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SKYLINEのブログ一覧

2024年07月12日 イイね!

31年目突入

愛車のスカイラインを新車購入したのが1993年(平成5年)の夏。
そして今年は2024年(令和6年)の夏。
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気が付けば31年目の車検です。

スカイラインを購入した時、大事に長く乗り続けようとは思っていましたけれど、こんなに長く乗り続けられるとは思っていなかったです。
ここまで経年劣化による故障が殆どで突然のアクシデント的な故障や大修理もなく、事故に巻き込まれることもなく運も良かったと思います。

さて、30年経過した車の車検ががやってきたと言う事はアレのタイミングが来たって事でもあります。
10年毎に交換推奨のタイミングベルトの交換時期。
このスカイラインも3回目の交換です。

負担をかける様な無理な走り方もしておらず、この10年間で10万㎞も走ってはいませんが切れてからでは遅いですので交換する事に。
そしてタイミングベルトを交換するという事は、ついでにウォーターポンプを交換するチャンスでもあるので一緒にウォーターポンプも交換する事にしました。
…が、問題発生。
ウォーターポンプを交換するためには、ラジエーターのホースを取り外す必要が出てくるわけで、
ラジエーターのホースもゴム製なので古くなって劣化しているものを再利用などせずに新品交換したいのでラジエータのアッパーホースとロアホースも新品注文しようとしたんです。
そしたら…
「HNR32用ラジエーターアッパーホースはありますが、ラジエーターロアホースの在庫はもうありません…」
とディーラーで言われてしまいました。
いやーどうしよう?って感じですよ。
とりあえず、やむを得ずロアホースだけは今まで使用していたものを再利用する事で話を進めていきました。
ラジエーターのホースを外すという事はLLCも抜けてしまうのでLLCも注文しなくては…
スカイラインに使ってるものは緑のLLCではなく青いSLLC。
8年ぐらい交換不要の物です。まだ交換してから4年しか経過していなくて勿体ないけれど仕方がない…
しかし…ラジエーターロアホース…
BNR32やHCR32用のものが「ラジエーターロアホース HOSE-BOTTOM 21503-72L00」
HNR32用のものが「ラジエーターロアホース HOSE-BOTTOM 21503-04U00」
BBR32やHCR32共通の21503-72L00は在庫があって、HNR32用の21503-04U00の在庫がもうない事は分かるとしても何故BNR32やHCR32用が共通部品なのにHNR32だけが違うのか?
BNR32でもHCR32でも取り回しに不具合が出ないのならばHNR32でも問題ないのでは??
純正のラジエーターだってBNR32、HCR32、HNR32は同じはずなのに。
うーん…なんかすっきりしない。
BNR32用でも使えるのでは?と思ったり思わなかったりした私は
BNR32、HCR32用の「21503-72L00」の新品ロアホースを某ネットサイトから安く入手して
ディーラー車検入庫の時に
「どこにも干渉せず、無理なく取り付ける事が可能だったらこれを取り付けて」
とお願いしました。

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取り外したタイミングベルト、ウォーターポンプ、ラジエーターのアッパーホースとロアホースなど…
タイミングベルトはまだ綺麗な状態でした。ウォーターポンプもなんの不具合もなく…
ラジエーターのホースにはところどころに多少うっすらと亀裂が入っていました。

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問題の?ロアホース形状比較
右側がHNR32用 ラジエーターロアホース HOSE-BOTTOM 21503-04U00
左側がBNR32、HCR32用 ラジエーターロアホース HOSE-BOTTOM 21503-72L00
うーむ…確かに微妙に形が違う。
しかし特に問題なく、どこにも干渉せず、無理やり取り付けたわけでもなく、あっさり21503-72L00が使えました。よかったです。

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ウォーターポンプとラジエーターのアッパー&ロアホース新品取り換え完了(もちろんタイミングベルトも)

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2150372L00装着の状態。どこにも干渉していませんし、接続位置にぴったり。

今回もその他特に問題点はなく、巷で騒がれているヘッドライト検査も古い車なため今まで通りハイビームであっさりクリアし無事車検通過。
…と、ここでそういえばと気が付いてしまった事が。

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タイヤがひび割れてきてたんだった…
そりゃー2017年の7月から2024年の7月…7年も乗っていれば溝も減るしひび割れてきてもおかしくないよね…
お金はないが危険な状態で心配しながら走り続ける事はイヤ…
と言う事で、痛い出費になるけれどディーラーにお願い
「今履いているポテンザS001と同程度のタイヤが欲しい」
「カーショップやタイヤショップ(実店舗)の割引価格よりも安く売ってちょうだい」
日産プリンス頑張ってくれて、そこらのショップよりも安く売ってくれました。

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新しいタイヤはブリジストン POTENZA S007Aです。

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2024年21週(5/20~5/26)製造。
また良いタイヤを履くことができて良かったです。
ちなみにタイヤ圧は2.4kgf(240kpa)になっていました。

余談ですが私の家の近くにある大型スーパー?「コストコ」にも大きなタイヤ販売コーナーがあって
「安いから買いませんか~?」ってよく声をかけられる事があります。
どれぐらい安いんだろう?と思って、
「スカイラインのタイヤサイズのブリジストンのポテンザ…」
って聞いてみたら
「あ、ブリジストンは定価です」
とかなんとか訳の分からない事を言われた記憶が。
全然安くないやん。といいますか、定価って何?
どうやら安くできるのはミシュランとピレリだけらしい…

てなわけで今年も無事、車検通過し定期的に交換する部品やタイヤもリフレッシュできてよかったです。

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エンジンルームを掃除して

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30年間ほぼ変わっていない車内も掃除して

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ワックスがけもしておきました。

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どうでもいい話ですが車検シール…
毎回微妙にデザインが違っているんですよね。
新旧並べて比較してみると気付く程度の違いですが。

