手挽きミルの臼歯を比較（金属とセラミック）

金属製臼歯の「Kalita コーヒーミルKH-5」と、
セラミック製臼歯の「ハリオ セラミックコーヒーミル・スケルトン MSCS-2TB」の
臼歯の形状による違いを確認してみた。

裏側から見る臼の枠側。金属臼の方が径が大きいのがわかる。
また金属臼は下側が広がる円すい型で臼の軸側に近い形状。
セラミック臼は逆に下側が窄まっている。

右が金属、左がセラミック。
セラミックの方が鋭利な切り込みのデザインである。

セラミック臼の枠側を上側からみた図。
臼の枠側も鋭利なデザインでよく切れそうな感じ。
金属臼とは逆に下側ほど穴が小さくなっている。

金属臼の枠側を下側からみた図。
セラミック臼は「刃」で切るような感じだけど、
金属臼は「臼歯」ですり潰す感じかな？

金属製の臼歯を取り外した図。
臼歯だけを見ているとセラミックの方が
微粉を少なく挽けそうにも思えるけど、
個人的な感想は金属の方が均一に挽けるように思う。
また臼の大きさの違いもあるためか、
金属の方が挽いているときの引っ掛かりも少なく
短時間で挽けるよう思う。