Samsung 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ 内蔵 SSD  

壊れると70万円コースと言われるメルセデス純正ナビのHDDを、こちらのSSDに換装しました。
というのも、私の車は製造から7年が経過しており、HDDで7年と言えば、もはや何が起きてもおかしくない年式です。
みんカラやYouTubeなどで、車の購入前にこの情報を得られていたおかげで、早い段階で手を打つことが出来ました。

私は自作でパソコンを組んでおり現在3台目になりますが、基本的にSSDは『Samsung』・『Crucial』・『Western Digital』を使ってきました。
自作パソコンを趣味とする人はそれぞれにこだわりのNANDフラッシュメモリのメーカーがあるものですが、とりあえずこの3社であれば間違いがないです。
また、上記3社は自社でSSDの製造が出来るメーカーでもあります。
特にこの870 EVOは主要コンポーネントがすべてSamsung製で、SSD製品としては極めて稀な「完全メーカー純正品」となります。

ちなみに元々付いているHDDの容量は200GBなので、250GBくらいのSSDを使う方が多いですが、あえて倍の500GBのものを使ってみました。
理由は、SSDのデータ容量が大きければ大きい程、耐久性も上がるからです。
まぁ、パソコンで使用するわけではないので、ナビが書き込むデータ量などたいしたことはないと思いますが、それでもより大きいほうが安心です。

SSD化してからは皆さんが言う通り、動きがサクサクです。
と言っても、動作が速くなるのは副次的な効果で、一番はHDD老朽化による故障のリスクをつぶせるというところです。
車の動作に問題がなくても、ナビの不具合で高額な修理費用を払うことになったら目も当てられません。
まして将来売却するときにも、ナビが使えない状態では売却額が相当に下がると思います。

ちなみに簡易的に「ナビ」と表現していますが、単純にナビだけを行っているわけではありません。
メルセデスの場合は「COMANDシステム」という名称ですが、ナビに加えて車の設定変更や状態確認、説明書の閲覧など電装の中枢を担うものです。
5年以上を経過したHDDはいつ壊れてもおかしくないので、まだ何もしていない人はSSDへの換装も選択肢の一つと思います。