ただ今回はデザインの違いよりも法律改正によってフロントガラスに貼る位置が変更となるわけで。

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良いか悪いかは別として見慣れた景色が変わるとなんだか気持ちが悪い…

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運転席から見た今までの風景

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これからの風景
今までは気にならない位置だったのに、運転していると気になる…
RV車やワンボックスカー、軽自動車みたいにフロントガラスが立ち上がっている場合は良いですけれど、かなりフロントガラスの角度がきついスポーツカーだと、その位置の視界も重要な情報源となるわわけで。
明らかに前方の視界を妨げていますよ。
(下手したら標識や信号機が車検シールに隠れて見えない場合も)

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ルールとしては
・運転席側の上部
・できるだけ車の中心から離れた位置
とあるけれど
一方では
「運転手の視野を妨げる場合には、視野を妨げない位置にずらしてもよい」
とも書かれているため、それこそルームミラーの裏側で車両の中心よりも少し運転席側に貼ったとしても良いのでは?
新しい貼り付け位置に車検シールを貼って標識や信号を見落としたりする方がやばそう。
そもそも私の車にはルームミラー周囲に運転支援システムなど何もついていないので今までの位置に貼っても何も問題なかったのに…
うっかり車検を忘れる人にあわせたルールだというのならば尚更意味不明。
愛車を持っている人で車検を忘れる人って普通に考えればいないはず…です。
税金、任意保険、定期点検のお知らせなど、年に何度か思い出すきっかけはあるはず。
社用車、営業車ならば車両を管理している担当の人がいるはずですし。
やむを得ない理由なく車検を通さず乗り続けた場合、即罰金100万円とかルール作れば
「うっかり踏み間違え」する人よりも「うっかり車検忘れ」する人の方が少なくなると思うのですが…

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しかし…2000年ぐらいから全く変わらない風景だなぁ…
昔と変わったのは、子供が免許を取って毎日自宅から私の86に乗って大学に通学しているぐらいな事です。
いつの間にか86は子供に取られちゃいました…
Posted at 2024/07/26 19:01:51 | コメント(0) | スカイライン | 日記
2024年02月21日 イイね!

スポーツカー(STi6)と家族の両立

スポーツカー(STi6)と家族の両立本格的なスポーツ走行ができるし、家族もいる、子供もいる、旅行にも行く、買い物にも使う、どこでも気軽に行けちゃうコンパクトな5ナンバーボディ、雨や雪でも安心感がある。そんなオールマイティに使える良い車です。そしてスバル車だからなのか丈夫。
Posted at 2024/02/21 18:31:22 | コメント(0) | クルマレビュー
2024年02月19日 イイね!

Premiの音質解放

スカイラインにサウンドナビ(NR-MZ200Premi)を移植して1ヶ月ほど経過。
いやーこれ、以前設置していたサウンドナビ(NR-MZ100Premi)の時もそうだったのですが、全ての配線を接続して問題なくナビが作動したり音楽が聴ければ完結…とはいかないんです。
サウンドナビの「Premiシリーズ」を新車購入時にディーラーオプションとしてその車専用に設定済みで入手した人はともかく自分でショップ購入して愛車に取り付けた方々ならばご存じだと思います。
車への取り付けよりも数倍難しいPremi専用音質設定が残っています。
この細かい専用設定を面倒に思ってやらなかったり、どうでもいいや~的に軽く考えて放置してしまうと全くPremiの意味はなく無印のサウンドナビと同じ性能(音質)になってしまうという…
いや多分わざわざPremiを選ぶ人にはそんな使い方をする人はいないでしょうけれど、万が一にもいたら宝の持ち腐れ状態になってしまいます。

私のスカイラインはできるだけ純正仕様にしておきたい為、スピーカーは基本的には新車当時のままです。
正しくは純正スピーカーが嵌め込んである位置に、車体本体や内装等を切った貼ったと改造加工して無理やり大きなスピーカーを取り付けたりしてありません。
スピーカーの寿命が来たら純正スピーカーの取り付け位置に純正と同じタイプの新しいスピーカーを交換取り付けしているだけ。
なので新車購入時と比べて多少スピーカーの性能は良くなっているかもしれませんが基本的には似たような性能のスピーカーが同じ位置に同じ数だけ設置されています。
現在もフロントスピーカーは左右ドアの下の方。リアはリアシートの頭の後ろとリアガラスまでの間にあるスピーカーボードの左右に埋め込み。
スカイラインの純正フロントスピーカーに使われている4×6の楕円型スピーカーも平成初期のバブル時代には国内メーカー含めいくつかのメーカーから販売されていましたが現在は海外メーカーのほんの数社からしか新品販売されておらず。
そういった理由により現在の私の愛車のフロントスピーカーはJBL製のスピーカー(GX642)が取り付けてあります。
リアスピーカーも同一メーカーに揃えてJBL製のスピーカー(GTO629)が取り付けてあります。
純正タイプと同じ形、同じ設置場所に4スピーカー。
大音量で音楽を聞く事は無く、エンジン音と排気音を聞きながらバックミュージック的に小さな音で音楽を流しているだけな事が多いので追加でアンプやウーハーなども取り付けてません。
といいますか、走りを売りにしている車に余分なものを取り付けて車の重量を増やしたくないと言う別の理由もありますが。

なのでほんとにスカイライン純正4スピーカー状態でのPremi設定といっても良いですね。
ただしスピーカーのメーカーやモデルによって実際にスピーカーから出るの音の音質がそもそも違いますので今回は2ドアR32に「GX642」と「GTO629」の組み合わせに限られた設定。
更には、多少私の好みの音に寄った設定となるわけです。

