2010年10月18日
Twin Cam 96
※以下、自分の知識を深める為、ページから抜粋した内容です。
ツインカム 96
エボリューションからツインカム88に変わった時ほどの衝撃的な進化を遂げたツインカム96エンジン。
排気量は、とうとう過去最大の1584ccに達。
それ以外にも、2006年ダイナモデルから予測されていた「6速化」と「インジェクショ化」も行われている。
キャブレターが主流だったハーレーにも、とうとうこの時がきたか。
そう思われた方も多いのではないでしょうか。
ただ、今回の変更が歓迎されているその理由は、単純なインジェクション化にとどまらず、排気量をストロークであげるというハーレー社の心憎い配慮。
いかにもハーレーといったトルク感、鼓動などをスポイルしないように…。
そんな風にさえ感じられる意図は、ハーレーユーザーとしてやはり興味深い。
排気量のアップ
排気量は従来の1449ccから1584ccにアップ。
しかもボア(内径)ではなく、ストローク(高さ)があげられている。
ストロークアップすることで、独特の鼓動感は残しましょうということだ。
パワーアップだけでなく、フィーリングも考慮されてるのがニクイ。
ちなみに、ピストンやコンロッドなどが見直され、軽量化されているのにも注目。
インジェクションの採用
キャブレターが廃止され、インジェクションに。
実はこれ、2006年モデルまでのインジェクションとは異なり、燃焼効率がアップしている。
カムシャフトの変更
小さな変更だが、この変更によってカムが軽量化。
振動が軽減され、加速性がアップ。
油圧式カム・チェーン・アジャスター
油圧式が採用されたことで、正確なバルブ開閉が可能に。
「で、それがどうしたの?」というと、耐久性があがっている。
こんなところも手を抜かないのはサスガ。
6速トランスミッション
こちらも目玉の一つ。
2006年ダイナモデルから採用されているヘリカルギアで、ノイズが減っている。
高速走行では、従来より低回転で走れる分、かなり快適になっている。
シフトタッチが、従来より向上しているのも見逃せない。
スターターが新設計
耐久性、始動性がアップ。
この変更にともなって、オルタネーターやレギュレーターの改良が行われている。
発電・充電関係のトラブルはこれで、さらに減るだろう。
チェーンテンショナー
プライマリケースはデザインも一新。
密閉性が向上し、オイル漏れの心配がなくなったのが大きな特徴。
また、プライマリーチェーンのテンショナーが装備されたことで、原則的にメンテナンスフリーとなったのは、意外にウレシイところ。
クラッチが軽量化
06で軽くなったクラッチが、さらに10%近く軽量化された。女性にはうれしいポイントだと思います。
以上です。
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Posted at
2010/10/18 04:30:54
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