
久々にオートバイがメインの映画観てきました。
関東(池袋)・関西(梅田)と、今のところ単館上映のみですから、やむなくわざわざ池袋まで行きましたよ。
『池袋シネマ・ロサ』ロサボウルのロサ会館地下1F
上映時間も16:30・18:30・20:30(レイト割引)のみ
キリン POINT OF NO-RETURN! (106分)
企画・脚本・監督:大鶴義丹
原作:東本昌平『キリン』
主演:真木蔵人
うん。面白かった!
そして、“鈴菌”なら間違いなく必見であると!(笑)
多少のアレンジは有りますが、原作を忠実に再現していると言えます。
だからこそ、ご存知無い方はまず原作を読んでから観た方が良いのではないかな?
大鶴義丹監督はバイク誌に連載持ってた位、言わずと知れたマニアなオートバイ乗りです。
主演の真木蔵人氏も、若かりし頃はセミプロ級のモトクロッサー乗りでして、父上のマイク真木さん一家でアウトドアライフを堪能し、オフロード合宿までしてるテレビ番組を昔見ました。
やはりチャンとオートバイ乗りが製作すれば、乗り手の意識や感情を理解した“マトモな映像”になるという事が大きいかと。
そういう大事なところをナイガシロにした映画が今まで多くてね・・・
第三京浜、首都高速、西湘バイパス、箱根ターンパイクと、お馴染みの場所を走り回るのが気持ちイイ!
ライディング・アドバイザー宮崎敬一郎氏のキレた走りも拝めます。(笑)
クライマックスの東名高速バトルシーン。刀のウォブル・ヨーイング場面は、あきらかにハンドル切って振ってるな。
そりゃその速度じゃ危険だから当然ですが…(昔はビデオマガジンなんかで、実際に振れる速度まで出した映像をよく覚えてますから動きが全然違うのよ…)
それでも、映像観て自然と背中丸めて腹筋に力込め、両足はタンクニーグリップで振れを必死に押さえ込んでる姿の自分が可笑しい!(笑)
※昔は高速でグネグネよれる車体が当たり前に多く、その振れを奥歯噛み締めて力ずくで押さえ込みながら、それでもスロットルは緩めず“ふわわキロ”で精神的に耐えながら走ってたもんな!
o(^-^)o
最後に、極めて個人的な感想をひとつ。
このドラマの根幹に関わる部分ですが、敢えて対立の構図としてオートバイ乗りを“コッチ側の人間”、降りたり乗らない人を“アッチ側の人間”という区分けは…、ドラマなら良いけど普段の自分はシナイです。
モチロン乗らないと相容れないそういう心情も判るんですが、ソレは好きな分けかたではナイ。
四輪も二輪も乗りたい奴は乗れば良いし、乗りたくなくなったら降りれば良い。シンプルにそれだけです。
デモ、まだまだ面白いから降りね~ゾ!
キリン公式サイト:www.kirin-movie.com/
ブログ一覧 | モブログ

Posted at
2012/03/09 00:57:57