サウンドナビのPremi設定は難しく、普通はサウンドナビ認定ショップ等のプロにお願いして設定するのが基本です。
素人がやろうとしても無茶苦茶な見当違いな設定をしてしまい音が良くなりません。
プロがしっかりとした調整をすると、たとえ配線もスピーカーも完全ノーマル状態、アンプやウーハーなど一切の追加せずに純正ナビからサウンドナビに本体のみ交換しただけでも全く違う良い音に変わります。

ただ…プロに頼んでも取り付けた車専用の音質設定調整に2時間ぐらいかかります。
そして料金は2.5万~3万円ほどかかります。
またプロに頼めば完璧な良い音になるかと言えば、良い音に違いは無いのですが、チューナーによって良い音の基準が多少違ってきますので、どこのショップのどのチューナーに頼んでも調整後の音質が同じになるわけではありません。
ロック好きなチューナーさんだと、なんとなくロックミュージックが聴きやすい音質になりやすいでしょう。
あるいはいつもクラシックを聞いているチューナーさんだと、クラシックを聴いた時に最高の音を発揮する様な音質になりがちでしょう。
調整してもらっても、必ずしもそれが自分の好みの音なのかどうかは分からないという事です。
勿論、調整後に一度音を聞いて、「もう少し〇〇のような音にして欲しい」と自分の好みの意見を言えば、更に微調整してくれるとは思いますが。
好みのスピーカーのメーカーは?そのメーカーのどのモデルのスピーカーの音が好き?と聞いた時に答えがバラけることからも分かるように好みの音質は千差万別なんですよね。

私は運転中に大音量で音楽を聞くわけでもなく、いつも小さな音でなんとなく流行りの歌謡曲を聞いているだけです。
なので腹に響くような重低音は不必要。走行中のロードノイズやエンジン音の中でもヴォーカルの声がよく聞こえるのが良い感じですね。
逆にライヴ、テクノ、トランス、シンセなどは苦手(聞くのを避けたい)な人間です。

NR-MZ200のPremi設定の話に戻します。
Premi用の詳細設定値ですが、先日までスカイラインに取り付けていたサウンドナビNR-MZ100Premiの詳細設定値の記録が残っています。
(車は勿論、配線やスピーカーも当時から変更なし)

実は私、昔の事ですがお客様からお金を頂いて楽器を演奏していた経歴があります。
単独ではなく、オーケストラのような感じで。
なので一般の方より多少は音の良し悪しといいますか本物っぽい音の聞こえ方といいますか…
表現が難しいですね…うーん
コンサート会場など演奏者や歌い手から少し離れた距離or大型スピーカーから聞こえてくる観客席で聞く音ではなく
「まさに演奏している場、目の前で歌い手が歌っている直に聞こえる声」
…というものが本物の音だと思っています。
もっと簡単に言えば、学校の音楽室でピアノを演奏したり吹奏楽部が演奏した時や音楽の時間に歌ったり合唱した時、変な余韻、エコー、反射音は聞こえません。
音楽室の壁がそのような構造になっていますので。
そこで聞こえてくるような音が本当の音だと思っています。
しかし私の子供達を含め最近の人達は、とにかく高音や電子音がキンキン鳴っていて、大きなホールや広い教会の中で演奏しているようなサラウンド最大級な音を好むようです。
今の流行りの歌謡曲もそういう感じの音が多いですからね…

サウンドナビNR-MZ100Premiを愛車に取り付けた時、特別な専用機材は持っていませんがかなり時間をかけて私自身の耳でPremi設定を細かく調整しました。
自分自身で納得するまで設定した後、サウンドナビ認定チューニングショップに出向き
「自分で納得するまで調整しました。設定が全然ダメならばしっかりと設定をやり直して下さい。」
とお願いした事があります。
結果…
「タイムアライメントは完璧」
「フラット状態でこの音質ならその他の設定で悪い箇所もない」
「再調整は不要」
と言ってもらえました。

今回スカイラインに取り付けたNR-MZ200Premiの設定も同じものにすれば、まず間違いはないはずですので、今回は速攻で調整は終了できます。
ただ、やはりNR-MZ100からNR-MZ200にいろいろと性能アップしたため、音楽を聴いてみると100Premiの時と比べて音質の違いが分かったため多少なりの再調整が必要でした。

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Premi専用設定をするためには「Tuning Bridgeカード」を使います。
このSDカードを差し込むと設定の機能制限が解除されて泥沼に嵌るほど細かい設定が可能となります。
因みにこの「Tuning Bridgeカード」は、各サウンドナビ本体と紐付けされています。
購入したサウンドナビ本体と同封されている「Tuning Bridgeカード」のみしか使用できません。
同じMZ200Premi用「Tuning Bridgeカード」をどこかで入手したとしても、違う本体に同封されていた「Tuning Bridgeカード」は差し込んでも認識されず使用できません。
当然ながら、MZ100Premiとか別機種用の「Tuning Bridgeカード」は言うまでもなく駄目です。
なので某オクやフリマで「Tuning Bridgeカード」のみ売りに出ているものを見た事ありますが…
出品者がそれを知らずに出品しているのか、知ってて故意的に出品しているのか分かりませんがあれは使えませんので注意です。
サウンドナビの100や200のPremiも中古で安く購入しやすくなっていますが、もしも考えている方がいらっしゃいましたらその点を注意してください。
逆に言い換えれば安くても絶対に「Tuning Bridgeカード」なしの100Premiや200Premiを購入してはダメです。購入後面倒なことになります。

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「Tuning Bridgeカード」を本体に差し込み認証されると灰色表示で調整不可能だった「Premi用専用「サウンドチューニング」設定項目の文字が白くなりチューニングが可能となります。
設定可能なものは
・EQ…イコライザー
・TA…タイムアライメント
・X'o…クロスオーバー値
です。
とりあえず、取り付けたMZ200Premiの設定を初期化して設定を全てフラット状態にしてあります。

