有限会社ライトテクニカル TERAISM PF-83 ピラーフォース・リーフ
車体剛性を上げるとされるオカルトパーツ。
前回は磁石を基盤としたピラーフォースネオジムのご紹介をさせてもらいましたが、こんかいの材質は0.8㎜のアルミ板。
PF-84と比べて少し縦長な形状となっています。
オカルト商品で静電気除去効果があるのはいいとして、本当に剛性が上がるの?
これに関しては私もライトテクニカル社の製品と出会う前は信じていませんでした。
トルク・パワー・燃費・走行安定性が上がるというのはもちろん理解できますが、
この「剛性」だけに関しては正直認めたくないという考えでした。
だって、貼るだけで剛性が上がるとなると、その部位が何かしら固く変化するのか?
実際にSEVやGTK等の製品を貼って試しましたが、その付近の鉄板部分を叩いても音は変わらない。
そして、剛性に関しても上がっている感じはしない。
ショックが固くなり、乗り心地が悪くなったことは多々ありましたが、それは剛性とは恐らく関係ない。
そんな中、TERAISMのチタンボルトやワッシャーをBピラー付近に装着したところ、明らかに車体が曲がりやすいという事に気が付きます。
原理は到底理解できませんが、感覚的に「今までと違う」という点だけは認めざるを得ません。
実際に剛性が上がっているかどうかは別として、こんな小さいボルトをボディー左右に装着しただけでドライブフィーリングが変わってしまう事実。
ほんと、気持ちが悪い。
今回メーカーはA~Cピラーと設置個所を推しています。
その名の通り、ピラーとその付近の剛性を上げるという事でしょうか。
効果が得られなければ応用として別な箇所に装着してトルクアップを狙えば良い話。
ですがまず、私の愛車はオープンスポーツカー。
A・Bピラーはあっても、Cがありません。
故に的確な箇所がわからず、質問してみたところ。
国産車の殆どは前後ピラー(柱)とルーフ(天井)による捻じれで衝撃を緩和する構造。
それに対しオープンスポーツカーの場合は下部に剛性が集中した構造になっている。
FR駆動の場合はBピラー下部(サイドシルまで)への設置による補強で硬めのセッティングとし、Aピラーは最終的な微調整箇所と考える必要がある。
といった返答でした。
なるほどな~確かにそう言われればそうだ。
装着箇所はサイドシル(Aピラー寄り)に施工。
私はパネルを外しているので鉄板に直接貼り付けていますが、今までの経験上、別に樹脂パーツ上からでも効果に大きい差はなさそうです。
実際の変化としては。。。
確かに劇的ではないにしろ、剛性が上がって安定感が増したような感覚となります。
最低2日はエイジング期間です。
乗り心地も若干固めには変化します。
交差点を曲がる際にもなんかしっかりしてるな~という変化は感じられます。
直進安定性の向上、そして何故か推進力向上。。。
愛車の調子が良く感じられるのは、ボディー全体の静電気が効率よく除去されれば当然走行中の抵抗値は減りますから、こういった変化がオマケで付いてくるのも不思議ではありません。
3~4日ほどで変化は落ち着いた感じになります。
最初に強力なピラーフォースネオジムを試していますからどうしてもそれと比較してしまいますが、当然効果は劣ります。
ですがその分クセなく、バランスよく剛性が底上げされているような感じですね。
電子機器への害も無いので、平面な箇所であれば他にも色々な箇所で試せる点は良いです。
一言にサイドシルといっても、長さ的には1メートル以上あります。
その範囲内の微妙な位置で効果も変わってきますから、単にポン付けして終わりという訳にはいきません。
この辺はドライバーの好みの問題ですので、自分に合った位置を長い時間を掛けて見つけてください。
私個人的には大体5㎝くらいの間隔で位置をズラして経過をみています。
基本的にサイドシルだと乗り心地が悪化する傾向にあるので、次はAピラーにお引越しする予定。
毎日運転しているようなオーナーさんでしたら、それだけでも違いがわかると思います。
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両面テープは付属されていますが、これはベストな位置が決定してからの本貼りで使用しましょう。
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AE-09よりも分厚いので、折り曲げて使用するのはNG。
故に曲面への装着も難しそうです。
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樹脂パーツの上からでも作用しますが、直接貼り付けたほうがエネルギー浸透率は違ってくると思います。
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5~10センチほどの差で感じ方は違ってきます。
好みのセッティングに合わせて位置検討しましょう。
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