デュアロジックミッションにＤＣＴフルード！

平成２４年式、１２４８００ｋｍのツインエアです。

ミッションは悪名高き『デュアロジック』ですが、内部構造其の物はマニュアルミッション車と同じです。

ミッションオイルのドレンは分かりやすい位置に有りますが、アルミハウジングにテーパーネジの為、これも慣れたメカニックが作業しないとミッションＡｓｓｙ交換と言う地獄絵図になり兼ねないデリケートな代物です。

排出されたミッションオイルがこちらです。

驚くほど鉄粉でギラギラしておりますが、おそらく新車時から無交換な雰囲気を感じます！(T_T)/~~~

ミッションオイルは７５ＷのＬＶなので、ロイヤルパープルのシンクロマックスと言うＲ３５のＧＲ６やエボⅩのゲトラグミッションに使用するＤＣＴフルードを僕は使用します。

ほぼＡＴＦに近い粘度特性のミッションオイルですが、車種や仕様用途を見極めて使用する事で極めてフィーリングの良いシフトフィーリングや変速フィーリングもたらすオイルです。

極めて高い膨潤作用を発揮するＳＯＤ－１も２００ｃｃ同時に施工しました。
もちろんこちらのオイルにもシナーレックが添加されていますので、油膜強度は折り紙付きです。

こちらはデュアロジックの作動油タンクです。

こちらも真っ黒で新車時から無交換の雰囲気です。

この作動油を使用して動かしている、トランスミッション上部に備わるアクチュエーターが故障するのがデュアロジックの鬼門と言われる部分です。

こちらのオイルの交換は次回の作業でリポートします。