設定に際して使用する音楽は、できれば低音から高音まで満遍なく聞こえるクラシック等のCDが良いのですが私自身は別段そんなものを使わなくても、どこでどんな音がするかよく知っている聞きなれている曲や歌…
例えば何度も何度も聞いた事のあるお気に入りの歌謡曲でも構わないと思います。
その場合、可能ならばスローテンポな歌の方が伴奏や声が良く聞こえるので良いかと思います。
(好きでもない曲を長時間流しながら音質調整してるとすぐ飽きます、眠くなります、苦痛になってきますので…)
しっかり基本調整したうえで、自分好みに味付けを加えて、調整完了した時に自分が聴いていて気持ち良く、長時間聴いていても疲れない音質、自分が納得できる音になればいいんです。
私はそう思います。

まずはTA(タイムアライメント)の設定からです。
簡単に言えば、リスニングポジション(音楽を聴く人の位置)から車両に取り付けてある各スピーカーまでの距離の実測値を入れていきます。
どんな車種でも音楽を聴いている人から取り付けてある全てのスピーカーまでの距離が全く同じなんてことはあり得ない話です。
音を鳴らすスピーカーからの距離が違えば、リスナーの耳に音がたどり着くまでの時間も微妙に違うわけです。
そのままだとどうなるかと言いますと、前後左右あちこちからバラバラに音楽や歌が聞こえてしまいます。

車ではなく実際の音楽ホールやコンサート会場などで音楽や歌を聴く時は、基本的に自分の前方にある舞台の中央一点から全ての音が聞こえてくるはずです。
勿論、その中でも例えばボーカルやドラムセットの音はド真ん中、ベースが左寄り、サキソホンが右寄りから聞こえてくるのは当然ですが。
このタイムアライメントを正確に設定すれば、車の中で聞こえてくるサウンドが車全体からではなく、まるでダッシュボード中央(ナビ本体付近)の内部、もしくはダッシュボード中央の上にステージがあってそこに演奏者やボーカルがいるような感じで音が聞こえるようになります。
なかなか言葉で言い表すのが難しいのですが、当然ながらフロント左右、リア左右の全てのスピーカーから音が出ている訳ですがピタッと一点に音の焦点が合ったといいますか、「ダッシュボードの上で演奏しているよね?歌ってるよね?」という感じになります。

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2ドアのR32で純正位置の4スピーカーを使用しているならばこんな感じになるかと思います。
ただ私はちょっぴり実測定距離とは少し違う値にしてありますが。
また細かい事を言えば音楽を聴いている人がどこにいるか?で少しずつ変わってきます。
設定するリスナーが運転席のみなのか運転席と助手席なのかで変わってきますし、その人の体格(シートの位置)でも距離が変わってきます。
しかし、この設定がしっかり終わればPremi設定の8割は終了したようなものです。

実際に音を聞く前に
X'o(クロスオーバー)をとりあえず軽く設定。
どのスピーカーにどの音域の音を鳴らしてもらうか。
以前チューナーさんに教えてもらったのは基本形として
・ツイーターのカットオフ周波数は…4kHZ~5kHzの間
・ミッドウーハーのローパス(ローカット)は60Hz、ローバス(ハイカット)は12kHz~18kHz
・スロープは-12dB/octか-18dB/octのどちらか
※ローバスの(ハイカット)とスロープは全て揃える

でしたので、疑問を持たずにそのように設定。

そこから各スピーカー特性や形状で丁度良い数値に変更していきます。
私の場合は4スピーカーともツイーターなしの同軸2wayコアキシャルスピーカーなので多少設定が違います。

そしていよいよ、音楽を鳴らしてTA(タイムアライメント)が正確に合っているかを確認。
自分から遠い方は動かさずに、近い方のスピーカーの設定距離を少しだけ遠ざけたり近づけたり。
とはいうものの、同じ車、同じスピーカーのままなので、私の場合実際には変更なし。

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100Premiの時とちょっと音質が違って聞こえたのでクロスオーバー値を微調整。

そして最後にEQ調整。
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できるだけ全ての音域が同じ様な聞き取りやすさになるように。
これはスピーカーによって違います。
更にそれに個人の好みの音質になるようにプラスアルファ。
これが終われば設定は完了。

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基本設定の画面はほぼ初期のまま。
イコライザーも既にPremi設定で音質調整は終わっているのでフラットのままでOK。
一仕事終わった感じで安堵しました。

しかし…ナビはスマートフォン連動、グーグル連携、インターネット接続当たり前…
音楽もアップルミュージックやらスマホの中に入っているものをブルートゥース接続で…
なんてものが車内でも当然のようになりつつある時代に。
手軽さに負けてしまってしっかりとした音質重視のカーオーディオ(カーナビ含む)はもう販売されないんだろうなと思います。
学生の頃(昭和末期頃)、大型カーショップのオーディオコーナーで必死に音質比べをして悩みに悩んでカーオーディオを選んだり…
カセットデッキではなく、CD対応のものに変えたい為に必死に数ヶ月バイトして購入したりしてた時代が懐かしい…
メーカーが拘りを持って作った音質重視のカーオーディオデッキを購入できる最後の時期に来ているかもしれません。

