ALPINE DLC-109X  

JB23のフロントスピーカー取付位置は、ドアの内側ではなく、それより前方のキックボード（アクセルのすぐ隣辺り）で、たいへん奥まった位置にある。

こんな奥ではどんな高価なスピーカーを取付けても、高音がこもりそうだ。　そこでツィーターがセパレート式のものを選らび、ダッシュボードに配置することにした。

またキックボードに取り付けられるウーハー部は、直径10cmまでのものと制約があり、とてもじゃないが低音は期待できそうにないので、別途サブウーハーを設置した（別記）。

スピーカーの機構など難しそうなうんちくは抜きにし、ブランドの先入観もなくし、ただ純粋に店頭で視聴してスピーカー選んだ。
結果、このアルパインになった。
バランスで選ぶならカロッツェリアだったが、高音の処理が好みでなかった。

サブウーハーとアンプ（ナビ）はカロッツェリアなのだが、専用マイクで車内の音場を測定して自動でイコライズしてくれる大変頼もしい機能がナビに付いていたので、別記サブウーハーとこの小さなスピーカーのつながりは、ほとんど違和感もなく自然に仕上がったと感じる。
音の位相や音量を補正すると思われるリスニングポイントは、運転席に限定しチューニングした。（ナビ側の調整だが、これはもう近年のホームシアターに使われるAVアンプ並みの機能）

正直、ジムニーでここまで満足できる音が作れるとは思いもよらず、嬉しい誤算だった。

尚、キックボードには簡素なデットニングを施した。

関連情報URL：http://www.alpine.co.jp/caraudio/speaker/dlc-109x/