ここ数日原発関連のニュースが多いです。
・1号機メルトダウンしていた
・実は津波前に冷却機能消失
・2、3号機もメルトダウンの可能性
・東電が工程表を見直し発表
・・・等々
メルトダウン(炉心溶融)の可能性が高いのは以前から言われてましたし、保安院唯一の技術系審議官が事故直後その可能性があると言ってしまったことで更迭までされましたw
なぜ東電はこのタイミングでおそらく把握していた過去の事実を次々と公表してるのか?

実はこれらのニュースに隠れて重大な事実が・・・
「3号機の温度が下がらずホウ酸を注入」
ホウ酸は核分裂反応を連鎖させる要因の中性子を吸収する作用があります。
冷温状態に向け粛々と進むはずのこのタイミングで・・・
・・・・温度が上がる そして・・・ホウ酸注入
これは3号機が臨界の危険性があるということを意味しています。
多くのニュースに隠れていますが、これは重大な項目です。

もし3号機の核燃料が格納容器又は圧力容器の底に溶けて固まった状態で再臨界したら・・
もはやその核分裂反応は抑制は不可能になり、大爆発の危険性があるのです。
もし爆発したら・・・ ・・・これでの水素爆発とはレベルが違います。
規模によりますが、最悪は周辺で働く作業員の多くが死亡し、放射能汚染範囲も現在の比でなく爆発的に拡大します。
この危機的重大ニュースに被せるような情報公開に、思惑があると言うのは考えすぎでしょうか?
幸い、ホウ酸注入後3号機の温度は下がりました。
しかし、ホウ酸の効果が有ったということは核分裂反応の拡大が事実であったことを示してます。
ちなみに、3月14日体調不良で休暇を取り、日テレで3号機爆発の瞬間を生中継でみて心臓が飛出るほどびっくりした賢者は私ですw
今後も変なニュース(情報)に惑わされずに、とりあえず3号機の温度に注目しましょう!
追記 : 19日現在、3号機の温度は順調に下がってきてますし、作業員が入ったという
ニュースからも危機的状況ではないということが判ります。
3号機、水が届かず冷却不能とか言うニュースが一部で流れてますが、もう数日
前のニュースで何を今頃という感じw
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Posted at
2011/05/17 21:55:49