あとオマケ話ですが…

その
Premi機能を使っての設定「EQ」、「TA」、「X'o」ですが、自分が納得する設定にした後は、サウンドナビ本体のメモリに保存されます。説明書にはナビの内部のどこに記憶されるのか書いてありません。昔からあるカーステのラジオ放送局をボタン一つで切り替えられるプリセットメモリーや時計表示(電波式を除く)と同じなのかもしれないですし、そうでないのかもしれません。
ただも、取扱説明書には設定の数値は「メモとして書き残しておいてください」と書いてあります。
そう考えると、例えばバッテリー交換などでサウンドナビへの常時電源が遮断された場合や車を修理するために1週間ほどバッテリーを外したままにされた場合、この苦労した設定メモリはリセットされて消えてしまう可能性があるかもしれないということです。
確かに取扱説明書には各設定数値を書き込んでおくページがあります。
万が一にも設定メモリが消えてしまった時にまたかなりの時間と労力が必要となりますのでメモ書きはしておくのが賢明でしょう。
でも実はPremi設定の「EQ」、「TA」、「X'o」の各設定画面には「User1」「User2」「User3」ボタンがあります。納得いく設定ができたらこのボタンを長押しすることでSDカード(Tuning Bridgeカード)に保存できます。各設定3種類ずつ「Tuning Bridgeカード」内部に保存できます。保存しておけばなんらかの理由でメモリーリセットされてしまった場合でも自分が作った音質設定に一瞬で戻せます。
意外と「設定をTuning Bridgeカードに保存できる」or「設定がTuning Bridgeカードに保存されている」ことを知らない人がいるようですので書いておきます。
(特にプロショップで料金支払って音質設定してもらったら速攻でSDカードに設定を保存しておきましょう)

その②
ダイヤトーンのサウンドナビだけの話になるかもしれないですけれど…
普通はSDカードに音楽データ(WAVEやFLAC)を入れて聞く事が多いと思いますが使用するSDカードによって音質が変わります。
デジタル音楽データなんだからSDカードのメーカーや種類が違っても音なんて変わらないはず…と思っていたのですが実際に音を出して聞いてみると違うから不思議です。
読み込み速度が速いSDカードの方が音が良い場合が多い気がします。
もう一歩踏み込んで話をしますと、
SDカードの違いでは、少し音質が違うかな?程度なのですが…
音楽データをSDカードに入れて聞くよりも、USBメモリやUSB接続のSSDに入れて聞く方が更に良い音に聞こえます。
どうやらSDカードからよりもUSB接続からの読み込みの方が音質が良くなります。
不思議ですね。同じデジタルデータのはずなのに。
でも一度試してみてください。
同じ音楽データをSDカードとUSBメモリに保存してそれぞれ聞き比べしてみてください。
こちらは「え?!」ってぐらい音の違いがはっきり分かります。
Posted at 2024/02/19 18:53:59 | コメント(0) | スカイライン | 日記
2024年02月14日 イイね!

インプの25年経過スピーカー交換

インプレッサにサウンドナビMZ100Premiを設置してから数日経過。
インプレッサは私よりも嫁様と子供たちがメインで乗る車ですので、今までよりも車内に良い音が流れるようになって喜んでいました。
仕事休みの日の時間がある時、私は自宅の駐車場にインプレッサを停車させたまま、どれぐらいの変化があったかしばらく音楽を聴いていたのですが…
「あれ?スカイラインと音が違い過ぎるぞ…」
これが直ぐに感じた感想です。
流している音楽が違うからなのか?と思い、同じCDの音楽をスカイラインとインプレッサで聞いてみました。
もちろん、まだインプレッサ用にPremi設定のサウンドチューニングはしてません。
それを差し引いてもやはり音が…悪すぎる。
低音から高音までのすべての音が聞こえてこない事と、全体的に濁った籠った音。
あれれ??と数秒思ったのですが、答えは直ぐに。
このインプレッサ、1999年に購入して以来、ノーマルスピーカーのまま一度も交換してませんでした…
そりゃ25年経過したノーマルスピーカーでは当然ですよね。

インプレッサワゴンといっても「WRX STi6」。
買い物もできます、家族4人が乗って遊びにも行けますが走りに特化したモデルです。
嫁さんもそんな愛車が大好きで25年間ずっと乗り続けています。
私も可能な限り購入時の性能を維持できるように日常整備をしたり、スバルディーラーやチューンショップでメンテや修理をしてきました。
逆に言えば新車購入時以降、走りに関係ない余分なものを新たに取り付けたりする事は可能な限りしなかったんです。
そんな理由もあって当時の古いカーステのままだったりスピーカーを一度も交換していなかったわけです。
先日、インプ25歳にしてサウンドナビを設置。
車内の景色の一部が変わるなんて我が家ではかなり大きな変化だったわけです。
そんなわけでスカイラインと同様に純正スピーカーが取り付けてある位置に、取り付けてあるものと同じサイズの新品スピーカーを交換取り付けすることに。
流石にそうしないとサウンドナビが可哀想。
とりあえず、フロントドアレバーのところに付いているツイーターはまだしっかり鳴っているのでそのままにしてフロントドア内部とリアドア内部に取り付けてあるスピーカーを交換しようと作業を始めました。

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いやースバルって偉大。スカイラインの何倍も簡単にバラバラになっていく。

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ばらし方の手順とか見ず、初めてのドア内装外しでしたが5分かからなかったです。
姿を現したフロントドアに設置されていた25年モノの純正スピーカーはもっとビリビリに破れているかと思ったのですが、まだしっかりしていました。
スカイラインは10年ごとにビリビリに破れてしまってるスピーカーの交換をしてきたというのにどうして25年経過しても綺麗なの?
スバル品質?でもスピーカーはしっかりケンウッド製。
スカイラインよりもドア内部に雨や砂埃が入ってこない構造なのかな?
25年目で初めてドア内貼り外して内部を見てみたけれど、苔や泥や砂は内部に付着していなかったですからね…
スカイラインは酷いもんです。
日常的に雨の日も風の日も毎日乗り続けていると、3年もすればドア内部は苔で一面緑色に。
砂や泥も溜まってしまいます。
とりあえずインプのフロントドアスピーカーは16cmだと分かったので、直ぐにカーショップに出向いて中級ランクのスピーカーを物色。
中々、手ごろな値段の有名メーカー品がないなぁ…と思っていたところ
ワゴンセールの中に16cmスピーカーが。しかもパイオニア。(TS-C1630Ⅱ)
値段は7800円。完全に新品と言う訳ではなく、どうやら数日間店頭でデモとして音を鳴らしていたものらしい。

