目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ゴルフ8のタッチスライダーにはイルミが付いてなくて(写真に写る4つの点は赤外LEDで肉眼では見えず)、世界的にとても不評です。そこでファイバーイルミを取り付けて暗闇でも位置が分かるように改善してみました。
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先ずファイバーイルミを制作します。使用した光ファイバーはライコムファイバーの直径Φ1.5mmのもの。これを320mmの長さに切り出して、固定用の3M透明テープ600-1-18(幅18mm)を巻き付けます。透明テープは10mm分を固定用のりしろとして残し、保護用のテープ(両面テープの保護テープを利用)を貼っておきます。
Φ1.5mmの光ファイバーを真っすぐに透明テープへ巻き付けるのが、全作業の中で実は一番難しいです。1回目は上手く出来なかったのですが、光ファイバーは2m分購入してあり余裕があったので、やり直しました。2回目では真っすぐな溝に光ファイバーを入れていくような作業にすることで改善出来ました。
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次にタッチスライダーの位置が分かるように光ファイバーの一部を隠して3分割します。隠す部分には3Mテープ2080-G12(グロスブラック、幅10mm)を使いました。
1回目に失敗したのが写真左側の光ファイバー端面の処置です。このテープ1枚では折り目あたりで光が漏れてしまうのです。そこで上から2枚目を貼ったのですが、2枚目の段差が見えてしまったので、これも含めて2回目としてやり直すことにしました。
2回目では端面だけ隠すテープを先に貼って、後から必要な長さ部分を隠すテープを貼ることで見た目を改善しました。
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光ファイバーにLEDを取り付けます。LEDにはピカリ館が販売しているΦ3mm光ファイバー用(白色)を使いました。使う光ファイバーがΦ1.5mmで径が合わないのですが、屋内配線ACケーブルの被覆を使って外径を3mmに近づけて対応しました。
実はステップ2の右端に写っている黒色のがそのケーブル被覆です。屋内配線ACケーブルの芯線がΦ1.6㎜なのでΦ1.5mmの光ファイバーがすっぽり入ることになり、丁度都合が良いのです。
またLED付属の電線では配線するのに短いので、追加の電線をはんだ付けして700mm程度延長します。接合部は熱収縮チューブで保護して、電線全体はテサテープを巻いて保護します。
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ファイバーイルミのりしろに当たる部分のインパネ側をシリコンリムーバでふき取ってから、ファイバーイルミの保護テープを外して仮止めします。仮止め後にLEDの電線を赤丸部から下に落としてセンターコンソールへ導線します。
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私は前回ダッシュパネルトリムを外した時に導線用のワイヤだけ先に通しておいたので、今回はそのワイヤにLEDの電線を付けてセンターコンソールまで引っ張り込みました。
赤矢印部分がセンターコンソールまで導線されたLEDの電線になります。
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仮止めしてあったファイバーイルミを、今度はタッチスライダーとダッシュパネルトリムの間の溝に嵌るようにきちんと位置決めします。そしてダッシュパネルトリムを取り付けます。
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ファイバーイルミは運転席側のダッシュパネルトリムから下側に潜り込ませます。光ファイバーがΦ1.5mmでもパネル取付間隔と比較すると太いので、若干パネルが浮き気味になってしまってますが、まあ良しとします。この位置は幸いな事に運転席からは隠れて見えないのですよね(笑)
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LEDの電線を以前設置してあったイルミ電源の分岐ターミナルであるエーモン2831に繋ぎます。今回繋いだ場所が赤丸部分で、これで分岐ターミナル4口全て使い切りました。
また分岐ターミナルからLED配線を外した時にセンターコンソール横に配線が落ち込まない様に、別の照明配線に括り付けておきます(赤矢印部分)。
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これが日中のファイバーイルミの状態です。ステップ9までは写っている、暗闇でのタッチスライダー位置確認用に貼ってあった蓄光テープ(関連情報URL参照)は、ファイバーイルミ取付でお役御免となりましたので、今回剝がしました。
ファイバーイルミが無事点灯するのを確認後にセンターコンソールを元に戻して、作業は完了です。
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