相当に久しぶりですが、例によって誰もやらないネタにトライしておりました。
ということで、今回トライしたのはメーターの液晶化です。かなり前から温め続けたネタで、いつも通り何回も頓挫しそうになりつつも何とか形になりました。
今回採用したのはドカティ1199パニガーレの液晶メーターです。今でこそYZR-R1MやCBR1000RR-SP2等ありますが、当時は探した限りコレしかなかったのと、R1MやCBRのは入手も困難そうなので、割と良い選択だったと思います。
●純正から引き続きで使える機能
・タコメータ
・スピードメータ
・水温計
・サイドスタンドランプ
・オイルワーニングランプ
・ニュートラルランプ
・左右ウインカー
●追加で使えるようになった主な機能
・電圧計
・外気温計
・シフトインジケータ
・レブインジケータ
・時計
●一時的に廃止した機能
・ハイビームランプ(そもそも私のバイクはハイビーム非搭載なのでいらない
●メーターに機能内蔵されてるっぽいけど、制御方法が分からない残念機能
・ストップウォッチ
(動き出すけど、5秒で止まってしまう。
もしかしたらドカのDDAとかいうツール一式を買ってこれば、サーキットでGPS
ラップタイマーなんかも使える・・・かもしれない。
●そもそも絶対使えない機能
・トラクションコントローラ(笑
・エンブレコントローラ(笑
・ABS(笑
・燃費計(笑
と、ここまでサラッと書いていますが、先に書いてしまうと移植はすごーく大変です。この類のメーターは本来エンジンECU等のコンピュータと通信ネットワーク(CAN通信です)で繋がっていて、それらがあるフリをしないといけないのと、表示する内容(回転数、スピード、ギアポジ、そして時計すらも)は通信で送ってやらないといけないので、それらを総合して、システム設計する必要があります。
ざっくり書くと、移植にあたって必要なのは
①制御基板の設計・製作
②制御ソフトウェアの設計・製作
③ワイヤーハーネスの設計・製作
④ドカ純正ハンドルスイッチを入手
です。まぁエラそうな事書いていますが、ハードは専門ではないので、どっかで壊れるんじゃないかと。100均のケースだし(爆
ハーネスというか全体像
制御基板はフレームに固定。いつものマジックテープ
(ちなみにポッティングはこれからです)
実車合わせしている図。かなりの数の人に奇異の目で見られました。
とりあえず何とか形になって良かったです。
詳細は書き出すと長いので、どっかで聞いてください~
あ~しんど。
Posted at 2017/07/25 22:40:24 | |
NSR250R | クルマ