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これで十分だと思った私は速攻でこれを購入して帰ってきました。
(あとでアマゾンで値段を調べてみて新品価格が20000円程のものだと知って驚いたのは内緒)

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早速ドアからブラケットごと純正スピーカーを取り外し
純正スピーカーをブラケットから取り外し、新品スピーカーをプラケットに装着します。
ドアに取り付けた時にスピーカーのロゴの向きが正しければ見た目も格好良いのでしょうけど…

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スピーカー裏側にある接続端子がブラケットの雨避けカバー内部に来るように調整してブラケットに取り付け。

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ブラケット裏側の雨避けカバー内部に配線端子は隠れました。
絶対にドア内部が雨水で濡れたりしないとは言い切れませんので。ショートする可能性をできる範囲で低くするためです。

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ドアにはこんな向きで取り付ける事になります。
ロゴがひっくり返っていますが、ドアの内装パネルを嵌めてしまえば見えなくなりますので問題ないです。
また、このスピーカーは取り付け方向が指定されている音の指向性があるものではないので問題はないです。

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ドアに取付完了。ロゴの向きが予定通り?反対ですが見えなくなるのて気にしません。

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運転席ドアのスピーカー交換完了。一切の改造加工無しで交換完了。
同じ様に助手席ドアのスピーカーも交換して完了。

とりあえず、フロントスピーカーの交換は完了して、一段落。
音楽を鳴らしてみたら、直ぐに違いが判りました。
くもった音がすっきりはっきりと高温から低音まで出ていて、余韻の音も聞こえるようになりました。
…が、なんか変な音も混じっている事にも気づいてしまった。
御想像通り、リアスピーカーがまだそのまま純正な訳でして、そこから出ている音がダメダメなままなので
フロントが良い音になった分、悪い音が出ている事が目立つように…
リアはそのままでも…と少し思っていたのですが、リアスピーカーも交換しないと駄目なようです。

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リアドア内部のスピーカーも16cmの同じような純正スピーカーが入っているんだろうなぁと思って
リアドアの内装パネルを外してみました。
そしたら…あれ?あれれ??

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フロントスピーカーよりも小さいスピーカーが取り付けられている…
インプレッサのリアスピーカーはフロントスピーカーよりも小さな12cmでした。
また特価スピーカー探しにショップをまわるかぁと思ったのですが…
いや待てよ?12cmスピーカーの新品…自宅にあった気がする。
自宅の倉庫でガサゴソと探していたら見つかりました。

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これまた2年ぐらい前にショップで特価にて売っていたので購入しておいた12cmスピーカーです。
何故そんなものが?と言いますと、これ、R32のフロントスピーカー部分に取り付けられるスピーカーだったからです。
R32スカイラインのフロントスピーカーは元々楕円型スピーカーなのですが、この(KFC-RS124)スピーカーには一般的な丸形のスピーカーを取り付けるためのアタッチメントも同封されているんです。
スカイラインのフロントスピーカーがもしも突然故障してしまった時の為に購入しておいたものです。

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R32スカイラインのフロント楕円型スピーカーの位置に丸形スピーカーを設置するために必要なのは、このスピーカーの付属品として同封されているこのアタッチメント。
別の言い方をすれば、これさえあれば12cmの丸形スピーカーなら大概どのメーカーのスピーカーでも取り付けられるわけで。
このケンウッドのスピーカー自体には何の拘りもない私です。
だからこのアタッチメントだけ大切に保管しておいて、この12cmスピーカーをインプレッサのリアスピーカーとして取り付けれは手っ取り早い。
インプのフロントスピーカーに取り付けたのはパイオニア製スピーカーなのにリアスピーカーはケンウッドで良いのか?
更にフロントスピーカーはハイレゾ対応のものなのにこれはハイレゾ対応ではないスピーカーなのに良いのか?
そんな考えもあるかもしれませんが、全く問題ないです。良いんです。
今設置されている25年モノの純正リアスピーカーに比べれば、何倍も音が良くなるはず。
それにリアシートにいつも誰かが乗っている訳でもないですしね。
常に乗っているのは運転席の人。そして一緒に乗る事が多いのは助手席の人ですからね。
大事なのはリアスピーカーよりもフロントスピーカーです。
そもそもそういう考えで、純正スピーカーからしてフロントは16cmなのにリアが12cmになっている訳でしょうし。
ついでなのでリアスピーカーも交換してしまう事にしました。

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リアドアからブラケットごと純正スピーカーを取り外してきて、新しいスピーカーと並べてみたところです。
やはり見た目からして純正品とは違いますね。

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ブラケットから純正スピーカーを取り外し、フロントスピーカー同様にスピーカー裏側の配線端子が雨等で濡れたりしない方向にして取り付け。
このスピーカーも取り付け方向が指定されているものではないのでロゴの向きさえ気にならなければ逆さまに取り付けたとしても音質は変わりませんので。

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ドアに取り付けるとロゴが逆さまになりますが気にしない。

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ドアに取り付け完了。

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リアスピーカーも一切の改造加工なしで取り付け完了。
同様に右側リアドアもスピーカーを取り換えて完了。

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25年間頑張ってくれた純正スピーカー。
どうもありがとう。

しかし…スピーカー配線の車両側コネクターやスピーカーからの配線の色に統一性を持たせてほしいものですね。

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自動車メーカーによって車両側コネクターの+端子と-端子位置が違う
そしてKenwood製スピーカー配線の色…黒に白ライン入り配線がマイナス。黒配線がプラス。

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パイオニア製スピーカー配線の色…黒に白ライン入り配線がプラス。黒配線がマイナス。

