K’s WING東北 激カンタムイオンワックス 油性スプレー
ライトテクニカル社の除電スプレーワックス(水性)の効果がイマイチだったので、今回は激カンタムを試してみます。
これで効果が無ければ、今まで通りプロスタッフ製のワックスを愛用していく予定。
車が走る上で走行風による摩擦抵抗、それによる静電気の発生は避けられません。
想像以上に、空気抵抗によるロスは大きい。
ボディー表面の除電は決して無駄ではないのですが、音や感覚で変化が感じられないレベルであれば・・・果たして商品価値はあるのだろうか。
ボディー表面に限らず、エアクリや排気パイプ、その他色々な箇所に施工することによって効果を得られるらしい。
マイナスイオン・静電気除去。
この辺りはライトテクニカル社製と同様ですね。
今回TERAISM製品との反発が起こらなければいいですが。。。
施工箇所はボディー表面とタイヤ・ホイール。
まず艶ですが、良くも悪くも「普通」である。
もっと言えば、施工前と何ら変わらない感じまである。
予想通り、油性ならではのオイル感。
説明書にもありますが、ガラスやヘッドライトなどに塗れば確実に油膜となり視認性が落ちます。
ヘッドライトに関しては経年劣化してくすんだような状態に見えてしまいます。
こういった箇所への施工は避けたほうが無難です。
あと、これは書こうかどうか迷いましたが・・・もしかしてゴム製品を溶かすような液剤が入ってる?
ドアミラー根本のゴムに吹きかけたら瞬時に黒い液体がダラーっと垂れました( ゚Д゚)!?
タイヤにも施工して拭き取りましたが、びっくりするくらいクロスが黒く汚れている所を見ると、
少なくともそういった性質はあるのではないかと。
経年劣化したゴム類には特に注意が必要かと思います。
適量が記載されていない点もマイナス。
一回のプッシュで結構ブシャーと吹き出しますので、半プッシュくらいで調整する必要アリ。
塗り過ぎたのか、やはりムラはできやすいと感じますね。
そこそこまんべんなく使用しましたが、施工後の手はもうベトベトです。
臭いも「灯油」の香りがします。。。
さて、肝心の効果です。
メーカーの効果を元に、簡単にまとめてみました。
・高速走行時の安定化
実際に街乗り・高速道路を走行。
街乗り程度ではわからないだろうと思ってましたが、なんだろう、ボディが固い?
乗り心地が固いとかでなく、なんだかボディがズッシリとした感じ?
剛性が上がったという訳でもないだろうし、なんだこれ。
これは文字にするのは難しいですが、なんだか妙な安心感があります。
安定感が増したからか?確かに何気ない通勤時のハンドルのブレが減ったような気もする。
高速道路での走行ではレーンチェンジの際、シュッと入るような気もする。
ただ、安定感がハッキリ増すとかいう感じはない。
タイヤ・ホイールからの効果か、転がり抵抗も減った気がする。
・消音効果
オープン走行時の風の音。
雨の日、濡れた路面を走る際のシャー音。
この辺は意識すれば低減されていると思います。
ただ、意識していますのでプラシーボの可能性が高い。
もともとロードノイズがうるさい愛車ですので、この辺を立証するのは難しいです。
速度を上げれば上げる程わかりやすい!とはいきませんでした。
もしかすると、ロードノイズも若干減っているかも?(;^_^A
オーディオ音質も若干上がったような気もする(特に高音)
別に車内が静かになった訳ではないのでしょうが・・・不思議。
・燃費向上
エアクリからマフラー辺りに施工するとマイナスイオンにより燃焼効率が上がるという事。
今回はタイヤやボディのみですが、それでも推進力向上を実感。
主に2日目辺りから露骨に感じられます。
低速域メインでトルクが太く感じられる。
全体的に、車が軽い。
確実に愛車(エンジン)の調子(吹け上がり)が良い。
まるで大幅に軽量化したかのような。。。
ガソリン満タン(40L)な状態とガソリン不足(10L)で走行するくらい感覚差はあります。
これが事実としたら、多少燃費向上に貢献はするのではないかと。
この点が一番ビックリした変化でした。
プラシーボの域は超えているので間違いないかと思われますが、メーカーさんの説明文にはこういった効果は記載されていないのがもったいない。
他社オカルトワックスは「ボディの静電気除去による推進力向上!」と必ずアピールするはずですが。。。
・・・まぁいいや('ω')
・ボディのイオンコーティング
水の弾きも問題ナシ。油性ですからね。
バリバリ弾く撥水性!という感じでもない。
なんだろう、「灯油を塗ったらこんなふうになるんだろうな~」くらいの感じです(笑)
バリバリ油で水を弾いているというイメージで良いかと。
マイナスイオンのコーティングにより、経年劣化を防ぐ効果もあるそうな。
まぁ市販のワックスでも同じような効果ありそうですが。。。
長い目で見て、どうなるか。
この辺は今現在では何とも言えない事ではあります。
今回塗り過ぎたというのもあるのでしょうが、走行後にボディー表面を見てみると空気中の埃なんかが結構付着しています。
本来ならば静電気中和作用により表面の汚れの付着を押さえる効果も期待されるのでしょうが、油性ですからこの点は仕方がない事かもしれません。
色々と書きましたが、ラ〇ドマスタージャパン・ラ〇トテクニカルと比較すると、明らかにこちらのほうが効果アリという結果になりました。
今までオカルトグリースやワックスを腐るほど使用してきまして、そういったアイテムのイメージとしてはどれも「やらないよりはマシ」という曖昧な変化しかありませんでしたが、今回この商品でオカルトワックスの考えが変わりましたね。
基本的にマイナスイオンを馴染ませる必要がありますが、施工後、5~10km辺りから徐々に変化に気が付き始めます。
それから日を追うごとに効果が増す感じでしょうか。
そのどれもが「気がする」程度のレベルでありますが、それが日に日に増すにつれて、やはり効果アリと認めざるを得ません。
まぁ単純に、ボディ表面の静電気が効率的に中和されればこのくらいの変化はあって当然と言えば当然なのかもしれない。
そう考えると、静電気除去の面で言えば十分な仕事をするエリート商品であると思えますね。
あくまでメインは静電気の除去・中和であり、ワックス効果はオマケだと思ってください。
前回、水性は水性で施工しにくい点で悩みましたが、今回油性は油性で困る面もありました(;^ω^)
本当は今まで通りCCウォーターゴールドプレミアを使い続けていたいのですが、
予想よりちゃんとした変化はありましたので、リピートするか現在検討中であります。。。
次回は内装やエンジンルーム内での施工で経過を見て再レビューを考えております。
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施工後のボンネット。
この個所が一番ムラが目立ちます。
油性も油性で施工が難しい。
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パッと見、奇麗ですがCCウォーターゴールドのような奥深い艶はなし。
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この日は小雨でしたが、こんな感じの水の弾き方。
バリバリ撥水!という感じではないです。
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