昼頃オイラが脳天気なブログをアップしたと同時にひとつのメールが届いた。リアル友達の〇〇〇が亡くなったとの通知だった…どうやら既に先月逝去されていたようだ…驚きよりは不思議と確信めいた気持ちがあった。「あぁ…やっぱりそうだったのか…」昨年かなり具合が悪そうに感じていた。アイツもオイラもカラオケ好きで、歌会と称してはたびたび何時間もカラオケBOXで歌ったものであった。今となっては生前最後の歌会である11月のテーマが、「普段は飲み会なんかではとても歌えない物凄く暗い歌」このテーマはオイラが決めた。オイラの勝手な持論で、落ち込んだ時は無理に明るい歌は全くの無駄で、トコトン落ちる歌でどん底に行くと不思議と上がれる気がするからだった。あの時もアイツは落ち込んでいて、共に「死」についての歌を沢山歌った。どうしてそうなったかは自分でもわからない…アイツとは性格も考え方もまるで違っていたが、普段は人に見せない心の奥に秘めた苦悩には近いものがあったと思う。アイツもオイラも別々に病んでいた時期がある…そんな時に夜中に何時間も携帯で話し込んだものだ。生きること、死ぬこと、なんで今こうなんだろう?答えの見つからない堂々巡りの繰り返しの中で、苦しみながらも話を聞く。思いつくままに話す。お互いドンだけ救われた事かと思うくらいに貴重な時間だった。そうオイラは確信している。何故ひと月後に通知が来たかは知る由も無い。きっと様々な事情があるのだろう…それは別にしょうがない…予感かもしらんが、今月頭に長らく音信不通だったので携帯メールを打っていた。「生きてまっか?元気ならそれでよろしい。」返信が無い事からきっと何かあったとは薄々感じていたんだ…お焼香すらしていない現在死の実感は正直まだ無い…しかし…大切な友達がどうやらこの世から居なくなったらしいという漠然とした喪失感はある…「中島みゆき」を歌ってくるかな…