昔からそうなんですが、メーカーによって違うからちょっと迷うんですよね。
今回もあれ?と思って、テスターで確認しながら取り付けました。
スピーカーの端子に+とか-と書いてあるスピーカーも時々ありますが、車両側のコネクターにはどちらが+でどちらが-か、まず書いてありません。
困った事にスピーカーの場合、間違った方向に接続しても音が鳴ってしまうので間違いに気づかない人もいるでしょう。
しかし間違った方に接続してしまった場合と正しい接続をした場合では、音質が違ってきてしまいます。
音を出した時の振動でスピーカーがどちらに動くかを見て確認とか、テスターを使って確認とかやらない人、もしくはできない人や知らない人は注意です。
まぁ…スピーカー交換するような人なら誰でも知っている事だと思いますが念のため。

4つスピーカーを交換して再度音楽を聴いてみると…
かなり音が良くなりました。

サウンドナビに交換して音の良さにびっくり。
そしてスピーカーを交換して、更に音が良くなってびっくり。

高級オーディオ配線に交換したり、しっかりしたバッフルボードに交換したり、アンプとりつけたり、サブウーハー取り付けたり…
走るための車なのでそんな事までする気は全くありません。
あとはインプレッサ用にサウンドナビの細かなサウンド調整をすれば、更に良い音になるでしょうけど、それは時間がある時にのんびりとやる事にします。
Posted at 2024/02/14 00:11:12 | コメント(0) | インプレッサ | 日記
2024年01月23日 イイね!

インプレッサにナビとドラレコ取付け

スカイラインから取り外したサウンドナビ(NR-MZ100Premi)を直ぐにでもインプレッサにいつ取り付けようかな…
と考えていたら嫁さんが「インプレッサのドラレコの調子が悪いかも…」なんて言い出した。
う~ん…最近立て続けにスカイラインや父親のワゴンRに新しいドラレコを取り付けたけれど
インプレッサも新しいドラレコに交換する必要が出てきたのね…
実はワゴンR用のドラレコを購入した時に安売りしていた事もあって、もしも壊れた時の交換用としてもう1つ同じものを予備として購入してあったんです。

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今回はそれを使えば良いかって事に。

インプレッサに取り付けようとしているカーナビとドラレコは、それぞれ「サウンドナビ」と「AUTO-VOX V5Pro」なのでどちらも同じ機種を車に取り付けた経験があるので説明書を見なくても迷う事もなく取り付けられるわけで。
そしてカーナビもドラレコもGPSアンテナ設置やバック信号配線接続と同じ作業が必要になってきます。
ようするにダッシュボードをバラシての配線加工やAピラーから後部までの内装パネル外し作業をどちらもする必要があるので同時進行で取り付け作業すればかなり効率よく、短期間で完了できるはず。
そんなわけでカーナビとドラレコの取付作業を同時進行で行う事にしました。
とりあえず、一番最初にやるべきことはミラー型ドラレコをインプレッサに取り付けられるか?を調べる事なのですがインプレッサの純正ルームミラーの取り付け部分を調べてみたら…

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あれ?どこかで見たような形に似てる…取り外してみると

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この取付穴の位置…R32と同じでした。
てことは取り付けブラケットNo.122が必要となるわけですね。
そんなわけで、インプレッサにこのドラレコを取り付ける為に用意するものは

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ブラケットのNo.122と、このブラケットに変更しても取り付けられるインサイドミラーカバー(S13用)

そしてサウンドナビを取り付けるにあたっては、譲ってもらったNR-MZ200PREMIは付属品も全て揃っていましたので、取り付ける為に用意するものは、唯一再利用が不可能な

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地デジ用フィルムアンテナのみ。

これらの取り付け時に必要なものを注文し、全て私の元に揃ったので作業を始める事にしました。
その他に必要なものとして、ワゴンRで取り付けたような「おまけ機能」のための4極リレー、ON&OFFスイッチ、タイマー等があるのですが、これらはアマゾンでポチれば翌日には届きますので問題ないです。

…そんなこんなで、注文した物が全て揃ったのでドラレコとカーナビの取り付け作業を開始しました。

ドラレコですが取り付ける車種に対応したブラケットさえあれば、基本的な取り付け作業はスカイラインやワゴンRの時と全く同じですので省略していきます。

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…あっという間にルームミラー型ドラレコ本体はインプレッサに装着完了。
毎度のことながらこのドラレコは見た目も配線もすっきりしていて良い感じです。

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さらにS13用のカバーを取り付ければ取り付け部分の見た目も純正チックに。
この写真はドラレコの電源OFFの状態なのですが、パワーセーブ機能を使えばデジタルミラーとしてではなく普通のルームミラーとしても使えます。
ミラーとしても後方確認が見やすいですね。

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配線やスイッチの取り付けもワゴンRの時と全く仕様にすることにしたので迷う事は何もないです。
ステアリングの下部分のカバーを取り外し…純正オプションボタンのところに「追加シガーソケット電源用スイッチ」と「ドラコレ用電源スイッチ」を取り付け完了です。

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インプレッサのこの位置には、カーナビに必要な車速信号をとれる配線がありますのでついでにそちらの作業。

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緑に黄ラインの配線が車速信号配線です。
この配線にカーナビの車速信号配線を接続します。

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助手席側Aピラーの内装パネルを外して、ドラレコ(ミラー)からの配線をダッシュボードの方まで持ってきます。
同時に、ドラレコ用のリアカメラ配線と後退信号配線、カーナビ用の地デジアンテナケーブルと後退信号配線をリアの方まで持っていけるように準備。
写真はまだ配線の処理していないように見えますが、よく見ると既に通してあります。Aピラーの鉄板の中を配線通してます。

