シングルシートカウルを利用してリアボックスベースを付ける
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
最初に完成図です。
そもそも街乗り通勤はセカンドバイクのZ250SLで満足していたのですが、昨年5月に片側一車線の道路を直進していたら、前方から来た老害の軽自動車がドンピシャのタイミングで右折してきて正面衝突してZは廃車になりました。私の前にも後にも他の車両はなく、私はその軽自動車を100m手前から認識していましたが、完全に殺しに来るタイミングで右折してきて急ブレーキをかけつつ回避しようとしましたが相手がノーブレーキで完全に車線を塞いだので無理でした。曰く「ぶつかる瞬間まで全く気付かなかった」そうです。
骨盤や左手首が折れ、膝の靱帯も二本切れる大怪我でしたが、懸命のリハビリでまたバイクに乗れるようにはなったのですが、治療が終わらないと慰謝料や車両の損害賠償ももらえないため、不本意ながらしばらくはR1で通勤しなければなりません。
でも、ボックスが無いと通勤には不便なので前にもやっていたタンデムシートにリアボックスを積む加工のやり直しです。
リアボックスはZに積んでいたのでそれも事故でオシャカになったので買い直しました。SHADのSH40。これが私にはベストバイです。
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タンデムシートが安く手に入るならそちらを買って加工の方が良いのですが、もっと安く買える中華シングルシートカウルが転がっていたのでこちらを利用します。どうせ車体もブラックに塗装しちゃったのでもう使いませんしね~
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裏の4本のネジを外せば簡単にベースだけになります。以前も加工したので既にボルト穴が開いていますが、初めてやる方はボックスベースが届いてからやりましょう。
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ボルト穴の間隔はボックスベースの間隔と合わせましょう。そうすれば簡単にボックスベースが付けられます。
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ホームセンターで金折を4つ買ってきて仮留めした状態でボルト穴に合うように穴を開けます。
金折のボルト穴間隔とも合えば最高なのですが、シングルシートカウルのベース側のサイズ的に無理でした。ボルト穴は安定性の為に少しでも幅広く取っておきたいですからね。
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先程のベース側のボルト穴の間隔はここの間隔と合わせてマーキングしてから開けると金折がピタッとハマります。SHADの場合は最初から位置が決められているボルト穴と、左右に自由度のあるボルト穴がありますが、自由度がある方で合わせた方が良いです。そうすれば金折側のボルト穴の位置が多少ズレていても何とかなりますからね。
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金折2本だけでは不安定なので後方側に短い金折を付けて黒い金折を押さえつけさせます。これでちょっとやそっとじゃボックスベースがぐらつくことはありません。
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ここまでくればタンデムシート代わりにボックスベースがカチッとはめられます。ボックスが要らない時やタンデムしたい時はタンデムシートに戻すだけというのが利点ですね。
車種によってはキャリアが似合うバイクもありますが、キャリアって何気に耐荷重が5kgくらいしかないものが多いわけですが、タンデムシートなら人間が乗っても良いくらいなんですから50~60kgまでイケますね♪
まあそんなには積まないですが、ボックスこみで5kgってのはすぐ届いてしまうかと…
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シングルシートカウルのベースだけではガタつくので荷締めバンドでタンデムステップを利用して更に締めておきます。これで万が一にも脱落しない強固なボックスベースが搭載出来ました。
前の画像でスカスカだった前面にはシングルシートカウルから外した前側のパーツをシューグーで付けておきました。不安な方はこちらもボルト付けしてもよいと思いますが、そこはライダーの身体で風が当たらない場所なのでシューグー接着で200出しても外れません。
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荷締めバンドはこんな感じですね。1.5mのものでちょうどでした。
走行中に擦れてカウルが傷付く懸念もありますが、私は気にしませんし、気になる方はバイク便みたいにゴムバンドで締めれば良いかと思います!
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というワケで少なめならコストコの買い出しまで可能な仕様になりましたw
R1での通勤は信号待ちでフレームが熱すぎて夏場とか無理なんですが、慰謝料がもらえてセカンドバイクが買えるまでは我慢ですね~
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