【予防整備】ドライブシャフトO/H RH その１

【平成18年式（2006年式）ＡＳです】

それでは今度は運転席側のドライブシャフト交換していきます。
インボード側のブーツのクランプをマイナスドライバーを使用して外していきます。
この時クランプの向きに注目してください。新しいのを付け替える時に必要です。
助手席側をやって頭がこんがらかったので、マスキングテープに向きと位置を書き留めました。

引き抜く前に、インボードとドライブシャフトに印をつけておきます。
引き抜いた後は古いグリスを拭き取りパーツクリーナーで清掃します。
先ほど付けた印の延長線上でトリポードジョイントとシャフトの先端に印をつけます。
この工程でもって、運転席側のドライブシャフトは2つに分割されます。

続いてアウトボード側のクランプを外します。
インポート側と同じでマイナスドライバーを使って外します。
ここのクランプも向きが大切です。
写真の右手側が運転席側。左手が助手席側です。
ワンタッチクランプの場合、誤って開かないように向きはこの通りになります。

運転席側グリスを拭き取ってみました。
ショップタオルは5枚ほど必要でした(o^^o)
パーツクリーナーでこちらもきれいに清掃します。

プレス機を利用してドライブシャフト、ミッション側のダストカバー（ドライブシャフトダストカバーRH）を外します。
この時インボードを落下させないよう、手を差し伸べておくと良いでしょう。

次はベアリングケースを取り外す工程です。
ケースを取り外す前にスナップリングを取り外す必要があります。
場所はインボードとベアリングケースの間にあります。
マイナスドライバー2本を駆使し取り外します。
外した後はプレス機を使ってベアリングケースを取り外します。
この時もインボードを落とさないよう手を差し伸べておいてください。

ベアリングケースを取り外すと、いわゆる中間ベアリングが見えてきます。
ハブベアリングと異なり、こちらは大変スムーズに外すことができました。

まだまだ続きます。