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何本もの配線をブラブラさせておくのは邪魔なので、一気に後ろまで通してしまったところです。
既にリアクォーターガラスのところに地デジアンテナフィルムに貼り付けるケーブル端子が出でいます。やはりフロントガラスにフィルムアンテナを貼り付けるのは目障りですし、地デジのない時代の車には似合わないという事で目立たないリアクォーターガラスに貼りつけることにしました。
その他のドラレコ用のリアカメラ配線と後退信号用配線とカーナビ用の後退信号配線はテールランプ付近まで持っていってあり、後退信号用配線はバックランプ配線に割り込み接続してあります。
写真は一通り配線作業を完了させて外してあったサイド内装パネルを戻したところです。
こちらは助手席側ですが、同様に運転席側のサイドも2本の地デジアンテナ用ケーブルをリアクォーターガラスのところまで持っていきました。

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助手席側リアクォーターガラスに地デジアンテナフィルムを張り付けてケーブル端子も接続したところ。

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同様に運転席側。
この位置なら運転席助手席は言うまでもなく、リア席に座った人でも窓ガラスに目障りな地デジアンテナが貼り付けてある事に気付かないでしょう。
もちろんスモークフィルムが貼ってありますので車外からはアンテナが貼ってあることは見えません。

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センタークラスター部分の作業に入っていきます。
とりあえず、今まで活躍してくれた純正ケンウッド製(GX-505AF2 CDカセットレシーバー)を取り外します。24年間お疲れさまでした…
…というか、20年間バラしたことがないところをバラしたら埃が凄いことに…

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バラバラ~
アッパーセンターポケット(センター上部の小物入れ)まで取り外してしまいました。
ダッシュボード内部の配線処理(ドラレコとカーナビ)を色々とやっちゃいます。

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ダッシュボード上にGPSアンテナを取り付けたくないので
ドラレコとカーナビ用のGPSアンテナはこの辺りに取り付けようかと考え中…

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中を覗き込んでもGPSの上部にあたるところに金属部品は無く、ダッシュボードの樹脂のみ。
前後左右にも近くに金属部品が見当たらない空間ですのでよさげです。
できるだけ前方…フロントガラス寄りのところに2つのGPSアンテナを取り付けました。
その後、カーナビ本体後部にすべての配線を接続して、カーナビを車体に設置。
センタークラスター部分のパネルを元通りに組み付けました。

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父親のワゴンRに装着したのと同じように、純正オプションボタンのところにしっかりと
「追加シガーソケット電源用スイッチ」と「ドラコレ用電源スイッチ」を取り付けました。

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インプレッサスポーツワゴンのリアカメラを車体に穴を開ける等の加工をせずにリアナンバー付近に取り付けられないかと思い色々と配線を車外に出せるところを探したのですが見つかりませんでしたのでやむなく車内に設置する事に。
車内のどこにどのように綺麗に設置するかを悩み出す…

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やはり大き目の純正ハイマウントストップランプが取り付けられているのでこのあたりに設置する事に。
ハイマウントストップランプがあるという事は、ケーブルをそこまで隠して通せる場所があるという事で…

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こんな感じに取り付けてみました。

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配線も目立たず、綺麗に撮りつけられた方かなと思います。
ただ、丁度良い位置の映像を録画するためとリアワイパー可動範囲の高さ調整として、ハイマウントストップランプより少し下側になってしまいますが…

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運転席からリアガラスを見てみる…
ステーを使っている分、カメラ部が大きく見えますが…気にしない。

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外側からは…スモークフィルムが貼ってありますし、空が映り込みますのでカメラの存在はほぼ分かりません。

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ドラレコの電源を入れて作動チェック。問題なくリア画像が映っています。
日時も正確に表示されているのでGPS信号も正常に受信できています。

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ギアをバックに入れるとちゃんと映像が下を向き駐車ガイドラインも表示されるので正常に作動しています。
ドラレコも3つ目の設置となると迷う事もなく素早く作業が終わりますね。

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スカイラインから移植したサウンドナビ(NR-MZ100Premi)も、正常に稼働しています。
このデザイン、GC8やGF8のインプレッサにかなりマッチしている気がします。
今までのケンウッド製より似合っているような気がするのはデザインがシンプルだからでしょうかね。

しかしサウンドナビはタッチパネル以外の物理スイッチが小さくて操作しづらい…
そんなわけで近所のカーステレオに強そうな専門ショップを何店舗かまわって探してたら発見。そして購入。

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「ドラコンⅢ RE-MZ50」定価税抜き6000円。
サウンドナビ用の別売り純正リモコンです。
長い年月ずっと店頭に置いてあったためか、外箱のラベルが多少色褪せてましたが…
勿論新品ですが4000円ちょっとで買えました。
流石に付属の電池は使わず新品のCR2032買って使用する事に。

因みにNR-MZ50~NR-MZ300シリーズまで使用可能なリモコンです。
というか三菱は結局10年以上後継型のリモコンを出さなかったんですね。
これも何年も前から製造してないんでしたっけ?運よく売れ残っていてくれてよかったです。

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NR-MZ100シリーズ、MR-MZ200シリーズ共通のサウンドナビ専用リモコンなのですが
今まで持っていたリモコンはスカイラインで使い続けますので、インプレッサ用のものが購入できてよかった。並べて確認してみましたが当たり前ですけれどやはり同じですね。
両方ともマニュアル車な上にステアリングにAV操作ボタンなんて付いてない古い車種なのでこれがあると大分操作が楽になります。
1日でインプレッサの車内が10年進化した気がします。
現代の車からすれば10年遅れの車の装備なのでしょうけれど(笑

取り付け作業自体は終わりですが取り付けたサウンドナビの100PREMI。
音の設定がスカイライン用になったままなのでインプレッサ用に再調整しなくては…
これがまたサウンドナビのPREMIなだけに拘れば拘るほど時間がかかっちゃうんですよね。
多分3日間ほど悩みながら調整するかも…
未設定の状態でもサウンドナビで音楽かけてみたら嫁さんと子供達は音の良さに驚いてました。
Posted at 2024/01/23 19:22:20 | コメント(0) | インプレッサ | 日記

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