まだ5月と言うのに急に暑くなってきました。
本日の最高気温は30℃
流石にエアコン嫌いでもエアコンを使わないと車に乗れない暑さに…
エアコンと言えば1つ気になる事が…
そもそもカーエアコン用フィルターなどが付いていない時代のスカイライン。
外気導入モードにしていると花粉やPM2.5や黄砂が車内にダイレクトINしてくるわけでして。
そして大型トラックの真後ろを走れば排ガスや黒煙の匂いが、化学工場の近くを走行すれば化学薬品の毒々しい匂いが車内に入ってきます。(一応気休めに自作フィルターなる物は付けていますけどね…)
そんなわけで普段は室内循環モードにしてあります。
が、気付けば室内モードにしていてもダンプが前を走っていると黒煙の物凄い匂いが…化学工場の付近を走れば強烈な薬品臭が車内に入ってきてしまう状態に。
そして外気モード、室内モードに切り替えても送風口から出てくる風の勢いや温度が変わらない…
嫌な予感がして外気&室内切替のボタンを数回押してみてエアインテークアクチュエータが作動している音を確認してみましたが聞こえない…
R32の場合、エアインテークアクチュエータが壊れると「外気導入モード」で固定されてしまいます。
これはもう車内が快適モードに保てず地獄モードになるので放置できません。
R32のエアコン関係のアクチュエータは3つ
・モードドアアクチュエータ(27731-53E00)
送風口を変更するためのアクチュエータ
・エアミックスドアアクチュエータ(27742-77S60)
送風の冷気と暖気を調整する弁を動かすためのアクチュエータ
そして
・エアインテークアクチュエータ(27730-01U00)
内外気切替用のアクチュエータ
その時既にエアインテークアクチュエータは廃盤のため在庫が無いと言われたため約33年間無交換。
ついにこれが壊れてしまったわけです。
割高でも純正品の新品がネットで販売されていないものかと思って調べてみるとあるにはあるけれど10万円以上の値が。
では某オークションで程度の良い中古品はないものかと調べてみると…
出品者自身が知らないのか、故意的になのか分かりませんが
S13用エアインテークアクチュエータをR32も共通部品だと説明して出品しているものばかり。
因みにパッと見でR32用とS13用のエアインテークアクチュエータの形は似ていますが
R32用は(27730-01U00)、S13用は(27730-55S60)と別物です。当然R32には使えません。
残念ながら1週間ほど様子見していましたがR32用の物は1つも出品されませんでした。
となると残る方法は、今愛車に装着されている壊れたエアインテークアクチュエータを取り外して、何とか分解して復活させるしか方法は無いです。
エアインテークアクチュエータが取り付けられている場所はグローブボックスの奥のブロアファンが収まるケースの上。
グローブボックスを外し、ブロアファンを外し…
とりあえず内外気切替の扉が見える状態でエアコンユニットの切替ボタンを押してみて動くかどうかを確認…
…やはりカチッという音は聞こえるけれど作動用モーターが動いていないようです。
そしてブロアのケースとエバボレータの間にエアインテークアクチュエータが何とか見えました。
しかし奥の方で一部部分しか見えません。手が小さくない私ではこの状態で取り外すのは無理…
やむを得ずアクチュエータの姿が良く見えるまで部品を外していきます。
ようやく全体が見えて取り外す事ができる状態になりました。
アクチュエータ自体は3本のネジで固定されているだけですので取り外して室内に持ってきました。
30年物のプラスチック製品ですので割らないように丁寧に爪を外していき内部がどうなっているのかを確認。
やはり通電してみてもモーターが作動しなかったのでモーター交換です。
取り外したモーター
RF-370CNと型番が書かれていましたが、ネットで調べてみたところもう廃盤になっていました。
やむを得ず可能な限り似たような本体サイズ、回転速度、トルクのものを探して購入し取り付けていきます。

元通り組み直して修理完了。
グリスアップ、クリアランスの調整などもして作動テストをしてみると問題なく動きそう。
そして愛車に取り付け。いくつかのパーツを元通りに。
無事、内外気の切り替えスイッチを押すたびに扉が作動するようになりました。
修理をすると、別の調子悪いものを発見してしまうのが古い車のパターン。
ブロアファンも元に戻して、エンジンかけずにブロアファンを回転させてみたら…
あれ?ブロワ廻るとブーーーンと唸り音と、キーーーーンという機械音が鳴ってる。
いつもエンジン音やラジオの音でかき消されていて気付かなかったのかな?
ブロアファンのスイッチを切って回転が止まりかけるとカラカラカラカラ…カラ…
とまで鳴ってる…ああ、これもうブロアファンのモーターの寿命ですね…
ついでなのでブロアファンも新品購入するかーと思ったら…え?純正5万円~10万円とか??
ただの扇風機にそれは出せないなぁとどうしようかなぁと思っていると、無加工、カプラーオン、ボルトオンで交換可能な純正とほぼ同じ形をした社外品ブロアモーターを発見。お値段9000円。
とりあえずこれからの梅雨や真夏の時期にエアコンの風が出ない事態になるとかなりきついので購入しました。
そのままブロアファン装着して修理完了しても良かったのですが…どうせこの場所をバラしているならばと
またしてもお手製カーエアコンフィルターを作って取り付けようかと。
でも作るのが結構手間で時間もかかります…
更にデメリットとしてプロアファンにフィルターを取り付けると、作動音が大きくなる事と、吹き出し口から出てくる風量が物凄く弱くなっちゃうんです。
そんなわけで今回は別の方法でフィルターもどきを取り付ける事にします。
たしか以前、どなたかがこのような取り付け方をしてるのを見た事があるので参考にさせてもらいます。
内外気切替扉があったところ…丁度ブロアファンの上部部分に蓋のようにフィルターを取り付けてみることに。
材料は、台所用レンジフードフィルター。…換気扇のフィルターですね。厚みの違うものを2種類近くのホームセンターで購入。貼り付ける場所のサイズ&形に切り抜いてみる…
そしていろんなフィルターの厚みバージョンを作って試してみる事に。
結果、薄手タイプ(普通タイプ)は薄すぎてスケスケ。ブロアが高速回転して強力な吸引力で吸い続けたらそのうち破れてしまいそう…そうでなくとも湿気や葉っぱや砂が入ってきた時に耐えれない感じ。
とても1年間放置しておくことはできず、何度も何度も破れていないか確認する必要が出てきてしまいそう。
薄手タイプを2枚重ねて装着すると、破れる可能性も心配も減りますがブロアが空気を吸い込むときのかなり抵抗になるらしく、唸り音が聞こえるように。
それならば厚手1枚だとどうかなと試してみたところ、変な音も鳴らないし、吹き出し口からの風量もかなり強く出てきます。
これが良いかな?因みに薄手2枚と厚手1枚を比較してみたら厚手1枚の方が丈夫そうで薄い事が分りました。
と言う訳で厚手タイプのフィルターを貼り付け、その後ブロアファンをしっかり設置しグローブボックスなども元通りに戻して作業終了しました。
ああ、ほんとに梅雨の前に直って良かったです。
また7月に車検がくるなぁ…変なところが壊れてないといいんだけれど…