアコンビネーションランプが左右2連大型タイプの表現ですが、名古屋市営は小型かつ縦型2連です。
このため、内側半分を0.5ミリ厚のプラ板で埋めます。
また、バックランプのモールドがバンパーに表現されていますが、名古屋市営はバンパー上部のコンビネーションランプに組み込まれています。
バックランプのモールドを0.3ミリ厚のプラ板で埋め、その後ホワイトサフをすき間に流し込み、均して仕上げます。
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こちらが実車の画像。
小型縦目のコンビネーションランプで、かつ、大型縦目のコンビネーションランプにバックランプが組み込まれている様子がわかります。
※画像は「まるはち交通センター」さんから使わせていただきました。
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続いて、車内の製作にとりかかります。
シート上部が山型になっている、三菱純正の新形状シートです。
しかし、封入されているシートパーツはシート上部が一直線になっている一般的なもの。
ひじ掛けも同様に一般的なもの。
車内表現は大きな窓からまる見えですから、ここら辺も何とか表現したいものです。
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まずはシートバック部の裏打ちから。
0.3ミリ厚のプラ板にシート形状をケガき、切り出して貼り付けます。
画像5にもありますが、シートバックにはレッグルームとなる「へこみ部」があります。
0.3ミリ厚のプラ板を実車よろしく切り出し、裏打ちしたプラ板の上に貼り付けます。
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裏打ちが無事完了しました。
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シート上部を修正します。
同一形状に修正すべくテンプレートを作成してラインをケガき、まずはナイフで大まかに削ります。
その後、プラ用の棒ヤスリでヤスってなめらかにし、最後に600番~1000番のペーパーで仕上げます。
実車の2人掛けのシートは1人掛けシートを2個組み合わせて2人掛けとしています。
それらしく仕上げるべく、センターにPカッターを入れて筋彫り。
独立している様子を表現しました。
また、サフ吹きに備えて、600番のペーパーで当たりをつけておきます。
その3へつづく。
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