三菱ふそうエアロスター 名古屋市営バス製作記 その4
投稿日 : 2020年12月13日
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続いて車内パーツの工作へ。
座席のひじ掛けを自作します。
前述のとおり、このプラモデルは東京都営バスをベースにしているため、ひじ掛けパーツも都営バスのものが入っています。
画像手前のひじ掛けが、都営バスと同じものです。
実車とは明らかに違いますので、改造・自作することにしました。
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ひじ掛けのパイプ部を1ミリ径の丸プラ棒で、黒いプラカバー部を1ミリ角の角プラ棒で表現します。
今回はタミヤ製のプラ棒を使用しました。
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まずは、プラ棒の曲げと切り出し用の簡易テンプレートを用意します。
シートバックの傾斜角を分度器で測定すると、およそ100度でした。
座席の実寸に合わせて平行四辺形を描き、これをベースに曲げ角を確認し、カッターナイフで切り出します。
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使用した分度器。
曲げにはタミヤのエッチングベンダーを、「よれ」や「そり」の修整にはカツミのベークブロックを使用。
タミヤのプラ棒は曲げには渋く反応するので、エッチングベンダーで一気に曲げるとポキッと簡単に折れてしまいました。
ベンダーである程度まで曲げ、その後は細いドライバーの金属棒のR部に沿わせながらじっくりと曲げました。
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曲げた丸棒と角棒。
これをテンプレートにあててカッターナイフで切り出し、互いを接着します。
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互いをプラ用接着剤で接着させて完成しました。
若干のばらつきはありますが、形が良いものを選って使うので、これで大丈夫でしょう。
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実車のひじ掛け。
画像6のパーツも、塗り分けていけば結構いい雰囲気に仕上がりそうな予感。
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2015年12月 冬本番に突入
かつ 並行製作していた名古屋市電800型の150分の1スケール真鍮製キットの製作(既出)に専念するため…
こちらの製作をいったん中断しました。
その後、仕事環境の変化もあり…
なかなか再スタートをかけられなくなり…
結果、製作が約3年半中断してしまいました。
3年半もの間に、何を考え、学び、製作を再構想したのか。
その続きは…
この後の製作記その5で。
乞う、ご期待!
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