ウーノのレジンキット制作にトライ（１

今日は模型のお話です。

鉄道模型のNゲージレイアウトの道路に置く車両は近年様々なものが販売されています。
ですが、トミーテックの国産車の充実に比べ海外車はアバウトなものしか見掛ません。
もちろんウーノなどあるわけがなく、自分で作るしかないか、でもなぁとため息をつきながらエポキシパテを削りはじめました。



1/150相当の四面図をエポキシパテの立方体に貼り付けて削って行ってこんな感じになりました。
（このエポキシパテがダイソーで買った100円のなんですよｗ）
あとは窓をけがいて着色すればウーノっぽくなるんじゃないとニマニマしていたら、とあるサイトを発見してしまいました。
Shapeways: 3D Printing Serviceという3Dプリンターの請負販売サイトです。
そうかCADで図面を書いて作ってもらえばいいのかと、この時気づきました（遅いよ）

しかしそこに掲載された海外車のモデルを見て愕然としました。



1/160でこのクォリティ？？？
これウーノもあるんじゃ？？
と、慌てて探しましたが、なぜかモデリングされ販売されている車は'70年代止まりで、フィアットも126まででした。
チンクェチェントもパンダも無いって意外ですね。
欧州の感覚と日本人の感覚ってちょっと違うのかも知れないですね。
ともあれ、ほっとしつつもガッカリしながら、やっぱ自分で作るしかないかと思ったわけです。
なぜかってCADなんかやったことないですし、ソフトもけっこう高額だったからです。
それに印刷代が数千円とか、3cm足らずのおもちゃになんだかなーという感じです。

それとは別にレジンでパーツを作るということに以前から興味もあったので、ウーノの原型作りの作業を進めることにしました。
ていうか手元にあるとついつい削ってしまうんですね。
手作業はなんだかんだ言って楽しいですからね。

というわけで窓をけがきます。



そこを削り込んでこんな感じですね。



なんかちょっと窓の位置が下がってる感じがしますが、まぁ後でなんとかします（ほんとか？）
で、大変だったのが肉抜きですね。
エポキシパテがメチャクチャ固く、彫刻刀もすぐなまってしまい研ぎながら作業ですが、逆に頑丈だから力入れても原型が壊れないというのはありますね。



肉抜きはShapewayの製品が参考になりました。
あちこちエッジが欠けてしまいましたが、あとで修正します(ry



でも、あちらは３Dプリンター製なので、シリコンの鋳型に流し込んで固めるレジンがこの薄みと細さに入り込んでくれるのかは未知数です。
また３Dプリンター製のようなディティールの書き込みが出来るのかも謎です。
フリントグリルやナンバープレートとかのバンパー回りの造形はプラペーパーを貼り付けて表現できるかもしれません。
シャーシとシート、あとホイールの付くボディー底面はこれからです。
ホイールは他のミニカーの使いまわしですね。

そのあと悪乗りして買ってしまったのがこれですね。




模型の部品やフィギュアなどでおなじみのホワイトメタルですね。
レジンと共にホワイトメタルも試してみたくなったんですよ。
どうせ原型削ってるんだから、ここらへんの技術もいっしょに習得出来ればなという感じですね。
まぁ上手くいくかどうかは分かりませんが（苦笑）
楽しいですし。

それではまた～。