トヨタ・ライブサウンドシステムをブルームーンスピーカーでしっとりサウンドアップ♪その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
こちらが純正のツイーター、、じゃなくてハイレンジスピーカーです。
直径は6.5cmといったところで、ご覧の通り、明確にスピーカーの格好をしてますね。
単体だとシャカシャカとしか聞こえないようなツイーターとは異なり、人の話し声がはっきり聞き取れるような(低い)帯域まで再生しています。
逆に、一般的なツイーターが再生するような高域特性は持ち合わせていないようです。
もっとも、この作りだと2kHz、3kHzといった高音域が出せるはずはないんですけどね。
2
交換後の状態です。
冒頭でご説明しましたように、ブルームーンオーディオの8センチフルレンジスピーカーであるMX080に交換しました。
理由は既述のとおり、「中音域の上側」くらいの帯域がハイレンジスピーカー用ケーブル側に供給されており、一般的なツイーターの守備範囲外で再生されないため、中抜けしてしまう。ではツイーターではなく小口径のハイスペフルレンジに代えてやろう。ということでした。
順当に行けばドアウーファーのAX165とセットになっているツイーターが来る予定でしたので、それと比べれば確かに高域側の限界は低いです。
しかしながら、純正と同口径(有効径はちょい大きいくらい)で素材と構造は数段上ですので、明瞭度はめちゃあがりました。
現状をなんでも肯定して商機につなげようってわけじゃありませんが、結果からして、トヨタのライブサウンドシステムに対して、こういうモデレートなグレードアップっていうのも品があってアリなんじゃないかと感じました。
一聴して誰の耳にもすぐわかる「社外スピーカー取り替えた感」は薄いですが、たしかに情報量は増えていて、メリハリがあり、純粋にリスニングを楽しめる感じです。
こんな感じなので、当然ながら聴き疲れしにくそうで、オトナのサウンドアップという趣があります。
3
こちらはセンタースピーカーです。こちらも交換します。
ダッシュボードに設置されている3つのハイレンジのユニットは、すべて同じものでした。
当然ながら、左右はステレオ再生。こちらはミックスモノラルというソースの違いはあります。
4
そしてこちらがセンター交換後の様子です。
センターについても、両ハイレンジと同様に、MDFで作ったバッフルボードに取り付けて純正の位置・ネジ穴にフィットさせています。
配線についても、純正ケーブルの銅線を少し露出させて、スプライスと呼ばれる小さな金属の帯で共締めすることで結線しています。
5
今回は現行型220系クラウンのサウンドアップ事例をご紹介いたしました。
基本的にはサウンドアッププログラムによるフロント2wayスピーカー交換。といった風情でご案内する予定でしたが、純正アンプ側で帯域分割された信号に合わせる形で、社外16.5センチウーファーと、8センチハイレンジスピーカーという変則的な組み合わせになりました。
物事に絶対的な正解・不正解というものは、ありそうだけど実はないっぽいので、(現場の諸条件と)合うか合わないか。で考える柔軟性を持たないとなー、と常々考えているのですが、その尺度でみると、これは絶対アリな形だと思いました。
本文でも触れましたとおり、これ見よがしな派手さはありませんが、確実に品位が上がっており、トヨタのライブサウンドを起点とした、モデレートなサウンドアップモデルの1スタイルを見つけた気がしました。
特定の売れ筋商品ひとつをポンと組み入れてベストな結果!というようなリズム感のある消費活動とは距離があり、ツウ受けの部類にはいるのは致し方ないところですが、これはアリだと思います(3回目)
10スピーカー標準オーディオの220クラウンのオーナー様で、音質のワンランクアップにご興味有りのお客様はどうぞお問合せください♪
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