
去年はアルト君を迎え入れて、とても楽しい1年でした。これまで乗ってきたどの乗り物よりも速いペースで距離が伸びていました!
今年も、突っ走っていきたいと思います!
年末年始とお正月休みは、散らかりまくった書斎とガレージを片付けて、MoTeCを一気に入れるんだ!!
…なんて思っていましたが、お片付けも億劫で全然進んでいません。。。
昨年は、身内で不幸が有りまして、新年のご挨拶はできないのですが、
皆さん、今年もよろしくお願いしますね!
というわけで、最近エンジンルームから異音のするアルトくん。
ついにエンジンが逝ったか…?とドキドキしながら乗っていました。
今回これらのトラブルシューティングを行うことにしました。
よくよく聞いてみると、わずかにバフバフいっている音が聞こえる…
これはもしや…とバラしてみると、ありました。エキマニにクラックです。
やっぱり排気系か…
ガスケットの破れとかならいいなと思っていたけど、ガッツリ構造物の故障でした。
こうなったシナリオはなんとなく想像できています。
いつも走行しているコースは、全開でギャップを踏んて、ガシャっ!っと大きな音で何処かが接地してしまう、通称アルト鬼門ギャップと私が呼んでいるところがあります。
いままでは、HKSの砲弾マフラーのパイピングを避けているエルボー部分が接地していました。
この部分は、この間日記にも書いた通り、パイピング上を通るマフラーへ変更したので、もう接地はしていません…けれども、
こんど接地しているのはここ。
フロントパイプのフランジ部分。
このフロントパイプ、真っすぐ走っているので排気効率はいいのかもしれないけど、
ものすごい低い位置を走っています。
シナリオとしては、
全開走行で、エキマニがチンチンに熱くなる。
↓
その状態で、ガツン!とフロントパイプを打つ。
↓
熱くなって柔くなったエキマニが、鍛冶屋さんがカタナを鍛え上げるときのように、衝撃を受ける。
↓
シワが寄って穴が開く。
という感じと予想。
裏付けとして、エキマニの肌の部分が一皮むけてたり、
ぞうさんの皮膚のようにシワが寄ったりしています。
鍛造エキマニの爆誕である。
しかし、年の瀬にこの故障かよ…くそー、部品揃わないと直せないし、年末年始は、乗れないか?
…いや?
…ある…ありますわ。うちに。
スペアエンジンが。w
あってよかったスペアエンジン!
何気に、エンジンチューンするとき用に一通りのガスケットも在庫があります。
まさかの治りそう…?
というわけで、まずはエキマニを摘出しました。
左が穴空いたほうで、
右が摘出した方。
なんか、色も違うし、クラックが入ったあたりは印象も違う。かなり歪んでいるので、やっぱり打ち付けられて歪んだ説が濃厚と思っています。
てなわけで、車体側もエキマニ摘出にむけて、バラしていきます。
が!しがし外していったら、トラブル発生!
普段から元気一杯走らせていた弊害で、タービンのボルトがボキボキ折れてしまいます。
まあ…25年間一度も緩んでないだろうしなぁ。
玄人さんは、折れたネジ先をはずせるのだろうけど、
もう年の瀬だしなぁ…
でも年末年始乗れないのは、絶対に嫌だ。
この休みで俺はMoTeCの導入にこぎつけるんだ!
そのためには、まずはノーマル構成でそれなりに
走る状態でないと困る!!!
というわけで、苦渋の決断で買いました。
リビルトタービン五万円…。
ほんとは、どうにも折れたネジ先の摘出ができなかったとき用のバックアップで考えていましたが、
このピカピカをみたら、入れたくてしょうがなくなっちゃいました。
これで不安はありません。
ついでに、運よく在庫があって年内入荷ができたフロントパイプも交換します。
Jworksです。
右のJworksは、すこしクイッと車体底面に沿うようにまげてあって、これまでのフロントパイプよりも最低地上高向上に寄与してそうです。

↑以前のフロントパイプ

↑J works
いろいろ大変だったけど、車屋さんに手伝ってもらいながら、(殆どやってもらいながら)なんとかつきました。
これでもう打ち付けることはないだろう。
↓外したタービン
こちらも、いつもあっちんちんだったんだろうな。
肌荒れもすごいし、
中身もピンク色に変色していました。
今まで過酷な環境でパワーを生み出してくれてありがとう。
てなわけで、完成して走行です!
【感想】
・なんだかスムーズ?荒々しさがない感じ。
・それでいて、最大過給圧が上がったかも。
1.1k位まで過給圧がかかる。
・実際上り坂はデータで見ると5%くらい速度が上がった。
・フロントパイプは鬼門ギャップでも接地してなさそう。
→後日確認したら大丈夫そう!
というわけで、なんとか治りました。
嬉しい。
アルトくんも、今年もよろしくね!
ブログ一覧 |
HA22S | 日記
Posted at
2025/01/01 20:30:42