メルセデス圧勝のシーズン、一番メルセデスに土を付けられる可能性があるレースと思われたモンテカルロのレース・・・予選
フリーを見ていると、差は少なくなってるものの、やはりメルセデス優位は変わらないか・・・という状況、ダウンフォースの多いレッドブルがそれに続き、今年の硬いタイヤの被害の度合いが大きいエフェラーリが続く
可夢偉はフリーでセットアップが順調に進んだと言っていたものの、結果に結び付かずマルシアの後塵を拝す。
健闘したのは、トロロッソの2台、逆にウイリアムズなど、パワーで優位なはずのマシンがタイムを伸ばせなかったのを見ると、やはりコース特性はメルセデスユニットのパワーをスポイルしている印象
熱入れの厳しいフェラーリにはメルセデスを倒す速さは無さそうなので、レッドブルに牙城を崩す期待をしたが、結果タイム差をこれまでよりは詰めるも、結局セカンドロー・・・またもリカルドがベッテルを上回り、ベッテルの苦悩は続く・・・
すでにチャンピオンは二人に絞られているので、注目はメルセデスドライバー同士の戦いだが・・・
皮肉にも、この予選で外野のヤジウマ根性を煽る出来事が・・・
Q3一度目のアタックで一番時計を刻んだのはロズベルグ
最終アタックで、二人のポール争いのアタックが始まるも、なんとミラボーでロズベルがブレーキングミスでエスケープへコースアウト・・・運悪くその後ろを走っていたのはハミルトン・・
ロズベルグの処理で、短時間であるがイエローフラッグが振られ、その短い時間に引っかかったハミルトンは最後のアタックを断念・・・
ロズベルグは昨年に続き、ポールをゲット。終了後かなり喜びを表すも、状況を把握し、明らかに不満な態度を示すポイントリーダーのチームメイトを見て、本人も微妙な雰囲気に(^_^;)
今時点、ロズベルグの件が審議対象になっていて結論は出てませんが、ロズベルグがわざとコースアウトしたというデータが出なければお咎め無しでしょう。
明日のレースはスタートでメルセデスを出し抜くドライバーがいるのか?ということと、なんといっても遺恨の始まった雰囲気のチームメイト同士の争いが見どころになります。
2014年 F1 モナコGP 予選結果
順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1分17秒678 1分16秒465 1プン15秒989
2 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分17秒823 1分16秒354 1分16秒048
3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分17秒902 1分17秒233 1分16秒384
4 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分18秒383 1分17秒074 1分16秒547
5 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1分17秒853 1分17秒200 1分16秒686
6 キミ・ライコネン フェラーリ 1分17秒902 1分17秒398 1分17秒389
7 ジャン・エリック・ベルニュ トロ・ロッソ 1分17秒557 1分17秒657 1分17秒540
8 ケビン・マグヌッセン マクラーレン 1分17秒978 1分17秒609 1分17秒555
9 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分18秒616 1分17秒594 1分18秒090
10 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分18秒108 1分17秒755 1分18秒327
11 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1分18秒432 1分17秒846
12 ジェンソン・バトン マクラーレン 1分17秒890 1分17秒988
13 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ 1分18秒407 1分18秒082
14 ロマン・グロージャン ロータス 1分18秒335 1分18秒196
15 パストール・マルドナド ロータス 1分18秒585 1分18秒356
16 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分18秒209
17 エステバン・グティエレス ザウバー 1分18秒741
18 エイドリアン・スーティル ザウバー 1分18秒745
19 ジュール・ビアンキ マルシャ 1分19秒332
20 マックス・チルトン マルシャ 1分19秒928
21 小林可夢偉 ケータハム 1分20秒133
22 マーカス・エリクソン ケータハム 1分21秒732