国営越後丘陵公園 クラシックカー展 2017.10.1 その4
投稿日 : 2017年10月04日
1
昭和39年式の・プリンス・グロリア・スーパー6です!
日産に吸収合併される前のプリンス自動車が生産していた高級車で、,技術志向のプリンス自動車らしく、当時の最新技術をふんだんに盛り込まれたクルマでした。
量産車初のOHCエンジンの採用、リーフ支持のド・ディオンアクスル、ノンスリップデフの採用など、技術色を全面にアピールしたクルマでもありました。
2
昭和42年式の日産・プリンスグロリアです!
プリンス自動車を吸収合併した後に登場したグロリアで、初期型ではプリンス時代のG7型が、後期型では日産のL20型が搭載されていたため、混血車とも呼ばれいます!
縦型に配置されたヘッドライトから、「タテグロ」の愛称で親しまれ、現在でもカスタムベースとしても、人気があります!
車名のグロリアは、昭和41年に吸収合併される前から、製造していたプリンス自動車工業が、皇太子明仁(現・今上天皇)と正田美智子(現・皇后)の成婚を記念して、ラテン語で「栄光」を意味する「グロリア」の名を付けられました!
3
昭和39年式の日産・セドリック・カスタム(30型系後期)です!
当時、ライセンス生産していた日産・オースチンA50ケンブリッジに変わる、純国産中型乗用車として開発され、日産初の一体構造車体(ユニットボディ = モノコックボディ)を採用していました!
ラップアラウンドウィンドウと呼ばれるサイドに回り込んだフロントウインドシールドと前傾したAピラー、縦型デュアルヘッドランプやテールフィンなど、アメリカ車の影響を強く受けたスタイルが特徴で、ピニンファリーナがデザインしたオースチンA60ケンブリッジ(1961年 - 1969年)の影響も見られるクルマでした!
4
昭和40年式の日産・セドリックスペシャルです!
カスタムのホイールベースを205mm、全長を345mm延長したものに、2800ccのK型エンジンを搭載した、戦後の国産初の3ナンバー普通乗用車です。
翌年にはライバルであるトヨタ・クラウンも、これに負けじと国産初のV8エンジンを搭載した「クラウン・エイト」を発売しています!
セドリック・スペシャルはこの代で終わりますが、この車の後継として、当時の国産車最大サイズのクルマ「プレジデント」が登場しています!
5
昭和52年式の日産・グロリア 2800ブロアム (330系)です!
デザインは、先代の230のデザインを受け継ぎつつ、アメリカンスタイルをさらに昇華させたものとなりました。
刑事ドラマ「西部警察」シリーズの劇中で、覆面パトカーや犯人車として登場し、爆破や横転させられたりと、かわいそうな場面に遭うことが多い車でした!
2016年6月に放送された「アメトーク」旧車芸人では、千原ジュニアさんの愛車としても登場しております!
6
昭和39年式のダットサン・トラック1200(320型)です。
外観が310系ブルーバードに似ていることから「ブルーバードムードのニュースタイル」と、当時の宣伝でうたわれていました。
120型系をほぼそのまま受け継いだ220型系の旧態化に伴い、ボディーが一新し、快活でありながらトルクフルで扱いやすいエンジン特性と頑強なシャシと言う美点を受け継ぎ、さらに乗用車に近づいた居住空間と拡大された荷台(荷室)で市場の支持を得ることに成功し、1t積トラックのベストセラーとなったクルマでした。
7
昭和48年式の日産・チェリークーペ(E10型)です!
元々、昭和41年8月に日産自動車に吸収合併されたプリンス自動車工業が、日産に吸収合併される以前から次世代の前輪駆動(FF)車として開発されていたクルマで、日産に吸収合併された後も旧プリンス出身の社員を中心に、当時の旧プリンスの開発拠点であった東京都杉並区荻窪の荻窪事業所にて開発が続行されていました。
そして昭和45年10月に、初の量産前輪駆動(FF)車として発売されました。
パワートレインには、横置きエンジンのシリンダーブロックの真下にトランスミッションを置きコンパクトに二階建て風にまとめる、ミニで有名な、いわゆるイシゴニス式を採用し、搭載エンジンは直列4気筒OHV1,000ccA10型、および直列4気筒OHV1,200ccA12型ツインキャブ仕様(X-1)の2機種。サスペンションは前ストラット、後トレーリングアームの4輪独立で、前後ともコイルスプリングを用いてました。
8
平成元年式の日産・シルビアJ’sです!
歴代シルビアの中で最も販売台数が多いS13型は、このモデルで当時大人気だったホンダ・プレリュードの牙城を崩し、若者を中心に約30万台を販売したクルマでした!
しかし、当時すでに少なくなっていたミドルクラスの後輪駆動車で、スポーツ走行にも適した設計であったことが原因で、アフターマーケットにおいてスポーツ走行用の様々な改造パーツが開発され、日産の想定外の事態として、サーキットや峠などで走るための車として、大人気を博し、マンガ「頭文字D」では主人公藤原拓海のバイト先の先輩で、秋名スピードスターズのリーダーでもある、池谷浩一郎の愛車と入しても登場しています!
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